お金・株式投資

【事業改革】「出前館(2484)」は”フードデリバリー事業”ウーバーイーツより有望?株価は?!今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回はフードデリバリープラットフォームを運営する「出前館」の財務分析をしていきます。
最近は「巣ごもり需要」をきっかけに”出前”事業に勝負をかけていますね。

今後の市況は不透明ですがまずは競合に勝つことに集中している出前館
同業他社にUber Eats(ウーバーイーツ)があります。
こちらのほうが有名ですね。

他に「menu、fineDine、foodpanda、楽天デリバリー」などが競合として有名ですが、まずはUber Eatsがターゲットになりそうです。

今後のフードデリバリーで国内1位の企業に上り詰めるため投資を重ねている出前館。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのか、確認していきましょう。

プラズマコイ

出前館は今後フードデリバリーのシェアを取れるのか?

「出前館」はフードデリバリーの会社。今は成長フェーズの真っ最中

公式サイトの決算説明資料より
プラズマコイ

加盟店が増加していて、赤字垂れ流しで新規をとっている時期。

「出前館」の事業利益は主に「出前館のサービス利用料・配達代行手数料」で生み出されています。

現在は”出前”を頼む人が増えています。
その配送料での収入が非常に伸びていますね。

次に、出前館のビジネスモデルを見ていきましょう。

出前館のビジネスモデルの特徴

  1. 「出前館」を使うことによる手数料が10%
  2. 「出前館」を使う際、ドライバーが配達を代行する場合手数料が25%
  3. 「出前館」はドライバーの「配達品質」を重視している。

また、出前館は「加盟店が多い」のが特徴です。
6/25のIRで「7.4万店舗」と発表されています。

加盟店はほかの競合も毎日のように増えていますが、出前館の加盟店が増える速度はほかを圧倒しています。

「出前館」は加盟店を増やして、利用者数がものすごく増えている。

出前館のセグメントは2つ

  1. 出前館事業(売上の9割)
    出前館のサービス。メイン事業
  2. 通信販売事業
    飲食店向けに焼酎などの通信販売を行っていますが、現在はかなり縮小気味

時価総額は調査時点で「1519億円」ということで中型株ですね。
PERは赤字なのでマイナスです。今は投資時期で、会社として勝負をかけている時期です。

今回は「出前館」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 今後、配当金を出せる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

「出前館」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当は出していましたが、最近は投資に勝負をかけているので配当は停止中

「出前館」の配当利回りは最近は無配です

このブログでは基本的に優良企業の財務分析をしていますのであまり見ないタイプの企業です。
過去に配当をだしていて、今は出していないというタイプです。

株主還元の意識はある会社だと言えますが今は出さないといった姿勢ですね。
確かに今は配当を出している場合ではありません。

しかし優待があるので優待利回りだと結構な魅力があります。
株価が1750円なら優待利回りは4%となります。

プラズマコイ

優待利回り4%は魅力だが、お得かは今後の株価次第か。

株主優待は「出前館」で使える優待券

対象株数優待品
100株以上(3年未満保有)年間7,000円相当の優待券
100株以上(3年以上5年未満保有)年間8,000円相当の優待券
100株以上(5年以上)年間9,000円相当の優待券
詳細はこちらの公式WEBサイトにて

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • 今後キャピタルゲインを狙えるか?
  • 今後の配当再開が期待できるか?

チェックしていきましょう。

「出前館」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

売上高の成長率はなんと2.8倍の予想

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「出前館」の売上は、近年は急上昇中。
特に2020年は、デリバリー需要からすごい成長でしたね。

LINEと資本提携してLINEデリマを取り込んだりと、売上はとにかく成長しまくっています。

プラズマコイ

毎日のように、新規だと割安で利用できるクーポンが送られてきます

今はユーザーの新規獲得フェーズですね。
広告や割引を駆使して一回体験してもらおうということです。

売上さえ上がれば、将来的には成長フェーズが一段落したタイミングで広告費をさげて利益確保ができるというわけですね。

出前館はLINEと資本提携をしたことにより、ソフトバンクグループの一員となりました。

PayPayの新規開拓などソフトバンクグループの営業力は業界でも定評があるので、出前館もソフトバンクGの営業力を使って今後も加盟店を増やしていける可能性は十分あります。

「出前館」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

従来は15%と高い営業利益率でした。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「出前館」の営業利益率はもともとは15%ほど。高い水準でした。
しかし今は完全に赤字ですね。

この赤字がどこまで続くかが1つのポイントになってきます。
しかし、今は成長フェーズなので、米国のハイテクグロース株のように、赤字でもそれ自体は気にする必要はないと思います。

「出前館」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

EPSは低い。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「出前館」は歴史的にみてもEPSは非常に低い企業ですね。

今後EPSが高まってくれば株価もあがってきますが過去からは良い企業とは言えません。
今後に期待といった状況です。

「出前館」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は減少中

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「出前館」の自己資本比率は減少中です。
2020年にLINEと提携した際に増資して自己資本比率はあがっていますが、直近決算では50%代におちています。

しかし、有利子負債はゼロで借金はしていません。
当面の運営資金300億をLINEから調達していますね

財務的にはこの1、2年が勝負と言った所です。
この1、2年である程度は採算の目処がたたないと厳しくなってきます

「出前館」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

配当金は2019年を最後に無配に

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「出前館」の配当は近年はストップ中。

もともとは配当をだしていましたが、今は企業の成長に集中ですね。
利益がでてこればそのうち復配すると思いますので、もともと株主還元の意識は高い企業というところをポイントとして留意しておきましょう。

「出前館」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

歴史的には最終的には20%くらいでした。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※【目安】業種によりますが、市場平均は30%くらいです。

「出前館」の配当性向は配当をだしていたときの最終は20%。
今後、業績が安定してきたら20%〜50%の配当性向をターゲットされる可能性が高いと思います。

「出前館」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

今は大幅なマイナス

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「出前館」の営業CFは直近は大幅なマイナス

投資が先行ということで2020年度はマイナス14億でした。

キャッシュが尽きる前に黒字転換が期待されます。
当面はLINEから調達した300億があるので、マイナス14億円くらいは大した事はありません。

「出前館」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

戦うための軍資金は問題なし!

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「出前館」の現金はLINEからの資金調達により増加。

しかし、直近決算(2021年8月期 第3四半期決算)では150億くらいと半分になっています。
そのほとんどは広告費に投下されています。

今後も同じペースで投資をするなら、どこかで資金調達が必要ですね。

「出前館」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

過去は1.5億くらいの配当総額がターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

配当を維持するためには「短期的に利益が多少悪化しても配当を支払える現金」があればよいということになります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「出前館」は直近では配当金は1.5億円くらい。
復配をした際のターゲットになるのはこの水準です

しかし発行済み株式数が2020/8時点では約8500万株で、増資前の約2倍になっています。

過去と同じくらいの配当金を出すためには、
配当総額は3億円くらいがターゲット
になります。

「出前館」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

赤字は拡大しているが今はがまんの時

「出前館」の当期純利益は大幅な赤字です。
これが直近の株価が低迷している1つの要因でしょう。

200億の赤字を補填できるだけの財源は今のところ未知数ですし、今後の見通しが不安視されるのも事実ですね。

そのためプラズマコイもこの1、2年が勝負かなと思っています。

【まとめ】「出前館」はフードデリバリーの覇者となるべく積極投資を行っている出前事業の会社

プラズマコイ

PayPayのように「どの店でも出前をできるようにする」意気込み!

出前館の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り無配
※優待は魅力
売上高(営業収益)超成長
営業利益率赤字
EPS(1株利益)赤字
自己資本比率減少中
1株配当無配
配当性向無配
営業キャッシュフロー赤字
現金など減少中
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、個人的にはソフトバンクGなのでPayPayのように「全ての飲食店に出前を実現」できる企業かと思います。

しかし「アフターコロナ時代」に外食産業の市場が回復してくることがある程度見込めるいま、外食業界(食べログ、ぐるなびなど)からフードサービスのシェアを奪えるようであれば化ける可能性も秘めています。

「出前館」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】ちょっとしたギャンブル銘柄

この記事の執筆時点(21/06/25)では株価は1,775円。
個人的には応援していますし、成長ストーリも思い描くことはできます。

しかし、現在は収益化の見込みは見えてこないので、ちょっとした冒険になる銘柄ですね。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

出前館は魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合、1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

出前館はそこまで高い株ではないですが、それでも1単元(100株)買おうとすると記事執筆時点の株価で18万円くらい必要です。

今後値上がり期待で買うなら、少額から買うのもよいかもしれません。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
  3. 取引金額が少ないし、手数料は少なくしたい。

SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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