プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim
高配当株投資は不労所得の代名詞と言われるくらい有名な投資手法です。
投資元本が多ければ多いほど、勝手にお金が入ってくる仕組みはさながら夜に、こびとさんがせっせとお金を運んできてくれるみたいですね(^^)
今回は高配当株の選び方について解説していきます。
- 高配当株の選び方(実際の高配当銘柄)
- 高配当株の売り時
- 高配当株投資に大切な事は「入金力」
高配当株の選び方
最初に高配当株の選び方です。
高配当株投資の最も恐れることは減配です。
とにかく減配をしにくい会社を選ぶ事が最も重要になります。
- 配当利回りが高い企業を選ぶ
- 業績(利益)が安定している企業を選ぶ
- 過去に減配をしていない企業を選ぶ
- 現金をたくさん持っている
- 配当性向が高すぎない(50%以下が目安)
- 銘柄は複数に分散する
- 優待もついている銘柄はよりお得
これらの条件を見ながら、最終的にはその時の気分で選びます。
銘柄の選定に絶対はありませんので(^^;
配当利回りが高い企業を選ぶ
まず最初に、高配当株ですから「配当利回りが高い企業」を選ばなければなりません。
とにかく高配当株なことが第一条件
個人的な目安は「配当利回りが4%〜7%」くらいです。
例えば、日本の高配当株での代表的な銘柄は「日本たばこ産業(JT)」です。2020/6/14現在の配当利回りは7.17%です。
業績(利益)が安定している企業を選ぶ
次に大切なのは、儲かる企業を選ぶということです。
- 今まで「安定して」利益を上げてきた企業
- これからも「安定して」利益を上げられる企業
例えば「NTTドコモ(9433)」 は安定株の代表的な銘柄です。
ガラケー時代、スマホ時代と来て、今後ドコモが赤字になるイメージが全く湧かない
今後もIT化が進んでいって、5Gの実用化も見込まれる中、ネットワーク網という、テクノロジーを使うためのインフラを握っているドコモの企業価値は更に高まっていくという可能性を感じます。
同じように、KDDIやソフトバンクといった携帯会社もスマートフォン全盛期の今、赤字になるリスクは少ないと予想できます。
だからこそ楽天モバイルも新たに参入して、上記3社に追いつくために必死で投資をしていますね。
過去に減配していない企業を選ぶ
企業によっては、株主還元を重要視していて「減配をしない」という経営方針の会社があります。
そうなると、たとえ配当性向が高くなっても減配をしにくくなります。
累進配当政策を公言していたり、事実上実施している企業に投資する。
累進配当政策・・・つまり配当金をどんどん増やしていきますと宣言することですね!
そんな企業があるなんて!
以下2つの企業に関してはIRの資料で累進配当政策を公言しています。
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
- 三菱商事(8058)
累進配当を実施している企業は、基本的に配当金が伸びていくので、配当利回りが今後も伸びていく事が期待できます。
しかし、どんな企業でも業績が悪ければ配当金はだせないので、その点の注意は必要です。
現金をたくさん持っている企業を選ぶ
例えば「三菱商事(8058)」 は現金及び現金同等物の額が、配当総額を大きく上回っています。
三菱商事は「商社」なので景気に業績が大きく左右されます。
そうなると、状況により赤字になることも懸念されますが、現金等が配当金以上に確保されていれば、一時的な業績悪化でも配当が維持されやすいと考えられます。
でもめっちゃ赤字になったら減配はしそう・・・
現金等や他にも配当の原資と言われている「利益剰余金」の残高もあくまで目安として考えると良いのじゃ。
あくまでも利益がでているかっているから配当を出せるのであって、
利益がでてなかったら、先行きが不透明な場合は配当をだしにくくなるのが経営者の心理ですね。
配当性向が高すぎない(50%以下が目安)
今後、増配を狙う銘柄の場合は、配当性向にも注意をしましょう。
配当性向とは・・・企業が出した利益からどのくらいの割合を配当金として株主に還元しているか?
配当性向は、企業によって異なりますが、とにかく利益以上に配当金を出すことは難しいですよね。
つまり配当性向が100%だったら稼いだ利益を全部株主に還元してしまっているということです。
配当性向が高いほうが配当金がたくさんもらえるからいいってこと?
一般的にはそうとも言えんのじゃ。
企業が稼いだお金は、事業を成長させたり、未来への備えとしても使うべきじゃからな。
配当利回りが高い「日本たばこ産業(2914)」などは配当性向が高めで、今後増配は見込みづらい現状ですが、今くらいの配当を維持してくれれば良いという判断であれば購入するのは有りだと思います。
銘柄は複数に分散する
高配当株投資の場合は一つの株のみに投資するより、複数の株に分散して、減配時のリスクを減らすのが一般的です。
そのため例えば以下の銘柄などを合わせて買うといった方法がおすすめです。
その時、買う銘柄は業界を分けることも重要です。景気によって業績が左右される場合は業界全体にダメージが起きることもあるからです。
- 【たばこ】日本たばこ産業(2914)
- 【不動産】ディア・ライフ(3245)
- 【清掃機器】蔵王産業(9986)
- 【商社】三菱商事(8058)
- 【金融】三井住友ファイナンシャルグループ(8316)
- 【通信】NTT(9432)
- 【通信】KDDI(9433)
- 【リース】オリックス(8591)
優待もついている銘柄はよりお得
日本たばこ産業(2914)、KDDI(9433)、オリックス(8591)などは高配当に加えて株主優待もついているので、統合利回りとしてはもっとお得になりますね。
高配当株の売り時
高配当株の売りどきについてです。
基本的には高配当株は売らない というのが前提ですが、僕は以下の場合は売ることを検討します。
- 株価が買値よりもあがって、売却益により5年分の配当金分の利益がでる時
- 業績の悪化など、今後利益を出し続けるのが難しいと思われる時
- 企業の不正が発覚した時
特に③は事前に予想できない事が多いので、その時は即座に売るようにします。(実際はちょっと迷って売るのが遅れたりしますが、売ります!)
一度不正が明るみにでるということは、見えていない所も含めて、企業体質に問題があるということと、そういう体質は基本的には変えられないという考えから売却をします。
高配当株投資に大切な事は「入金力」
この記事は、富裕層ではなく、一般の方に向けて書いております。
その場合、高配当株投資では「入金力」が大切になります。
高配当投資では基本的には「売らない」投資法なので、
・配当金を再投資するか
・毎月の「収入-支出」をプラスにして投資に回すか
どちらかがとても大切になります。
こうして、投資元本が100万、500万、1000万、3000万と増えて行くことにより、配当金を増やしてより生活を豊かにするという目的に近づいていきたいですね!
長期投資では単利と複利の概念を知っておくと成果に違いがでます。
インデックス投資ならイーマクシススリムが第一候補ですね。
インデックス投資、高配当株投資、どちらもメリットがあります。僕は両方とも実施しています。
30代からアッパーマス層になるステップを解説しています。