株式投資・金融知識

【高配当】「ヒューリック(3003)」は株主優待がおトクな評判の高い不動産会社。株価は?今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は、高配当株への投資時に候補銘柄としたい
「ヒューリック」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「ヒューリック」は駐車場の運営会社

公式サイトの「2020年12月期 決算説明資料」より

「ヒューリック」の事業内容は、主に不動産の賃貸と販売です。

ヒューリックの主な収入源

  • 賃貸事業・・・毎月の定期収入がある
  • 不動産販売・・・1回の販売ごとに大きな収入がある
プラズマコイ

概ね3割くらいが賃貸収入で安定。
残り7割の「販売収入」が大きく景気に変動されそう。

また子会社に「ヒューリックリート投資法人(3295)」を保有しています。

不動産会社の中でも攻守のバランスに配慮された優れた事業モデルと言えます。

時価総額は記事投稿時で「8006億円」と業界第4位の企業です。
芙蓉グループの中核企業ですね。こういった歴史的な地盤もある企業です。

今回は今後も配当金を出し続けられる企業なのか?
今は買いなのか?を分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

まずは配当利回りを見る

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

安定企業なので不動産会社としては
配当利回りは下がりがち

「ヒューリック」の配当利回りは最近になって高配当化してきていますが、それでも安定的な事業モデルから人気化していますね。

歴史を振り返ると、配当利回りが4%に近くなったら間違いなく買い場だったと言えます。

プラズマコイ

コロナショック時も振り返れば買い場でしたね。

株主優待が魅力的なヒューリック

対象株数優待品
300株以上
(3年未満保有)
3,000円相当のグルメカタログギフト
300株以上
(3年以上保有)
3,000円相当のグルメカタログギフト2点
(6,000円相当)
公式サイトより

仮に株価が1200円で300株保有だとすると1株36円の配当の場合
3年目以降は「配当+優待の総合利回りは約4.6%」になりますね。

プラズマコイ

300株買って長期保有を検討したい銘柄です

カタログギフトを魅力に感じるなら総合利回りとしては相当魅力的な水準です。
それでは本当に買いか?実際の業績を見ていきましょう。

売上(上昇トレンドであるか?)

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

成長はストップしています

配当金をいままで通り出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「ヒューリック」の業績は回復途中。
コロナでの外出規制や、GoToトラベルの停止など、逆風が吹いています。

そのため、コストカットなどの企業努力ではカバーできず、
業績回復にはもうしばらく時間がかかりそうですね。

営業利益率(10%以上は欲しい)

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

20%を超えている!

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「ヒューリック」の営業利益率は20を大きく超えており驚異の水準といえます。

不動産業界は比較的営業利益率が高いですが、ヒューリックほどの水準を保てている企業は珍しいです。

歴史のある企業でもあり、営業利益率から「儲かるような優位性を持っていること」を感じます。

EPS(一株当たり当期純利益)

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

右肩上がり

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことですね。

個人的には100円くらいが一つの目安です。
「ヒューリック」のEPSは右肩上がりなのがポイントです。

例えEPSが低くても、成長していればそこは好材料となります。

自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

ヒューリック(3003)

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。

プラズマコイ

個人的には自己資本比率60%以上が1つの目安です

「ヒューリック」は自己資本率は、2020年9月期は25%くらいです。
少しずつ自己資本比率が下がってきています。

借入が少しずつ積み重なっていて、今は攻めの経営姿勢を取っています。
ここはリスク要因なので今後注視したい所です。

後述しますが、営業キャッシュフローがプラスなので「このくらいは問題ない」と経営陣が判断しているように予想します。

配当金(高いほど良い)

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

連続増配の銘柄です!
2021年も増配予想

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。
配当的には連続で増配を行っている超優良企業です。

2020年は36円で増配でした。
2021年の配当予想も38円で更に増配です。

プラズマコイ

2021年は他の不動産会社が配当維持を予想するなか
ヒューリックは増配予想をしています。

売上は減っていますが、何気に利益は過去最高を更新中です。
連続増配も十分可能ということですね。

配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

配当性向は結構上がってきました

稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標が配当性向です。
※【目安】業種によりますが、市場平均の配当性向は30%くらい。

公式サイトの「2020年12月期 決算説明資料」より
プラズマコイ

順調に増配していっています。

配当性向は概ね40%くらいまでは予定されています。
それ以降は業績次第といった所ですね。

営業活動によるキャッシュフロー

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

凄い成長力!

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって儲けたお金がいくらになったか?」の数字です。

その会社の事業で「儲ける力」を調べる項目ですね。

「ヒューリック」は、営業CFはメキメキと上昇中です。

現状の勢いですとどこまで伸びるのか?という疑問がでます。
いずれにしろ大きくプラスなので問題ないですね。

現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

ヒューリック(3003)
プラズマコイ

積極的に融資を引いて増加中

次に見ていきたい項目は企業が保有する「現金」です。

基本的に保有する現金は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

「ヒューリック」の現金は全体的には増加傾向です。

現金の増減の主な理由は以下ですね。

  • 駐車場などを立てる土地を買う → 現金減る
  • 長期借入金で現金を手に入れたり → 現金増える
  • 当期純利益で儲かった → 現金増える

事業も拡大しており、現金も含め、財務的な数字がかなり大きくなってきています。

配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

ヒューリック(3003)

今の財務状況での配当金の支払い能力はどうでしょうか?

プラズマコイ

だいたい235億円くらいの配当の支払いですね

高配当株を探している僕たちにとっては、
業績が悪化しても、配当を維持して欲しいものです。

そのため、短期的に利益が悪化しても、耐えられる現金あればよいということになります。

そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「ヒューリック」は現金の保有額や、直近の業績を考えると、
減配リスクは低いかな?と思います。

業績次第ですね。
不動産販売が落ち込まないように推移するかが配当に影響してきそうです。。

【まとめ】ヒューリックはビルの賃貸、販売がメインの不動産会社

プラズマコイ

安定インカム銘柄なので、
高配当株の銘柄として大注目!

ヒューリックの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り優待も合わせて3〜4%台
売上高上昇傾向
EPS(1株利益)連続で上昇中
営業利益率20〜30%と高い
自己資本比率25%くらい
1株配当36円 連続増配
配当性向40%目安
営業CFかなりプラス
現金など増加中
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。


総合的には、今後の「ビルなどの不動産市場」の動向次第ですが、
営業利益率や営業CFがとにかく強くて「魅力的な銘柄」と言えます。

「ヒューリック」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

google ファイナンスより

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】既に株価は回復している

この記事の執筆時点では株価は1188円。

現状でも高すぎるということはないですが、
この1年で株価は回復しきってしまった所がありますので、今後の上昇余地は限定的かと思います。

個人投資家であまり投資資金が無い方は、
100株から少しずつ買っていき、株価がさがってきたら少しずつ買い増して、最終的に300株にする買い方がおすすめです。

※投資は自己責任でお願いします。

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