プラズマコイです(^^)
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今回は成長企業「ウェルネスナビ」の財務分析をしていきます。
「ウェルネスナビ」は「ロボアドバイザー」による資産運用サービスを提供する企業です。
ロボアドバイザーという名前で親しみをもたせていますが、
その実は統計から導き出された「最もお金が増える売買を自動で実践する」サービスです。
プラズマコイも昔使っていて、理想の売買を行ってくれる優れたサービスだと思っています。
2020年のIPO銘柄です。
ウェルスナビ (7342)はロボアドバイザー投資の「WealthNavi」を運営しています??
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) January 22, 2022
営業収益は毎年「著しい成長」を遂げており投資家の期待も高い銘柄です??
投資家の注目点は”いつ黒字化させるか”ですね✅
一般家庭での資産運用の需要は高く今後も業績を伸ばせそうだと思っています??⤴
今後、この企業の業績が伸びづつけていくと思います。
- 「ウェルネスナビ」は理想の資産運用を自動で実現してくれるロボアドバイザーサービスを提供
- 「ウェルネスナビ」の配当利回りを見る
- 「ウェルネスナビ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「ウェルネスナビ」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「ウェルネスナビ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「ウェルネスナビ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「ウェルネスナビ」の配当金(高いほど良い)
- 「ウェルネスナビ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「ウェルネスナビ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「ウェルネスナビ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「ウェルネスナビ」は国内最大手のロボアドバイザー資産運用会社
- 【チャートは?割安?】「ウェルネスナビ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「ウェルネスナビ」は理想の資産運用を自動で実現してくれるロボアドバイザーサービスを提供
スマホで簡単に、永遠に資産運用ができます
「ウェルネスナビ」の事業収益はおもに「WealthNavi事業」の取引手数料から生み出されいます。
※執筆時は広告費を積極投入によりまだ赤字です。
個人投資家がウェルネスナビに積立をすればするほど手数料が増加するというビジネスモデルです。
そのため広告費を投じ、たくさんお金をWealthNaviに積立ててもらうことが重要になりますね。
ウェルネスナビの事業は1つ
- ロボアドバイザー事業
ロボアドバイザー「WealthNavi」のサービス運営
時価総額は調査時点で「756億円」と小型株ですね。
時価総額は一時に比べるとかなり下がりました。
PERは赤字なので無しです。
PSRは予想ベースで16倍程度ですね。
今回は「ウェルネスナビ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出せるようになる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「ウェルネスナビ」の配当利回りを見る
無配当の企業です。
「ウェルネスナビ」は現在は配当をだしていません。
グロース期の銘柄ですので株主還元よりも企業成長を優先するフェーズのようです。
「ウェルネスナビ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上(営業収益)は毎年力強く成長中
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
ネットで簡単に資産運用ができる「ウェルネスナビ」
ビジネスモデル的に「既存の銀行・証券会社と顧客が被らない」のが1つの強みです。
日本国民は歴史的に株式などのリスク資産での運用は意識がありません。
しかし現在は国がNISA、つみたてNISAで積極的に投資を勧誘しているので
「資産運用の市場規模としては今後増加していく」ことが見込まれます。
「ウェルネスナビ」の営業利益率(10%以上は欲しい)
赤字なので営業利益率はマイナスです。
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「ウェルネスナビ」の営業利益率はマイナス。
これは広告費を積極投入しているためです。
仮に広告費を除いた場合「営業利益率は34%」です
ある意味いつでも黒字化が可能ということです。
高い営業利益率の秘密は1%の手数料です。
この1%という取引手数料は、ネット証券の優良な投資信託からみるとかなり割高です。
一方、銀行の対面購入に比べればかなり割安です。
ざっくり手数料比較
- ウェルネスナビ:1%
- SBI証券の「SBI・V・S&P500」:0.0938%程度
- 銀行の対面商品:3%以上(商品により異なる)
WealthNaviは手数料が高いのですが、
それでも「簡単設定&完全自動」で運用してくれるので忙しい人や投資初心者を中心に受け入れられそうです。
プラズマコイは個人的にはWealthNaviは使いませんが兄弟には勧めたいサービスですね。
※両親はスマホが使えないので難しいようです。
そのためウェルネスナビ社の株は投資対象になりえます。
「ウェルネスナビ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSはマイナスです
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「ウェルネスナビ」のEPSはマイナスです。
グロース期の銘柄で赤字企業なので問題なしです。
2,3年以内には黒字化してくれるかな?といった感覚で見ています。
「ウェルネスナビ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率はもっと下がってほしいです
「ウェルネスナビ」の自己資本比率は45%です。
金融業としてはまだまだ高いですね。
普通なら自己資本比率は高い方が良いのですが、
ウェルネスナビは個人の現金を預かるのが仕事です。
そのため自己資本比率は低くなるのが妥当です。
そのため自己資本比率は銀行のように10%以下を目指して減少していくのが正しい姿です。
自己資本比率の意味でもまだまだグロース期の企業ですね。
「ウェルネスナビ」の配当金(高いほど良い)
無配当の企業です。
まだグロース期の企業ですので配当は出していません。
「ウェルネスナビ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFはマイナス傾向です
「ウェルネスナビ」の営業CFはマイナス傾向です。
広告費を投入し積極的に投資を行っており、営業CFはマイナスですね。
どこで攻め手を緩めるかは気になる所ですが、
それまでは有利子負債や増資によって事業資金を調達していくでしょう。
「ウェルネスナビ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
事業資金を厚めに積んでいます。
「ウェルネスナビ」の現金は2021年度終了時は100億円程度です。
一時的には広告費の投入などマイナスになることもるかもしれませんが、
基本的には預り金が増えるはずなので現金保有額は増えていくと予想できます。
「ウェルネスナビ」の当期純利益は上昇中か?
毎年赤字ですが問題なしです
「ウェルネスナビ」の当期純利益は赤字続きです。
当期純利益で黒字化するタイミングは2021年か2022年かもっと先でしょうか。
気になる所です。
プラズマコイの現段階での予想では「2022年か2023年での黒字化するかな」と思っています。
また、ウェルネスナビ社の資料では「今後10年で約20兆円〜29兆円ほどはロボアドバイザー市場に流入する可能性」を示唆しています。
仮にウェルネスナビ社のシェアが50%だとしたら
10年後にはウェルネスナビ社の預かり資産は10兆円以上ということになります。
外国の機関投資家に人気の秘密はこの成長ポテンシャルにあります。
【まとめ】「ウェルネスナビ」は国内最大手のロボアドバイザー資産運用会社
高い成長力が期待されている企業です
ウェルネスナビの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | ー |
売上高 | ◎ | 超上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 赤字だが問題ない |
EPS(1株利益) | ー | まだ赤字 |
自己資本比率 | ▲ | もっと下がってほしい |
1株配当 | ー | ー |
配当性向 | ー | ー |
営業キャッシュフロー | ◯ | 問題なし |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては業績が大きく伸びる可能性が高いグロース企業です。
個人投資家にとっての問題は「配当金が無いこと」ですね。
PSRなどの株価指標では割高のため、ボラティリティが高く、
株価の調整局面では平気で株価が半分になることもありえます。
5年、10年と長期で持っていれば勝つ可能性は高いと思いますが、
個人投資家のメンタルだと利益が出ようが損失を抱えようが3ヶ月〜6ヶ月で手放してしまいそうです。
【チャートは?割安?】「ウェルネスナビ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】8%〜10%の損切りルールは入れましょう
この記事の執筆時点(22/1/22)では株価は1,609円。
今はグロース株にとっては相場が悪いので株価が1000円に落ちることも十分あります。
そのうち2000円以上に回復できると思いますが、基本的には上昇トレンドに入ってから買うことをおすすめします。
下落局面で買う場合は勝てる確率が低いので必ず損切り設定をいれておきましょう。
※投資は自己責任でお願いします。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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