プラズマコイです(^^)
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今回は「アルテリア・ネットワークス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
「アルテリア・ネットワークス」はインターネット回線を導入する企業です。
マンション用、法人用、一般向けの3分野で事業を展開しています。
マンションの全戸一括導入では国内最王手ですね。
丸紅(8002)の子会社です。
USENグループとは再販業者として提携しています。一般向けはUCOM経由のものが多いですね。
アルテリア・ネットワーク (4423)はインターネット導入会社?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) March 3, 2022
一般、法人、マンションに向けてネット回線導入サービスを提供??♀️
全国規模の光通信ネットワークを保有しています?
業績好調でPER11倍、配当利回り4%以上の高配当銘柄です?✔
「インターネット付き」のマンションを良くみますね
現代ではインターネットは生活インフラとして必須です。
インフラ敷設を担う企業として安定的な業績が見込めますね。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「アルテリア・ネットワークス」はネットインフラを担う企業
- 「アルテリア・ネットワークス」のPER推移を見る
- 「アルテリア・ネットワークス」の配当利回りをみる
- 「アルテリア・ネットワークス」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「アルテリア・ネットワークス」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「アルテリア・ネットワークス」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「アルテリア・ネットワークス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「アルテリア・ネットワークス」の配当金(上昇傾向か?)
- 「アルテリア・ネットワークス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「アルテリア・ネットワークス」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「アルテリア・ネットワークス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「アルテリア・ネットワークス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「アルテリア・ネットワークス」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「アルテリア・ネットワークス」は高配当の安定業績株
- 「アルテリア・ネットワークス」の今後の株価は?買い時かを予想する
「アルテリア・ネットワークス」はネットインフラを担う企業
インターネット接続サービスを提供しています
「アルテリア・ネットワークス」の事業利益は主に「ネット接続サービス」から生み出されています。
「法人向けの専用線・VPN接続」などや「マンション全戸への一括ネット導入」がメインですね。
USENと事業提携をしており、UCOMブランドで戸建て向けサービスや、法人向けのサービスを多数展開しています。
アルテリア・ネットワークスのおもな事業セグメントは3つ
- インターネットサービス
光インターネット接続、IP電話の導入 - ネットワークサービス
法人向けの「専用線、国際専用線/国際海底ケーブル、VPN接続、データセンターサービス」 - マンションインターネットサービス
全戸へ一括型で光インターネット接続を導入
時価総額は調査時点で「668億円」ということで中型株ですね。
PERは11.5倍と少し割安水準です。
今回は「アルテリア・ネットワークス」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「アルテリア・ネットワークス」のPER推移を見る
PER的には割安の水準です。
「アルテリア・ネットワークス」の今のPERは11.5倍。
ここ数年は過去のPERより割安ですね。
過去の水準からいくと割安にみえますが2018年のIPO銘柄でこのくらいが適正と判断されている可能性もあります。
しかし一般的にみてPERが11.5倍なら割安水準なので割安だと判断しても良さそうです。
「アルテリア・ネットワークス」の配当利回りをみる
利回りは上昇中です。
「アルテリア・ネットワークス」の配当利回りは4.34%です。
配当利回りは4%を超えており高配当銘柄といえるでしょう。
配当利回りは毎年上昇しており、今後も場合によっては5%台をつける場面もありそうです。
「アルテリア・ネットワークス」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「アルテリア・ネットワークス」の売上は上昇中です。
毎年少しずつ上昇ができている企業です。
爆発力はないですが、安定して売上をあげられています。
「アルテリア・ネットワークス」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は上昇傾向です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「アルテリア・ネットワークス」の営業利益率は約17%ほど。
営業利益率は高く、さらに上昇傾向にあります。
インフラ事業のため、競合優位性が高く利益率が高い水準にあることがわかります。
この企業の投資判断として重要なポイントですね。
儲かりやすい企業だと言えるでしょう。
「アルテリア・ネットワークス」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは過去最高を突破予定です。
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「アルテリア・ネットワークス」のEPSは2022年は116円の予想。
安定的に上昇できています。
売上も安定的に微増でしたが、EPSも微増を続けている企業です。
「アルテリア・ネットワークス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は上昇中です。
「アルテリア・ネットワークス」の自己資本比率は26%程度です。
有利子負債は多めですが、毎年減少しています。
財務状況は好調に推移していると言えそうです。
今後も自己資本比率は上昇していくことが見込めます。
「アルテリア・ネットワークス」の配当金(上昇傾向か?)
連続増配の企業です
「アルテリア・ネットワークス」は近年は連続増配の企業です。
安定的に増配できていますね。
2022年も1株58円と増配の予定です。
今後も業績と連動して微増を続けていける企業だと思います。
業績も安定推移が見込める企業なので配当も安定上昇が見込めますね。
「アルテリア・ネットワークス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は20%目安です。
「アルテリア・ネットワークス」の配当性向は50%が目安です。
配当性向は高めで株主還元意識が強い企業です。
丸紅の子会社ということもあり、親会社も意識され配当性向が高めだということでしょう。
高めの配当性向ですが、個人投資家としては上手に配当の恩恵にあずかりたい銘柄ですね。
「アルテリア・ネットワークス」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定しています
「アルテリア・ネットワークス」の営業CFは安定プラスです。
キャッシュ・フローは安定していますね。
回線利用料が毎月のストック収入化していると思われます。
今後は契約件数が増えれば安定的に営業CFは増加できますね。
「アルテリア・ネットワークス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「アルテリア・ネットワークス」の現金は2021年終了時は109億円程度です。
高い営業CFを源泉に、現金を増やせる企業です。
しばらくは有利子負債を返済したり、場合によっては設備投資も必要な事業ですが、
長い目で見れば現金を増やしていける企業でしょう。
「アルテリア・ネットワークス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
配当総額は増加傾向です。
「アルテリア・ネットワークス」の配当総額はデータが少ないですが上昇中です。
連続増配銘柄で、今後も配当の維持が期待できる企業ですね。
今後も増加の期待ができる企業です。
「アルテリア・ネットワークス」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は過去最高を毎年更新
「アルテリア・ネットワークス」の当期純利益は右肩あがりです。
利益は毎年上昇しており2022年も最高益を更新予定です。
業績は非常に順調に成長していると言えるでしょう。
素晴らしい企業ですね。
【まとめ】「アルテリア・ネットワークス」は高配当の安定業績株
業績が成長している優良企業です
アルテリア・ネットワークスの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 4.3% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 約17% |
自己資本比率 | ▲ | 約26% |
1株配当 | ○ | 58円 |
配当性向 | ○ | 50% |
営業CF | ○ | 安定推移 |
現金など | ○ | 順調に増加 |
総評としては、業績が右肩上がりで高配当の優良企業です。
ストック収入が見込めることから、ビジネス基盤は安定しています。
今後も安定的に事業を展開していけるネットインフラ企業ですね。
「アルテリア・ネットワークス」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】チャートは下落傾向
この記事の執筆時点では株価は1,323円。
配当利回りが4%以上あり魅力的な水準の銘柄です。
チャート的には下落傾向なのでそろそろ判定できそうだと思います。
1000円〜1300円くらいの株価が買いポイントかと思います。
1000円を割ったら損切りしたほうが良さそうです。
※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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