こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は話題の書籍である「人間の器」を読んでみました。
著者の丹羽宇一郎さんは伊藤忠商事の元社長の方で、本書内でもエピソードが沢山出てきます。
著書の中では丹羽さんの考え方が紹介されていますが
丹羽さんの「人間の器」の大きさが如実に現れた書籍となっています。
読了後は、自分の小ささを感じますし、
道を示されたような気がする良書です。
今回は”器の大きな人間”がどんな人なのかを一緒に勉強していきましょう。
- 人間の器が大きな人とは?
- 人間の器はどんな時に大きくなる?
- 具体的には、日々何を意識すればいいのか?
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
人間の器が大きくなる時は「自分を捨てた時」
リーダーは自分を捨てなければならない
人間の器が大きくなる時はどんな時でしょうか?
その人が「他人の事を考える」を持つ時です。
そのため本書には「真のリーダーは、いつでも自分を捨てる覚悟を持っている必要がある」と書かれています。
多くの人は「私情や欲がからんで物事を判断してしまいます」
それは仕方が無いことかもしれません。
だからこそ、その人間の弱さに打ち勝つことが出来る人は「器が広がるのです」
人は自分に打ち勝つ戦いを一生しているんですね。
日々精進していきたいです。
【どっちが正解?】長所を伸ばすか、短所を直すか
あなたはどっち派?
人が成長するためのアプローチとしては2種類あります。
長所を伸ばすか、短所を直すかですね。
本書の例ではスポーツ選手の言葉で「短所を改善するほうが伸びしろが大きくなる」と紹介されていました。
しかし、丹羽さんの意見は(仕事に対しては)短所を改善すれば良いわけではないと示されています。
そのため、人の上に立つ人は「長所と短所」とい決めつけではなく
適材適所を見て、部下の”長所と短所がプラスの方向に働くようにする”ことが大切と書かれています。
マネジメントとは
長所と短所を織り込んで、トータルでプラスになるようにする事
人間はその性質的に”負の側面を見がち”です。
そのため、悪いところの改善に目が行きがちということを心に刻んでおきましょう。
トータルで考えた時に「短所を改善するほうが本当に良いのか?」を問いかけて決断をしましょ。
【人材は宝】ここぞというときに褒められるか
褒め上手は仕事上手♪
言うまでも無く(多くの企業は忘れてるけど)人材は企業にとって何よりの宝です。
そのため、企業にとって2つの人材戦略は企業の根幹に関わることです。
- いい人材を採用する
- 人材を育てる
簡単に言うと”離職率が低く、社員満足度が高い”企業が素晴らしいと言う事になります。
本書では、褒めることの重要性が書かれています。
- 褒められるとモチベーションが上がる
- 褒められると自発的に動き生産性が上がる
日本人は他の国と比較して「自己肯定感が低く」そのためか、
日本は褒めるという習慣がない国として有名です。
【毎日の訓練】美しさと結果は比例する
「清く → 正しく → 美しく」
これが成功のステップ
一流の動作は「無駄のない機能美」があると感じた事はないでしょうか。
プロ野球のプレイや、ゴルフのスイング、職人の包丁さばきなどがそうですね。
これは「力の抜きどころ」が適切だからです。
これは仕事にも通じます。
いつも忙しそうにしているけど、無駄な作業が多くて大した結果に繋がっていない人って周りにいますよね?
そうではなく、大して忙しくない(と感じる)にも関わらず出世していく人もいます。
出世していくのは
大切な事を読み取る力があるから。
企業だと一見して何でこの人が出世したのかな?と思う人もいるかと思います。
それは無駄な力が入っていないからです。
毎日訓練をして、本当に大切な事を実践したから手に入れたスキルなんです。
その事実は覚えておきましょう。
【休養・睡眠】何もしない時の質を上げる
質の高い休養を心がける
人間の最大の休息は「寝る」ことです。
役職がついたりキャリアが上がってくると、担当の業務範囲が広くなり”起きている時間は1分1秒が疎かにできない”と思っている人は多いでしょう。
特に、30代、40代、50代と年を重ねていくと、
人生の残り時間を意識するようになるのでなおさらです。
日本人の睡眠時間はアメリカ、フランス、イギリスなどの、
欧米国に比べて”1時間以上少ない”ようです。
睡眠不足は、心身の不調を引き起こすため
「睡眠負債」と呼ばれています。
睡眠をしっかり取る事が、健康的な生活をおくる上で重要なことは皆さんご存知ですよね。
最近では、スマホの登場によって「常にオンの状態」になりやすい為、
お昼休みの15分の仮眠や、マインドフルネス(瞑想)の有用性が話題になっていますね。
【悩みの理由】分相応になるべきか?
謙虚な気持ちと、向上心のバランスが大切
皆さんは悩みはありますか?
完全に悩みがない人なんてなかなかいませんよね。
悩みというのは、ある意味では「自分に合わないサイズの服を着ようとしている」ということです。
人間は欲望がありますから”あれをしたい、こうなりたい”という欲望への葛藤から悩みが生まれるものですよね。
あの服を来たいから、若々しくなろう、筋肉をつけよう!と努力しても良いんです。
よく言われるのは「分相応な生活をしなさい」という事ですが
本書では「足りないなら努力すれば良い」ということが言われています。
いい車に乗りたい、異性にモテたいなら。
努力をすれば良いのです。
- 本を読んで知識を広げたり、
- 本当に自分が望んでいるものを知ったりして、
自分の欲望に向き合って行動していけば、
結果として人間の器が広がることになります。
【自分がまず行動】期待通りにならないことが多いのは何故?
相手に期待するのではなく、
自分の行動に期待する。
物事って本当に期待通りにいかないものですよね。
期待しても思い通りにならなかったり、何なら裏切られた経験ってないでしょうか?
しかし、それは期待した方に問題があるのです。
本当に”客観的な視点で物事を見られれば”、
目標や着地の”妥当性は見極められる”からです。
期待どおりにならなかったら、
それはチャンス!
他人に期待をすることは悪いことではありませんし、
他人に期待するなと言ってもそれも健全とは言えないですよね。
そこで考えたいのは「自分は人からの期待に答えられているのか?」ということです
!!・・・自分も期待に答えれてないかも
仕事を振る時は、相手の能力を見極めず勝手に期待をするから、お門違いの怒りが芽生えてしまいます。
そのため「相手に期待する前に、まず自分が努力をする」ことが大切です。
具体的には「何をして欲しいかを明確に伝える」
こうすると面白いように結果が好転すると本書では書かれています。
具体的に何をして欲しいか伝えていない場合ってありますよね。
自分が変われば結果が変わります!
【まとめ】自分の行動を変えて、人間の器を大きくすれば人生がもっと豊かになる!
この記事のまとめです。
人間の器が大きくなる7つのポイント
- 人間の器が大きくなる時は「自分を捨てた時」
- 【どっちが正解?】長所を伸ばすか、短所を直すか
- 【人材は宝】ここぞというときに褒められるか
- 【毎日の訓練】美しさと結果は比例する
- 【休養・睡眠】何もしない時の質を上げる
- 【悩みの理由】分相応になるべきか?
- 【自分がまず行動】期待通りにならないことが多いのは何故?
ついつい物事を他人のせいにしてしまうのを、止めて
「今はこれがベストだった」と思うようにしましょう。
そして、もっと良くするためには?という視点で、
自分の行動を変える事が大切だということを本書は教えてくれます。
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
にほんブログ村