プラズマコイです(^^)
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今回は、インデックス投資、高配当株投資の違いと特徴について解説していきます。
この記事を書いている2022年10月31日時点では、S&P500指数など、米国株をインデックス投資がトレンドです。
SBI証券や楽天証券といったネット証券の人気投信ランキングでも常に上位ですね。
その一方、高配当株投資も人気の投資手法の一つです。
日本株や米国株といった高配当株に投資して、配当金で生活する事にあこがれを抱いている人も多いでしょう(コイも配当金生活を夢見る投資家の一人です)
インデックス投資か?高配当株投資か?
— プラズマコイ@日本の高配当株でコア・サテライト戦略🎏 (@purazumakoi) October 31, 2022
コイは日本の高配当株がメインの投資家ですが
米国株へのインデックス投資もしています
(積立て投資なので普段は忘れてます😊)
どちらかの投資をする場合、あるいは両方をする場合のにメリット・デメリットを把握すると、強い株メンタルを手に入れられます💕
では株式投資の2大投資手法である「インデックス投資」や「高配当株投資」にはどんな特徴があるのでしょう?
それらを踏まえた上で正しい投資判断をしたいですね。今回は各投資手法のメリット・デメリットを紹介していきます。
- インデックス投資のメリット・デメリット
- 高配当株投資のメリット・デメリット
- どちらの投資手法を選べば良いのか?
【結論】目的に合わせて方針を決めよう
どっちが良いかは目的によりますね
インデックス投資と、高配当株投資にはそれぞれに強みがあります。
超訳でざっくり解説すると以下になりますね。
インデックス投資、高配当株投資の強み
- インデックス投資
手間なく資産運用ができる - 高配当株投資
毎年、現金が手に入る
正直なところ、両方とも捨てがたいメリットがあります。どちらかを選ぶ必要はなく、資金のなかでバランスをとって実施する方法もOKです。
コイは日本の高配当株を中心としてインデックス投資もやっています
インデックス投資、高配当株投資にはそれぞれにメリットがある。
両方を行うにしても、片方に絞るにしても重要なことがあります。
それぞれの投資手法のメリットを把握してから行う事です。
インデックス投資も、高配当株投資のどちらを選んだとしても
長期的に継続するにはそれぞれのメリット・デメリットを理解しておくことは必要になります。
では、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットは主に以下になります。
インデックス投資のメリット3選
- 手間がかからない
- 投資効率が良い
- 全体に投資できるので分散投資になる
インデックス投資のメリット「手間がかからない」
時間がなくても大丈夫♪
インデックス投資の最大のメリットは、手間が少ないところです。
インデックス投資の代表的な投資手法は「毎月の積立て投資」です。
その場合、一度設定すれば「毎月自動で投資」ができます♪
買うタイミングも、毎月◯日に積み立てる設定をしておけば、考える必要がありません。
インデックス投資のメリット「投資効率が良い」
インデックス投資は「投資効率が良い」のが特徴です。
投資効率ってなに??
「どれくらい効率的に投資が出来ているか?」ですね
インデックス投資は、多くの投資信託が、配当金・分配金を出さずに再投資するので、税金分を複利で運用することができます。
そのため、高配当株投資で再投資する場合に比べて、長期的には資産が増えるペースが有利になります。
すぐには効果が実感できなくても、5年後、10年後を見たときにお金の増加スピードが全然違ってくるので、高配当株投資にくらべてインデックス投資の方が最終的なお金が増えやすいのが特徴です。
複利効果については別記事で解説しています!
インデックス投資のメリット「分散投資がしやすい」
1つの商品で、多くの企業へまとめて投資できます。
SBI証券の人気投資信託ランキングトップ4を見てみましょう。
確認したタイミングでは大きく3つの投資信託が人気といえます。
それぞれの投資企業数と合わせて紹介します。
- 米国のS&P500指数に連動した投資信託(米国の優良企業の約500社)
- 全世界株式(全世界の約3,000社)
- 全米株式(米国の3,500社以上)
投資信託1本で3000社以上に分散して投資できるのは大きな魅力と言えるでしょう。
インデックス投資のデメリット
インデックス投資のデメリットは主に以下になります。
インデックス投資のデメリット3選
- 何もしない退屈な投資手法である
- 目の前の生活が良くならない
- 将来、取り崩すときにつらい
インデックス投資のデメリット「何もしない」投資手法である
一度設定するだけで楽なのはいいのですが・・・
インデックス投資のデメリットは「何もしない」のが正解であるという点です。
一括投資にしろ、毎月の積立て投資にしろ、一度設定したらあとは何もせず「ほったらかし」にするのが正解という投資手法です。
多くの個人投資家は、自分の身銭を切って投資しているお金を、ただ黙って見ていることは難しいです。
上昇相場のときは利益がでているため、我慢できても、含み損が大きくなったら痛みに耐えられず売ってしまうという話もよく聞きます。
つまり他に忙しい事があったりして「何もしないことができる」人に向いている投資手法になります。
インデックス投資のデメリット「目の前の生活が良くならない」
将来のためになるため、目の前の生活がよくなりません。
インデックス投資のデメリットは「目の前の生活がよくならない」ことです。
高配当株投資であれば、配当金を使うという選択肢がありますが、
インデックス投資の場合、多くの人が老後資金やFIREなど、かなり先の未来のためにに実施するものです。
そのため、すぐに使えるお金が手に入らないのはデメリットになります。
インデックス投資のデメリット「将来、取り崩すときにつらい」
取り崩すとき、資産が減り続ける覚悟が必要です
インデックス投資は、いつか取り崩すことを想定する投資方法です。
例えば老後資金として積立投資をした場合、老後に引き出していくことなります。
そのため、インデックス投資をする場合は、出口戦略を意識しておくことが重要になります。
インデックス投資に必要な「出口戦略」とは?
- どのタイミングでいくら引き出すか?一括で引き出すか?毎月引き出していくか?想定しておく。
- 使っていくタイミングで資産が減ることを覚悟しておく
例え資産が100万円でも1億円でも「資産が減っていくのはつらいものです」
このあたり、メンタル問題はあらかじめ考えておくことが重要です。
高配当株投資のメリット
高配当株投資のメリットは主に以下になります。
高配当株投資のメリット3選
- 目先で使えるお金が手に入る
- 定期的に売買を行い投資家としてレベルアップできる
- 企業・経済に詳しくなる
高配当株投資のメリット「目先で使えるお金が手に入る」
生活費の足しにしたり、趣味に使ったりできます♪
高配当株投資は「目先で使えるお金が手に入ります」
高配当株投資は、企業から配当金を定期的に受け取れるのが最大のメリットと言えるでしょう。
高配当株投資では配当金を再投資をする戦略もありますが、その場合、使えるお金が増えません。
プラズマコイは高配当株投資をするなら「配当金は使うことを推奨しています」
配当金は使いつつ、配当金を生み出してくれる企業の株は、給料や事業など自分が稼いだお金で買い増していけば、将来の配当金も増えていきます。
配当金を連続で増配している「連続増配」を買えばそれだけで毎年使える不労所得が増えていくこともメリットです。
高配当株投資のメリット「投資家としてレベルアップできる」
定期的に買うことが必要なので必然的にレベルアップします
高配当株投資のメリットは「投資家としてレベルアップできる」ことです。
株式投資はインデックス投資でも、高配当株投資でも、決してノーリスクではありません。
常に資産が減少するリスクがあります。
人は普段あまり意識していませんが、人生が良くなっていくためには、常に何かに投資する必要があります。
高配当株投資をすると、何かに投資することを意識的に行うことができます。
他にも高配当株投資を通じて、何かに投資することもたらす人生の成功や富について意識することができるようになります。
以下、投資(先に与える)をすことが人生に成功をもたらすということを解説している本について紹介しています。
高配当株投資のメリット「企業・経済に詳しくなる」
本業に活かせる経済知識が身につきます
高配当株投資を行う多くの人は、会社員など、株式投資以外に本業がある場合がほとんどです。
特に高配当の個別株に投資する場合は、その企業の事業内容やビジネスモデルを調べることになります。
その結果、企業経済について少しずつ詳しくなります。
高配当株は、インデックス投資と違って、割安なタイミングで買うことが必要な「タイミング投資」を行うことが必要なため、経験を重ねていくなかで経済状況にも気を配るようになります。
プラズマコイのような日本株がメインの投資家でも、必要性があるため世界経済の中心である米国に目をむけことになります。
その結果、企業ごとのビジネスにも詳しくなれますし、経済にも詳しくなることができます。
高配当株投資のデメリット
高配当株投資のデメリットは主に以下になります。
高配当株投資のデメリット3選
- 企業分析の知識・努力が必要
- タイミング良く投資が必要
- 配当金に課税される
高配当株投資のデメリット「企業分析の知識・努力が必要」
時間も使いますし、勉強も必要です。
高配当株は「企業分析の知識・努力が必要」になります。
一つの意見では、米国株のVYMなどの優良な高配当ETFを買っておけばOKという考えもありますが、それを長期的に続けるためには、やはり自身の努力が必要になるでしょう。
そのため、高配当株投資は、株式投資にまとまった時間を使うことになります。
高配当株投資は、株式投資に興味がないと続けることが難しい投資手法といえますね。
高配当株投資のデメリット「タイミング良く投資が必要」
優良企業を割安なタイミングで買う必要があります。
インデックス投資が、長期の右肩あがりを期待して投資タイミングを選ばない投資手法である一方、高配当株投資は、割安なときを狙って買う投資手法といえます。
高配当株が割安になっている「買い場」は、株式相場全体が下がっているときに訪れることが多いため、世の中の多くの人と逆の行動をとることが必要になり、時代の流れに逆らうため、強いメンタルが必要になります。
他人と違った行動をとるのが苦手な人には向いてない投資手法といえます。
高配当株投資のデメリット「配当金に課税される」
受け取れる配当金は2割ほど引かれます
株式投資は利益に課税させるので、配当金にも課税されます。
これはインデックス投資の利益にも同じことが言えますが、配当金から税金を引かれる痛税感が毎回発生します。
細かい部分ですが、配当金は特定口座の源泉徴収なしにしても税金が引かれて入金されるため、株で損をした時に税金分を取り戻すために確定申告が必要になります。
米国株の場合は二重課税問題もあるので、いずれにしても高配当株投資を行う場合、確定申告の必要性が高いといえます。
配当金に課税されてしまうのがデメリットですが、だからこそNISAは上手に活用していきたいですね。
高配当株投資を行う場合は、配当金が課税されない一般NISA口座を活用して、配当金の手取り額を増やしていきたいところです。
どちらの投資手法が優れているのか?
どちらも一長一短の特性を持ちます。
ここまでで、インデックス投資、高配当株投資のメリット・デメリットを見てきました。
それぞれの逆の特性を持つ部分がありますね。
インデックス投資 | 高配当株投資 | |
---|---|---|
手軽さ | ◯ | ✕ |
投資効率 | ◯ | △ |
定期的な現金収入 | ✕ | ◯ |
投資家レベルのアップ | △ | ◯ |
そのため、目的によって最適な投資手法は変わります。
優先順にによって投資手法を変える
- 特に使う予定は無いが手軽に手間なく投資をしたい
インデックス投資 - 今の生活を良くするため定期的に現金収入が欲しい
高配当株投資
【まとめ】それぞれの特徴を理解して自分で投資手法を決める
迷うなら少額で両方とも行うのがおすすめです。
インデックス投資と高配当株投資はそれぞれにメリットがあり、どちらも優れた投資手法です。
一方、各々の状況により、どちらの投資手法も、向き不向きがあります。
もし迷う場合は両方とも実施してみて、自分にどちらのほうが合っているか確かめてから、自身で判断することが重要です。
ちなみにプラズマコイは、日本の高配当株をメインとして、両方とも実施しています。
インデックス投資ならeMAXIs Slimシリーズをおすすめしています。
高配当株投資について解説しています。