こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
僕が最近最もオススメしている携帯電話のプランは「楽天アンリミット」
そのサービスを運営しているのが楽天ですが、
なぜ楽天は携帯ビジネスに参入したのでしょうか?
今回は「楽天の携帯ビジネス参入から、これからの経済」を学んでいきましょう
- 携帯電話は皆が使うサービスなので「ブランド力」が高まる
- 携帯電話は寡占市場なので儲かりやすい
- これからのビジネスで最も重要なものは「データ」である
ブランド力のアップによる事業基盤の構築
1つめは「ブランド力」の向上が見込めます。
ブランド力が高いと何が良いの?
まず「ブランド力が高いと」何が良いのでしょうか?
理由としては「同じ製品ならブランド力が高い方が売れるから」です。
もっと言うと、ブランド力が高ければ、品質が悪くても物が売れます。
ブランドとは「実績がある」「知っている」「信頼できる」という3つの要素から「安心感がある」わけです。
「ブランド力」が大切な理由
- 高学歴、大企業出身などいう「実績」からくる安心感
- 「知っている」企業なので安心感がある
- 確かな技術やから「信頼」をできるので安心感がある
この安心感というものは非常に重要で、
安心感とは、この人の話を聞いてみよう、この人と一緒にいようという様々な行動原理になるのです。
このあたりの「ブランド力」については別の記事によって
携帯ビジネスは安定的な収益の柱になる
金のなる木やで!
携帯キャリアは、docomo、au、softbank、そして楽天と実質4つの企業での寡占市場です。
そして今や携帯電話は必須。特にスマートフォンが無いと仕事や生活が成り立たないと言ってもいいくらいです。
これを、多少競争をしたとしても4社で共存共栄していく形でビジネスを運営できれば、少なくとも赤字になりにくい企業とはいえます。
その裏返しとして、だからこそ総理大臣の菅さんが「もっと企業努力で料金を下げられる」と発言をするわけです。
利用者の行動データを取ることができる
先程、携帯キャリアは安定的に儲かると書きましたが、
そうは言っても、基地局を膨大に立てなければならず「楽天も短期的には大赤字で運営をしていいます」
つまり「新規参入するには非常にリスクが高い」のが携帯キャリアビジネスなわけです。
それでも、楽天が携帯キャリアに参入するのは
いつの時代でも「情報を持っている者が強いという真理」です。
そしてこれからは「ユーザーの行動データ」を持っている企業が強いといわれています
そのデータで最も取りやすいのが「スマホから取るデータです」
なぜユーザーの行動データを持っていると強いのか?
- 人が、どこにいたのかがわかる
- 人が、スマホで何をしているのかが分かる
- 人が、スマホを使っている時間帯がわかる
- 人が、スマホを1日何時間くらい使っているかが分かる
今もっとも可視化しやすい行動データが「スマホの利用からくるもの」なのです。
他にも、楽天ペイ、メルペイ、PayPay、LINE Payといった、キャッシュレッス決済も「そのビジネス自体が儲かるというより、そのデータが生み出す情報」を使って「より大きな利益を生み出すサービスを生み出せる」ということを企業は狙っているのです。
だから、皆がこぞって、個人の行動のデータをとるわけです。
たとえばこんな事ができるようになる
ユーザーの行動データが分かると、
楽天は自社の別のビジネスに活かす事ができるようになります。
具体的な例を考えてみます。
データがあると具体的にできるようになること
- Aさんは、ファッションのアプリを沢山起動している
- Aさんが楽天のアプリを起動したときに、ファッションアイテムをおすすめする
- Aさんは、今まで楽天でファッションを買う気がなかったけど、楽天で買うようになる
【まとめ】楽天が携帯キャリアに参入した3つの理由
楽天が携帯キャリアに参入した理由は・・・
- 楽天という「企業ブランド」を高めるため
- 携帯キャリアのビジネスは「安定的に稼げるビジネス」であるため
- 携帯キャリアを持つことにより取れる「ユーザーのデータ」が儲かるサービスを生み出すために必要なため
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