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【海外売上比率60%】いすゞ自動車(7202)は商用車メーカー。株価は?今は買いなのか?【高配当株】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「いすゞ自動車」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

いすゞ自動車はバス・トラックなどの「商用車メーカー」です。
CMでは「いすゞのトラック」と流れていますし、普段の生活でも大型トラックで「ISUZU」のロゴを見ることが多いです。

乗用車では、TOYOTA、MAZDA、NISSAN、三菱などのブランドの車がありますが、
いすゞは今は乗用車は製造していません。

商用車専用のメーカーと言えます。

特に注目したいのは海外事業ですね。
新興国の需要や、為替影響に注目したい企業です。

プラズマコイ

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「いすゞ自動車」は海外を中心に商用車を製造・販売

出典:公式サイト

いすゞ自動車の主な事業は4つ

  1. CV(Commercial vehicle)
    小型・中型・大型トラック・バスの製造・販売、UDトラックも。
  2. LCV(Light Commercial vehicle)
    1トン積ピックアップトラックなど。
  3. パワートレイン
    ディーゼルエンジン。
  4. ソリューション(商用車のテレマティクス)
    車両の制御コンピュータのデータを読み取り、情報通信でつないで運行管理や動態管理をサポート。
海外売上比率は60%

商用車のメーカーです。

「いすゞ自動車」の事業利益は商用車で生み出されています。

日本国内ではCV(長方形の密閉型の荷台をつけた)トラックがメインですが、
海外ではSUV型のLCV(簡易的な荷台)トラックが人気です。

特に新興国など、日本ほど道が整備されている国は少ないですらでしょう。

CV型イメージ 出典:公式サイト
LCV型イメージ 出典:公式サイト

今後の成長戦略としては売上は維持しつつ、営業利益を高めていく方針です。

出典:中期経営計画より

商用トラックは他に大きな競合がいない(大手では日野自動車くらい)のである程度は市場の需要に沿って業績は推移していくでしょう。

「いすゞ自動車」は「商用自動車メーカー」

荷物輸送用のトラック・バスを中心に自動車本体やエンジンなどを製造・販売する。

海外売上比率60%で為替の影響を受けやすい。

時価総額は調査時点(22/6/25)で「1兆2,097億円」ということで超型株ですね。
PERは9.5倍と一般的には割安水準です。

今回は「いすゞ自動車」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「いすゞ自動車」のPER推移を見る


PER的には過去と比べると多少割安です。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「いすゞ自動車」の今のPERは9.5倍。
過去を見ると標準の水準です。

2020年、2021年はコロナショックの影響で下ブレ、上ブレしていますね。
それ以外は目安は10倍程度です。

「いすゞ自動車」の配当利回りを見る

配当利回りは4%以上になっています。

「いすゞ自動車」の6/24時点の配当利回りは4.24%です。
配当利回りは上昇傾向です。

2022年と2023年は業績好調で配当金も大きくなっています。
投資家には一時要因として見られているか、地合いの悪さを反映して配当利回りが4%以上になっています。

これだけ高配当になるのは珍しいですね。

「いすゞ自動車」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は右肩あがりです。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「いすゞ自動車」の売上は上昇傾向です。

トラックなど、商用車に特化したビジネスを展開しており、
日本の安定需要を業績の基盤として、近年ではタイを中心としたアジア圏の需要が伸びています。

新興国向けの需要分が伸びており、2023年も半導体不足で出荷できていない部分の解消から売上は過去最高の3兆円を突破する予定です。

「いすゞ自動車」の営業利益率(10%以上が目安)

営業利益率は6%ほどです。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「いすゞ自動車」の営業利益率は6%ほど。

過去は9%ほどの営業利益率でしたが、近年はコスト増の影響などから営業利益率はさがってきています。

営業利益率は下がっていますがTOYOTAの営業利益率が7%〜9%あたりであることを考えると同水準なので問題ないと言えるでしょう。

自動車産業はこのあたりの水準ですね。

「いすゞ自動車」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは横ばい推移です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「いすゞ自動車」のEPSは上昇中です。

2023年のEPSは過去最高を更新予定ですが、
概ね横ばい推移を続けています。

そのため、長期的に右肩あがりというわけではなく、
1株利益は長期的に安定しているという印象ですね。

「いすゞ自動車」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は40%程度です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「いすゞ自動車」の自己資本比率は40%程度です。
有利子負債を積極的に活用していますが自己資本比率40%程度を目安に調整しているようです。

2010年を見てみると、業績悪化局面の自己資本比率は26.8%まで下がっていますが、逆に言うとそこからは反転上昇しています。

自己資本比率から財務的な安定感は許容範囲ギリギリですが、
TOYOTAが40%弱であることも踏まえると問題ないでしょう。

「いすゞ自動車」の配当金(高いほど良い)

2022年は大幅増配を達成しています。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「いすゞ自動車」は業績連動で配当金が上下しています。
2022年は業績好調で1株66円と大幅増配しています。

その結果、配当利回りも4%を超えました。

2023年も1株66円と配当額は維持予定です。

「いすゞ自動車」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は40%が目安です

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「いすゞ自動車」の配当性向は中期経営計画に「2022-2024の中期経営計画の平均で40%」と記載があります。

配当性向は40%が目安ですね。
配当性向は市場平均より少し高い程度で標準並みです。

業績連動の配当政策のため、2021年→2022年に配当額が倍増していることを考えると、
数年以内に減配になる可能性は十分あります。

「いすゞ自動車」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは安定的にプラス維持です。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「いすゞ自動車」の営業CFは安定しています

毎年1000億円以上の営業CFを安定的に稼ぎ出しており、営業CFの観点からは安定感を感じます。
商用車の需要やビジネスは安定していることがわかります。

「いすゞ自動車」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

現金は上昇傾向

現金は業績悪化に対する備えや、事業活動の原資になります。
基本的に“現金など”は多い方が良いです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎも良くありません。

「いすゞ自動車」の現金は2022年で3417億円程度。
総資産は2.86兆円億円ほどで、現金比率は11%程度と少なめです。

現金は事業運営に最低限必要なレベルを保有し、
それ以外は積極的に現金を使っていく経営方針のようです。

自動車産業はEVや燃費の良いエンジンなど投資に使うお金も多いのでそこまで現金を貯めていくビジネスではないということが伺えます。

「いすゞ自動車」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は安定推移です。

「いすゞ自動車」の当期純利益は安定推移の傾向です。

2022年の当期純利益は過去最高の1261億円でした。
2023年も過去最高を更新する1270億円を達成予定です。

原材料や輸送コストの上昇をカバーするような売上、為替影響が見込まれており、
業績は非常に好調であると言えるでしょう。

【まとめ】「いすゞ自動車」は安定業績の商用車メーカー

安定業績が魅力の企業です。

いすゞ自動車の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り4.2%
売上高上昇傾向
営業利益率6%
EPS(1株利益)長期では横ばい
自己資本比率40%
1株配当業績連動
配当性向40%
営業キャッシュフロー安定プラス
現金など最低限の保有
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、安定業績のバリュー株です。

自動車産業の企業ではありますが、乗用車と少し異なる部分は、競合が少なく、需要は安定しているところがあります。

強豪が少ないとはいっても、海外企業の参入や、乗用車の企業が商用車に乗り出してくるリスクはあります。
それでも業績推移からも安定感を感じます。

配当金の推移としては安定しているわけではないので、
連続増配企業のような放置して長期保有を出来るような企業ではありません。

一方、短期・中期の売買を行う場合、株価は大きく下げたタイミングから必ずもどしており、株価が下がってきた時は狙い目になりやすい企業でしょう。

【チャートは?割安?】「いすゞ自動車」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】為替影響の業績上ブレに期待。

この記事の現時点(22/06/25)では株価は1,556円。
株価はここ5年の推移をみると株価は高値付近です。

しかし2023年の売上、利益は過去最高を予想されており、為替影響でさらに上ブレる可能性もあります。

その意味では2023年の業績は期待できる企業だと言えるでしょう。

配当利回りは4%と高配当ですが、高配当株というより好業績を期待して買う銘柄といえるでしょう、

※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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