こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、今後の成長の期待値が高い
「フロンティア・マネジメント」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「フロンティア・マネジメント」は「コンサルティング」の事業をする会社
- チェックは「IR BANK」で行う
- まずは配当利回りを見る
- 売上(上昇トレンドであるか?)
- 営業利益率(10%以上は欲しい)
- EPS(一株当たり当期純利益)
- 自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 配当金(高いほど良い)
- 配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 営業活動によるキャッシュフロー
- 現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 【まとめ】フロンティア・マネジメントは経営をアドバイスする「コンサルティングファーム」
- 「フロンティア・マネジメント」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「フロンティア・マネジメント」は「コンサルティング」の事業をする会社
「フロンティア・マネジメント」の事業は「コンサルティング」です。
2023年までに「日系大手のコンサルティングファーム」になることを目指しています。
会社の事業支援が仕事です!
企業の経営者は、自身の会社経営に責任がありますが、
社内からの意見だけでは良い経営ができない可能性があります。
そのため、他社や他業種も含めた経験豊富なコンサルティングファームに
事業運営のアドバイスをもらいたいものです。
コンサルティングファームは、企業の業績を成長させることをミッションとしています。
フロンティア・マネジメントの主な3大収入源
- 経営コンサルティング事業(会社経営のアドバイス)
- ファイナンシャル・アドバイザリー事業(M&A支援)
- 再生支援事業(経営再建)
この他、DXソリューション事業、組織の教育事業への拡大も進めています。
お金の貸し借りに関する「中間業務」を代行してくれる企業というのは、多くの企業が重宝してくれそうです。
時価総額は調査時点で「226億円」ということで小型株ですね。
2018年に東証マザーズに上場して、2020年に東証一部に市場変更しています。
今回は「フロンティア・マネジメント」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
チェックは「IR BANK」で行う
今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。
まずは配当利回りを見る
少しずつ増加傾向にはあるが低め
「フロンティア・マネジメント」の配当利回りは0.5〜1%台です。
現段階で高配当銘柄として選定すべき銘柄ではないですね。
配当利回りが低いので売上など業績が成長して、
- キャピタルゲインを狙ったり、
- 今後の配当利回りの伸びを期待できるか
チェックしていきましょう。
株主優待のQUOカードが地味に嬉しい
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株以上300株未満保有 | 1,000円相当のクオカード |
100株保有だと現状の配当金は1000円程度。
クオカードがもらえると思うと、総合利回りが高くなりますね。
しかし、高配当株としては見られないので、今後の業績成長、株価の上昇が狙えるかを見ていきたいとことです。
売上(上昇トレンドであるか?)
成長が毎年加速している!
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「フロンティア・マネジメント」の売上は上昇中。
事業が順調に伸びている事がわかります。
2021年12月期の売上成長率は、会社予想ベースですが25%の上昇です。
実現出来れば好材料です。
営業利益率(10%以上は欲しい)
10%を超え、上昇傾向
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「フロンティア・マネジメント」の営業利益率は10%を超えています。
高い営業利益率を維持しているので、利益体質な事業を営んでいると言えます。
2021年12月期は15%まで上昇の見込みで、更なる利益体質に成長しています。
EPS(一株当たり当期純利益)
上昇傾向、近年伸びています。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「フロンティア・マネジメント」のEPSは近年上昇中です。
特に「株価はEPSが上昇を続ける限り上昇します」
EPSは当期純利益にも連動するので、利益が出れば配当金も増えますよね。
自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。
60%を超えていて問題なしです
「フロンティア・マネジメント」の自己資本率は60%を超えています。
借金も無く利益がしっかり純資産も積み上がっています。
配当金(高いほど良い)
配当金は増加傾向です。
配当はまだまだ少ないですが、増配傾向です。
少しながら、減配も行われるので、
配当維持をするというより、業績に連動して配当金を上下するさせる用に見えます。
2021年12月期の予想は未開示ですが、利益が上がれば増配を思想ですね。
配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%を目安としている模様
「フロンティア・マネジメント」の配当性向は近年は30%をあたりとなっています。
株主還元の意識としては市場平均並みといったところでしょうか。
営業活動によるキャッシュフロー
安定的に稼いでいます
「フロンティア・マネジメント」の営業CFは上場後は安定の黒字。
コンサルティング事業ということで、多少業績に上下がありますね。
しかし近年は営業CFはプラスで推移していて経営としても順調です。
現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
安定的に現金を積み上げている
次に見ていきたい項目は企業が保有する「現金など」です。
「フロンティア・マネジメント」の現金などは営業CFに連動しているように見えます。
まだまだ、安心できる水準ではありませんが、営業黒字を維持できれば問題のない水準ですね。
まだ財務的には積み上げ途中ですね
配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
今の財務状況での配当金の支払い能力はどうでしょうか?
1.5億円くらいは配当金として出しています
投資家としては基本的に、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。
配当を維持するためには、短期的に「利益が悪化しても耐えられる現金」があればよいということになります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。
当期純利益が毎年3億以上はほしい所ですね。
【まとめ】フロンティア・マネジメントは経営をアドバイスする「コンサルティングファーム」
今後の業績拡大に期待!
フロンティア・マネジメントの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | △ | 0.5〜1%台 |
売上高 | ○ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ▲ | 概ね上昇中 |
営業利益率 | ○ | 10%を超えている |
自己資本比率 | ○ | 60%超え |
1株配当 | ▲ | 12円くらい |
配当性向 | ○ | 30%目安 |
営業CF | ▲ | 多少不安定だが黒字 |
現金など | ○ | 当面は問題なし |
総評としては、若い企業ですが営業利益も高めで、
今後の成長期待といったところでしょうか。
「フロンティア・マネジメント」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】現段階では見送りでもOK
この記事の執筆時点では株価は1957円。
株価上昇を狙うなら、チャート的には日足で25日移動平均線を超えていて、買っても良いかもしれませんね。
個人的には1500円くらいで底を打って、上がってきたら買いたいなと言うのが本音です。
※投資は自己責任でお願いします。
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