株式投資・金融知識

【米国ハイテク株投資】NASDAQ100に投資できる日本のETFは?どれを買えば良いの?QQQとの違いは?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

最近は「米国株投資」もだんだん定着してきているように思います。
バフェットも認めるS&P500指数など日本株よりも「米国株が有望」という意見が多いですね。

今回は米国株指数の中でも特に注目度の高い「NASDAQ100」の内容と、
日本の取引所で日本円でETFを買う場合の銘柄を紹介します。

はじめにこの記事の要約です。

NASDAQ100とはNASDAQ上場の「金融を除いた時価総額トップ100」企業で構成される株式指数


株価が上がりにくい「金融株」を除いているのが特徴です

NASDAQは「米国にある新興企業向けの株式市場」です。
現在は成長企業が多く上場している取引所として有名になっています。

NASDAQ100はNASDAQに上場している企業から成長性が「金融を除いた時価総額トップ100」で構成される株式指数です。

金融株は成長の期待が弱いと見られており、除外されています。
今はハイテク産業の株が多いです。

NASDAQ100の組入銘柄は米国のハイテク企業の組入比率が多い

Npティッカー企業名組入比率
1AAPLAPPLE INC10.89%
2MSFTMICROSOFT CORP10.40%
3AMZNAMAZON.COM INC7.42%
4TSLATESLA INC5.79%
5NVDANVIDIA CORP5.22%
6GOOGALPHABET INC-CL C3.84%
7GOOGLALPHABET INC-CL A3.60%
8FBMETA PLATFORMS INC3.31%
9ADBEADOBE INC2.05%
10NFLXNETFLIX INC1.83%
2021年11月末時点の「NEXT FUNDS NASDAQ-100レポート」より

なぜNASDAQ(ナスダック)100指数が注目されているのか?

5年間の株価上昇率は他の主要指数を大きくアウトパフォームしている

近年はGAFAMなど成長企業の株価上昇が目立ちます

GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)はここ数年で時価総額を大きく上げました。

NASDAQ100の指数はGAFAM企業の組入比率が高く、他の主要指数に比べて大きくアウトパフォームしており人気となっています。

2021年11月末の組入比率をみると、TESLA、NVDAといった企業も登場しています。
つまり株式市場が「成長企業のターン」のときは大きく上昇が期待できます。

未来のことはわかりませんが、
資本主義経済がつづく限り長期的には「成長企業のターン」が続くでしょう。

NASDAQ100の不安材料であった経済危機の時に暴落する可能性も「コロナショックからの大復活」により払拭されました。
それ以降「NASDAQ100連動の商品に投資しておけば間違いない」という意見も多く見られるようになりました。

日本で買える「NASDAQ100連動商品」は買えるの?

NASDAQ100に連動するETFとして有名なのは「QQQ」というNASDAQに上場しているETFです。
経費率も0.2%と低くプラズマコイも米ドルでETFを買う時はQQQを買っています


ドル・・・日本円で買いたいです。。

米国株を買うというのは、少しハードルが高いという場合もあるでしょう。
プラズマコイも東証で売買をしたい時は、NASDAQ100に連動するETFを買っています。

調べたところ2021年12月4日時点で5つありました。
※QQQとの比較も載せます。

コード銘柄経費率
(税込み)
為替ヘッジ通貨取引所・上場日単元口数管理会社
1545NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信0.495なし円建て東証
2010年8月16日
1野村アセットマネジメント
2568上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)
為替ヘッジなし
0.275なし円建て東証
2020年9月24日
10日興アセットマネジメント
2569上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)
為替ヘッジあり
0.275あり円建て東証
2020年9月24日
10日興アセットマネジメント
2631MAXISナスダック100上場投信
(為替ヘッジなし)
0.22なし円建て東証
2021年2月25日
1三菱UFJ国際投信
2632MAXISナスダック100上場投信
(為替ヘッジあり)
0.22あり円建て東証
2021年2月25日
1三菱UFJ国際投信
QQQInvesco QQQ Trust Series 10.22なしドル建てNASDAQ
1999/03/10
1インベスコ

日本円で購入できる東証ETFで最もおすすめなのはどれ?

プラズマコイ

経費率が一番低いのを買うのがおすすめです

日本の証券会社でも東証であれば先程紹介したETFでNASDAQ100連動のETFが購入可能です。
基本的にはどれを選んでもパフォーマンスはほぼ同じになります。

選ぶ基準はは色々ありますが、
プラズマコイが基準としているのは「経費率」が最も低いものです。

【2631】MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジなし)がおすすめ

先程の表のなかでは、最も経費率が低い「2631 MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジなし)」がおすすめです。
購入単元も1単元から買えるので少額からも買いやすいです。
※経費率もほとんどQQQと変わりませんね。

「為替ヘッジ」ってなに?

為替ヘッジとは価額の値動きが「為替相場の影響を受けないように対応すること」を言います。こちらの記事がわかりやすいです。

東証(日本円)でNASDAQ100を買う場合、
為替ヘッジをしないと「円高の場合、為替の差額分を損します」「円安の場合、為替の差額分が利益なります

しかし為替ヘッジ自体にもコストが発生します。
個人的には為替ヘッジなしを選んでいます

【二重課税の対策】QQQより国内上場のNASDAQ100連動ETFのほうがお得?

楽天証券より画像を引用
プラズマコイ

2020年から二重課税を自動で調整してくれる制度ができました

QQQなど外国株の配当金は原則、外国では課税されません(「租税条約」により)

しかし配当金はそのシステム上、現地で課税されてしまいます。
さらに日本でも課税されて「二重課税」となってしまいます。

そのため米国株の配当金は確定申告にて「外国税額控除制度」を申請しないと、
税金を払いすぎてしまう問題があります。

日興アセットWEBサイトで詳しく解説されています。

プラズマコイ

要は米国株やETFの配当金を損しないためには確定申告が必要ってことです。

国内上場のETFや投資信託なら「二重課税の調整」を自動でやってくれる

QQQはあまり配当金は出していないため無視しても良いかもしれませんが、
2020年から「二重課税調整制度」というのができました。

国内ETFを買う場合は、確定申告をしなくても”いい感じに”税金を調整してくれる制度です。
手間を考えると国内ETFを買ったほうが良いかもしれませんね。

今回おすすめしている「2631 MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジなし)」も曖昧な表現ですが
投資信託等の二重課税調整制度の対象となる可能性の高いETF・REITのリストにありました。

対象と考えて良いでしょう。

【まとめ】日本円でNASDAQ100連動ETFを買って資産形成に役立てよう

日本の市場に上場しているETFなら買いやすいですね

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