株式投資・金融知識

【優待が魅力】「トリドールHD(3397)」は丸亀製麺などを展開する企業。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は国内・海外において「丸亀製麺」を中心に各種飲食店を展開する「トリドールHD」の財務分析をしていきます。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

コロナ下でもテイクアウトが伸びていて業績は回復しています!

「トリドールHD」は丸亀製麺が売上・利益の6割を占める

セグメントも「丸亀製麺・海外事業・その他」の3つとなっており、丸亀製麺の依存率が高いのが特徴

丸亀製麺を中心に国内外で合計約1700店舗を出店しています。

「トリドールHD」の事業利益は「丸亀製麺の事業」から生み出されています。
丸亀製麺は300円の低下価格で(トッピングをつけても1000円未満)で本格的なうどんが食べられる人気のチェーン店です。

「トリドールHD」は飲食業を展開しているため、近年の業績は大ダメージをうけていますね。
その中でも「トリドールHD」は丸亀製麺を中心にいち早く回復をできています。

特に丸亀製麺は「うどん弁当」のテイクアウト品がヒットしています。

「トリドールHD」は丸亀製麺などを展開する会社。
コロナ下でもテイクアウト品を発売しいち早く業績回復を達成。

また、トリドールHDは決算短信で独自の「事業利益(売上収益-売上原価-販売費及び一般管理費)」を開示して、営業利益よりも直接的な「事業利益を重視」していることが分かります。

トリドールHDの事業セグメントは3つ

  1. 丸亀製麺(全体の6割)
  2. 海外(全体の2割)
  3. その他(全体の2割)

時価総額は調査時点で「2360億円」ということで大型株ですね。
PERは155.79倍と割高の水準です。(EPSが低いからですね)

今回は「トリドールHD」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「トリドールHD」の配当利回りを見る

配当利回りは低いです。

「トリドールHD」の配当利回りは0%台です。
PERも高く、期待値が先行している企業ですね。

株主優待は魅力的

株主優待は丸亀製麺など国内店舗で使える1枚100円の優待券です。
優待利回りだと21/10/15時点の株価だと2.2%ほどですね。

株数割引額
100株3,000円相当 x 年2回
200株4,000円相当 x 年2回
1,000株10,000円相当 x 年2回
2,000株15,000円相当 x 年2回
200株以上を1年間保有で、1回につき3,000円相当を追加贈呈

株価が1000円とかになってくれれば、200株保有が優待としては美味しいですね。
1年以上保有となれば、200株で年間1万4,000円分の優待がもらえます

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • キャピタルゲインを狙えるか?
  • 配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「トリドールHD」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は右肩あがりです。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「トリドールHD」の売上は毎年のように増収です。
2022年もコロナショックからかなり回復して過去最高水準になる見込みです。

積極的に出店をおこなっているので売上の伸びが落ちることは基本的にはありません。

「トリドールHD」の営業利益率(10%以上は欲しい)

営業利益率は近年はダウンですね。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「トリドールHD」の営業利益率は3%ほど。低い水準だと言えます。

飲食チェーンではフランチャイズ化して営業利益率をあげる企業もありますがトリドールHDはうどんの品質に強いこだわりがあります。

そのため直営店方式をとっているため営業利益はあがりにくい構造になりますね。
近年は店舗数も増えてきてその傾向が顕著にあらわれています。

「トリドールHD」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは低めで推移しています

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは「上昇中であるか、もしくは100円」を一つの目安としています。
「トリドールHD」のEPSは低い水準で推移しています。

PERが高くなる理由もここにありますね。
1株の価値としてはあまり高くないことがわかります。

「トリドールHD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は危険水域に突入しています

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「トリドールHD」の自己資本比率は18%程度です。
有利子負債をかなり増やして勝負にでているように見えます。

自己資本比率としては危険水域で、なにかの要因で業績が傾いた場合は倒産のリスクが浮上してきます。

自己資本比率の低さは注意して見守る必要がありますね。

「トリドールHD」の配当金(高いほど良い)

近年は減配気味です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「トリドールHD」の配当金は安定せず、近年は減配が続いています。
2022年度は配当予想を非開示にしています。

業績が回復しているため、無配にはならないかと思いますが、配当ねらいの銘柄ではないですね。

「トリドールHD」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は20%が目安でしょうか。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「トリドールHD」の配当性向は20%を目安にしているように見えます。
株主還元としては優待でカバーして、現金は基本的には事業投資に使うといった姿勢が感じられます。

利益率の低い飲食業でもあり、配当金には期待しづらいでしょう。

「トリドールHD」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは一時的に助成金で増加

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「トリドールHD」の営業CFは直近2年は200億円を突破しています
これは一時的な政府からの補助金が含まれていると思えますので、今後は平常時の水準にもどるかと思います。

キャッシュフローだけみたらコロナでむしろ儲かった形になってますね。

「トリドールHD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

現金は増えています

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「トリドールHD」の現金は増加傾向です。
有利子負債によって増やしていた部分もありますがここ2年は助成金による増加かと思われます。

現金保有額は過去に比べるとかなり余裕がでてきているように見えます。

「トリドールHD」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

5億〜10億円くらいしかだしていません

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「トリドールHD」の配当金は時価総額の大きさから考えると少ないと言えます。
とはいっても近年上場した無配のグロース株もあるので少なすぎるというわけではありません。

結局は儲かっていないので”無い袖は振れない”というということでしょうか。
配当はあまり出せていないですね。

「トリドールHD」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

50億円の回復をめざしてがんばります!

「トリドールHD」の当期純利益は56億円をピークに下落中です。
2022年度は黒字転換を予定されており、再成長が期待できます。

今後は過去最高を目指して再スタートといったところですね!

【まとめ】「トリドールHD」は業績が右肩上がりな「無印良品」を運営している生活雑貨企業

プラズマコイ

まだまだ半導体の需要が続きます。

トリドールHDの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り0%台
優待が魅力
売上高上昇中
営業利益率3%前後
EPS(1株利益)20円くらい
自己資本比率20%前後
1株配当減配傾向
配当性向20%目安
営業キャッシュフロー助成金がで増加
現金など助成金で増加
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、成長力はあれどバリエーションが高い企業かと思います。

今後は出店戦略による好決算が連続しないと、このあとに来る「業績相場」での高いバリエーションは投資家に許容されないかと思います。

【チャートは?割安?】「トリドールHD」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【売り】上る可能性もあるが…

この記事の執筆時点(21/10/15)では株価は2,699円。

世界的に経済活動は再開が起こり、トリドールHDも今まで以上に業績が拡大していくことも考えられます。
一方、現在は非常に高いバリエーションであり、うかつに手をだすと暴落に巻き込まれる可能性もあります。

プラズマコイ的には株主優待銘柄として目標株価は2000円以下にします。
そこまできたら優待銘柄として魅力的になりますね。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

トリドールHDは魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合は1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

トリドールHD自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になります。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買っていくのもおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」です。

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
  3. 取引金額が少ないし、手数料は少なくしたい。

SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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