こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、定期的に話題になる「転売ヤー」は悪いこと?ということについて考えていきたいと思います。
※この記事では「転売・せどり」の意味は同一とします。
先日こんなツイートをしました。
たまに、転売ヤーが問題になったりしますが、
— プラズマコイ@大企業で好きに生きる (@purazumakoi) February 11, 2021
企業でも「売れる商品」を買い占めようとバイヤーは毎日必死でメーカーと交渉してたりします。
世間には意外と短絡的に「転売・せどりは悪い事」と「決めつけ」られがちです。
しかし、必ずしもそうでも無いという事を、
色んな視点から解説していこうと思います。
- 転売・せどりは悪いこと?
- みんなが「転売・せどり」を悪いことだと思う3つの理由
- 「投資、転売」を全てダメだ!と決めつける人は「商売の本質」をしらないだけ
転売・せどりとは?
転売・せどりとは「安く仕入れて、儲かる値段で売る」ということです。
これだけ聞くと「企業がやっている事と同じ」です。
近年では、ネット販売の「転売・せどり」も
- 中古ショップで易く仕入れて、ネットで高く売る
- 楽天で買って、メルカリで売ることにより、楽天ポイント分だけ利益を得る
転売屋は悪徳業者?
日本では「転売・せどり」と聞くとそこから他の連想のイメージが定着しているのが特徴です。
その特徴は「悪徳な業者 = 転売ヤー」というイメージです。
実際は、一般の小売企業も、転売ヤーも「安く仕入れて、高く売る」という同じことをしているのに、なぜ転売ヤーは悪いイメージがあるのでしょうか?
転売・せどりが悪いと思われる3つの理由
結局は個人の価値観の問題
結論としては「自分が正しい、商売はこの手法でのみ許される」という、
「価値観の違い」による所になります。
【倫理観】他人に迷惑をかけてはいけない
他人の迷惑になるような商売をしてはいけない
他人に迷惑をかける転売の代表例として、
記憶に新しいのは「マスクの買い占め」ですね。
まずは「買い占め」によって儲かる仕組みを解説します。
買い占めの儲ける仕組み
- 需要が高騰しているもの(マスク)を市場から全部買い占める
- どこにも売ってないので購入者は、価格が高くても買う
- 買い占めた人が儲かる
- しかし購入者は、定価より高く買うので損をする
仕組みを理解した上で、逆に言うと・・・
他人に大きな迷惑がかからない場合「転売・せどりは許される」と言えそうです。
要するに「買い占め」に当たらず、
人に迷惑を書けなければ「転売・せどり」は許されても良いはずです。
【労働信仰】金は苦労して稼がなければならない
人は他人が儲けていると「ねたみの感情」が発生する
僕も昔、高齢の会社員の同僚から「労働者信仰」の考え方を聞かされたことがありました。
また本やYouTubeでも「古い考え方」として「労働して稼ぐことのみが正解」という考え方が散見されます。
「労働者信仰」の考え方
- 株などで資産形成をするのはギャンブルだからあぶない
- 会社員や公務員、農業など”汗水たらして働く”ことが、稼ぐための手段として正しい(というかそれしか知らない)
また最近は副業が流行っていますが、
副業でも「転売・せどり」は手軽に始められる商売として人気です。
すると「同じ会社員なのにお前だけ儲けているのはズルい」という同僚の妬みをかう事にもなります。
でもそれは、単なる行動できていない人の「負け犬の遠吠え」なわけです。
【権威信仰】大きい企業なら良いけど、小さい個人はだめ
先程「買い占め」をすることが転売ヤーが悪徳業者である理由と書きました。
しかし、買い占めは、国や企業も全然やっています。
大企業の中の人の実体験を基に解説しています
専売の例
- 塩は古くは国が専売としていました
- たばこは「日本たばこ産業」が専売
- 携帯の電波は「ドコモ、KDDI、ソフトバンク」
※楽天も参入しているがまだ弱い
そして、一般の人は気がついていないのですが、
小売業では、メーカーから「売れる商品をなるべく買い占めに近い形で仕入れる」という戦いが日々行われています。
他の店で売ってなければ、
価格競争をしなくていいから、
企業はなるべく「買い占めをしたい」のです。
では何故「企業はOKで個人はNG」なのでしょうか?
それは「イメージの刷り込み」が働くのです。
企業はCMを使ったりしてこの企業は良い企業に違いないという先入観をもたせることができます。
また、人は「長いものには巻かれる」生き物です。
つまり、大きい企業がやっていることは、
「自分が無知なだけで、問題ないのだろう」と勝手に思い込んでくれやすいのです。
「需要と供給」の原理を知らない人は「投資や転売」を全てダメだ!と決めつけやすい
お金は「需要と供給」のギャップに生まれます
資本主義社会の商売は、全て「需要と供給」で成り立っています。
つまり誰かの欲しいものを「たくさん与える人」に価値(お金)が集まるのです。
その意味では「転売・せどり」が必ずしも悪いとは言い切れません。
殆どの場合は、その金額で欲しい人に売っているわけですから問題はないのです。
昔の人や公務員は経済を知らない?
盲目的に決めつけてないでしょうか?
私の父は、新卒から定年まで公務員で「会社員の経験がない人」ですが、
酒、たばこ、ギャンブルにお金を使い、投資は悪だと言い放ち、
投資をしている私と喧嘩をしたこともあります。
プラズマコイの主観ではありますが、
経済について意識する機会が少ない人ほど「転売・せどり」を否定しやすいのではないかと思います。
「転売・せどり」の商材はトレンドの物なので目につきやすい
マスクや、ゲーム機など
「流行り物」は目に付きやすい
これは一般論ですが「出る杭は打たれる」ということわざがあります。
これは「目立つと叩かれやすい」ということです。
Twitterでも有名人であるほど、人の目に付きやすいので炎上しやすいです、ね。
【まとめ】「転売・せどり」をどう思うかはその人次第
「転売・せどり」は
基本的には「商売」をしているだけ
この記事のまとめ
- 「転売・せどり」は基本的には「単に商売をしているだけ」それ自体は悪いことではない
- 買い占めなど、世間の影響もあるため、個人の倫理観により、評価は人それぞれ。
- なんとなくでダメだ!と言う前に一度考えてみよう
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自分の月収をあげるには「転売・せどり」は実際のところ有効な手段だと思います。
貯蓄体質になると、自然にお金が貯まるようになります。