こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回のテーマは「幸福」になるためには「人間レベル」を上げるのが効果的という内容を本の内容を抜粋、要約しながらレビューしていきます。
※文末に1年間実践した実録も載せております。
お金も欲しいし、楽しいこともしたい!
幸せになりたい!
幸せになるためには「人間のレベル」を上げることが必要じゃ。
なるほど!
♪幸せは〜歩いてこない♪
っていう歌がもありますけどね
(ボクは魚なんですけど)
この本はリベラルアーツ大学の両学長が動画でおすすめしていたので、その場でポチりとAmazonで購入しました。
この本は内容が非常に共感できるのと、著者の書き方が親しみやすく、また文中のイラストや表現もかわいいキャラクターになっていて、かなり読みやすいのでそこは嬉しいポイントです。
また、著者の藤本シゲアキさんの経歴が、
「バンドマン → ホスト → 女性向けの恋愛カウンセラー」
ということで「モテの伝道師」なのではないかと思います。
読んでみても非常にためになりましたし、幸せになるのは、お金とか地位とか名声は必要ないって事を知ることができました。
大前提として、人間のレベルは優劣ではない
著書内では「人間レベル」は人の優劣ではないと記載されています。
あくまで幸福度のレベルであるというわけです。
そして、幸福度のレベルが高いと、人や社会に愛を持って貢献できるというのが人間レベルであると書かれています。
人間のレベルは9段階のフィールドがある
人間のレベルは9段階あり、ざっくり言いますと、
悪い人から良い人の成長段階のようなものですね。
8割の人が不幸でネガティブ?
世の中のいたるところで2:8の法則がありますが、ここでもその法則が当てはまりそうです。
- 2割の人が「気づいているステージ」・・・幸福でポジティブ
- 8割の人が「気づいていないステージ」・・・不幸でネガティブ
※この「ステージ」は本の中の表記になります。
確かに。周りで「幸せ!!」って人はあまりみないですね。
幸せになるには、全体の2割に入らないといけないので、
やはり他の人とは違った考え方、価値観で生きていく必要がありますね。
ビジネスで成功している人でも「気づいてない人」の場合がある
人間のレベルが低い「気づいていないステージ」は、社長さんや政治家など、地位と連動する・・・とは思えないですよね(^^;
もちろん、人間のレベルが高いとお金が稼げたり、出世したりするのにも有用ですが、それだけがお金持ち、出世への方法ではないのです。
つまり、お金や地位を持っている人が人間のレベルが高いわけではありません。
お金持ちとか、仕事が出来る人とか、会社の偉い人でも嫌な奴はいますよね。
気づいてないフィールドの人の特徴
ここでは本書から一部抜粋をして、
こういう人は偉い人でも要注意という例を紹介します。
気づいてないフィールドの人でも、仕事では
・向上心や
文中より。読みやすいように一部構成を変更しています。
・競争心の高さから
・目標を達成して
出世したり独立したりすることがある
気づいてないフィールドの人でも、仕事では役職ついている人間も多く、人から馬鹿にされることを極端に嫌う傾向にある
文中の偉い人でも「ハリネズミフィールド」なのかの見分け方
判断基準としては
「人を見下さないか」
「全ては自己責任である」
とわかっているかである。
仕事は「お金を稼ぐ事が正義」な社会ですので、人間のレベルが低くても成功できてしまうんですね。
ただ、ワンマン社長や、部下の事を考えられない部長など、人を見下している人には社員や部下はついて来ませんね。
自分がこうなっていないか注意も必要ですね。
気づいているステージとは
気づいているステージの人は、幸福度が高く、毎日人生を楽しく過ごせるようになります。そしてこのステージの人は、自分で自分を満たすことが出来ているので、周囲の人に何かを求めるというよりは、感謝や敬意を持って接することが出来るようになります。
要するにこの2つがとっても大事
- 物事は自分で決める
- 感謝や敬意を忘れない
しかし、私が思うのは、人は弱い生き物なので、油断したり、時と場合によって、すぐに気づいていないステージに逆戻りします。
気づいているステージの人は何が違うのか?
気づいているステージの人は”何に気づいている”のでしょうか?
「結局の所、なるようにしかならない」ということです。
世間体や他人の評価を気にするあまり、その期待に答え続けるために、鬱になってしまったりする人は多いです。
自分で行動を選択しているか
気づいていない人は、労働者気質の人が多く、仕事でも言われた事をやるという、いわゆる「自分で選択をしていない」状況になります。そうすると業務量が増えると、鬱になったり、怒りっぽくなったりします。
逆に気づいている人は、行動はどんな事であっても自分で選択するので、例えば業務で問題や本意ではない状況になっても以下の3つを考え、行動する事ができます。
- これは自分にとってどのような学びになるのか?
- これは自分の行動が招いた結果である(原因自分論)
- 自分はどうなりたいのか、そのためにどうするべきか
つまり、他人から指示された事でも、自分事だと思えれば別にOKって事です。
周りの8割の「気づいてない」人は
・他人のせいにしたり
・愚痴や不満を言ったりするだけで
結局自分では行動しない人だったりします。
根本的な考え方が、「自分が決めて行動している」ことに”気づいている”ステージの人とは違うので、話が合わなくなってしまいます。
これは、日本の教育が、言われたことをミスなくやるような人を育てるシステムだったからという側面もありますが、
だからといって自分がその通りに生きていく必要はないのです。
気づいているステージの特徴
気づいているステージは、基本的には自分でやりたいことをどんどんやる事です。
自己肯定感
世間の評価ではなく、自分の評価を高めることです。
そのために、自分はどういう人間か?どういう人生を歩みたいかをしっかり考えて、決意し、そこに向かって行動しなければなりません。
これは色々なビジネス系の書籍でやりかたは書いてありますが、そういった努力から逃げずに、自分で自分を褒められるような努力は必要ですね。
やりたい事をやる(単なるワガママではない)
やりたい事というのは、かしこまった表現をすると「自分の信念」に向かって行動するということです。
これは、他の人からは単なるワガママと思われるかもしれません。
ただ、自己肯定感を高め、幸福度を上げるためには、楽しいことや、ワクワクすることをしなければなりません。
そこから、自身の成長や、自分で選択しているという実感、社会への貢献が生み出されて成果につながるのです。
やりたくない事をやらないメリット
世間体を気にせず、やりたくないことはやらないようにしましょう。
自分が思っているほど、実は周りはあなたの事を気にしてませんし、
世間はそういう殻を破った価値観の違う人材を求めてたりもします。
やりたくない事を止めれば以下のメリットがあります。
- ストレスがなくなる
- 時間や効率のムダがなくなる
- タスクが明確になる
その結果、
「人生が明るくなり → 生産性が上がり → 世界が変わる(幸福感が高まる)」
人生の満足度があがる結果になります。
本質的な意味で、やりたくない事とは
やりたくない事をやらないといっても、サラリーマンだったりすると、業務命令になったりすることもあります。それはストレスが多少かかるかもしれませんが、やりたい事かもしれません。そこの判断がなかなか難しい場合もあると思います。
その判断ポイントは、自分が設定したゴールに関係ないことはやらないということです。
逆に、ゴールが設定されていなければいけないということですね
人はできなかった時の逃げ道や、方向転換の言い訳を作っておきたいので、なかなか具体的な目標を決めません。
よく「3年後に年収○○○万円とかの目標を決めましょう」と言ったオススメが自己啓発本に載っていますが、
これは以下の具体的な行動や努力を洗い出すことになります。
- そのためには、今の会社での行動として、どうなれば良いのか?
そのためには何をすればよいのか? - 今の会社が難しそうであれば転職をする必要があるか。
そのために身につけるスキルは?そのスキルを身につける方法は?
3年間努力し続けることは、誰でもできることではありません。
そこで、自分の好みと相談して、既に3年間実行している事など、既にやっていること、を題材にしていくことが重要だということですね。
【実録】1年間意識してみたら効果が絶大
※最後に余談になりますが、僕がこの本を読んで毎日少しずつ行動した結果・・・
- 人と仲良くなれるようになりました(男女問わず)
- 会社のコミュ力の評価が2→4になりました。
- たまに「気づいてない」人にキレられます(笑)
- 人生の満足度が上がりました!
総合的には、自分の人生を自分で決めているという実感が湧くようになって、自己肯定感が高まり、その結果幸せに生きていけるようになりました(^^)
読書が苦手な方でも、読みやすい本で、
大げさですが人生を変えてくれた一冊でした(^^)
1500円くらいで幸せへの第一歩を踏みだせたのでかなりお得な買い物でした。