プラズマコイです(^^)
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今回は「システム情報」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
システム情報は「システム開発」企業です。
保険などの金融業や、流通・サービス業の顧客を中心にのシステムインテグレーション業務を行っています。
事業内容は、ソフトウェア開発、インフラ構築サービス、アプリケーション開発など各種IT関連サービスです。
システム開発において、企画から設計・開発/構築・試験・保守までワンストップで実装できるのが魅力の企業です。
システム情報 (3677)はシステムインテグレータ開発企業🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) July 5, 2022
保険業など各種企業向けにシステム開発を行っています💻
近年は各企業でIT投資が活発で業績は右肩あがり、11年連続増収、増益を達成しています🏋🏾♂️
配当も7年連続増配と上昇を続けています💰📈 pic.twitter.com/cTnzdMDsvi
業績も配当も右肩あがりの企業です
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「システム情報」はシステム開発事業を展開
- 「システム情報」のPER推移を見る
- 「システム情報」の配当利回りを見る
- 「システム情報」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「システム情報」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「システム情報」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「システム情報」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「システム情報」の配当金(高いほど良い)
- 「システム情報」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「システム情報」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「システム情報」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「システム情報」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「システム情報」は11年連続で増収・増益の7連続増配企業
- 【チャートは?割安?】「システム情報」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「システム情報」はシステム開発事業を展開
システム情報の事業サービスは主に4つ
- 業務用アプリ(設計・開発・保守)
- 業務効率改善アプリ(AI、クラウド、RPA)
- コンサルティング(システム開発プロセス改善、プロジェクトマネジメント)
- 情報セキュリティ
保険会社を中心に業務アプリケーションを提供しています。
「システム情報」の事業利益は「システム開発」で生み出されています。
大手企業を中心に他業種の企業に対して業務用のアプリケーションの開発や保守を行っています。
近年はDX関連の需要が多くIT投資も活発で、クラウドを中心に案件が増加しているようです。
時価総額は調査時点(22/7/5)で「223億円」ということで小型株ですね。
PERは19.7倍と一般的には少し割高水準です。
今回は「システム情報」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「システム情報」のPER推移を見る
PER的には過去と比べるとやや割安になってきました。
「システム情報」の22/7/4のPERは19.7倍。
近年の水準と比較するとやや割安の水準ですね。
好業績企業でトレンドのDX関連銘柄ということで、2020年はPER30倍も付けています。
PER的には期待先行の部分も感じますが、力強く業績が伸びているため許容されているということでしょう。
「システム情報」の配当利回りを見る
配当利回りは1.75%と低水準
「システム情報」の配当利回りは1.75%程度。
配当利回りは低水準で推移をしています。
利回りは常に2%を切っており、割安感はありません。
株主優待はクオカード
「システム情報」の株主優待はコンビニなどで使えて便利なクオカードです。
22/7/6時点の株価だと優待利回りは約0.5%になりますね。
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株 | 500円相当 ※継続1年で1,000円相当 ※継続3年で2,000円相当 |
1000株 | 1,000円相当 ※継続1年で2,000円相当 ※継続3年で4,000円相当 |
「システム情報」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は連続で増加中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「システム情報」の売上は上昇傾向です。
素晴らしいですね。常に上昇しています。
ここ2年は成長率も鈍化していますが、順調に成長できており問題ないでしょう。
「システム情報」の営業利益率(10%以上が目安)
営業利益率は4.6%ほどです。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「システム情報」の営業利益率は12%ほど。
営業利益率は高いですね。
IT系の特徴である高利益率な体質の企業です。
さらには営業利益率は毎年上昇しているのも好材料です。
2022年は久しぶりに減少予想なので結果に注意したいですね。
「システム情報」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは少しずつ上昇中です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「システム情報」のEPSは上昇傾向です。
EPSはそこまで高くはないですが、最高値を毎年更新しているのが良いですね。
2022年のEPSは48円と過去最高を更新予定です。
近年は少しずつ自社株買いも行っています。
「システム情報」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は68%程度です。
「システム情報」の自己資本比率は68%程度です。
有利子負債もありますが、有利子負債比率は10%未満で財務的な負担は少ないです。
システム開発会社は設備投資が他業種に比べて少なくてすむので、
小規模のシステム開発会社は自己資本比率が高い場合が多いですね。
財務状況的にも問題なさそうです。
「システム情報」の配当金(高いほど良い)
7年連続増配です。
「システム情報」の配当は7年連続で増配をしています。
毎年2円程度ではありますが着実に増配をできています。
2022年の1株配当は未定ですが増配継続の期待が高まります。
「システム情報」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は35%程度
「システム情報」の配当性向は35%程度が目安です。
2020年から配当性向が30%→35%に引き上げられていることがわかります。
配当性向は市場平均並みで、増配を続けるためには増益継続がカギになるでしょう。
「システム情報」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定的に増加しています。
「システム情報」の営業CFは安定増加です。
2017年以降は毎年営業CFは増加しており、非常に素晴らしいですね。
営業CFが増加し続けている企業は強さを感じます。
「システム情報」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は上昇傾向です。
「システム情報」の現金は2022年で36億円程度。
総資産は70.5億円ほどで、現金比率は51%程度ですね(目安は30%以上)。
現金比率は高く、キャッシュリッチな企業といえます。
現金は溜まっていく一方なので配当性向を少しあげることも可能でしょう。
「システム情報」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は過去最高を更新中です。
「システム情報」の当期純利益は毎年過去最高を更新しています。
2022年も過去最高を連続更新する予定です。
これだけ毎年連続で成長できているということは・・・バリバリの成長企業といえるでしょう。
企業努力もあるでしょうが、システム需要が高いという時代背景を感じます。
【まとめ】「システム情報」は11年連続で増収・増益の7連続増配企業
安心安定の企業です。
システム情報の財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | △ | 1.7% |
売上高 | ◯ | 連続増加 |
営業利益率 | ◯ | 12% |
EPS(1株利益) | ▲ | 連続で増加中 |
自己資本比率 | ◯ | 68% |
1株配当 | ◯ | 7年連続増配 |
配当性向 | ◯ | 35% |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◎ | 現金比率50% |
総評としては、業績好調で好財務な優良企業です。
配当利回りやPERからは割安感はなく、成長企業として期待されている企業と言えそうです。
【チャートは?割安?】「システム情報」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】今はちょうどレンジ相場の真ん中。
この記事の現時点(22/07/5)では株価は942円。
7年連続増配ですが、高配当株でも割安株でもないので、高配当株としては買いづらいです。
今回はテクニカルで判断してみます。
現在は絶賛レンジ相場で、下値のサポートラインは830円ほど。
1,050円をうわ抜けていくと上昇トレンドにいけるでしょう。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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