こんにちは、プラズマコイです。
今回は「メモの魔力」を読みました。
率直に、大きく3つ項目で勉強になりました。
※本記事は書籍から啓発されたことを記載しますが、一部ネタバレがあります。
なぜメモをとるのか
なぜメモをとるのか?それは本質的なことに多くの時間を使うためです。
生きていると、やらなければならないことがとても多くないでしょうか。
ご飯をたべる、選択をする、お風呂にはいる、といった日常のことから、
仕事でも、メールを見る・書く、日報を書く、企画を立てる、経費処理をする、上司への報連相談をするなど、
こうやって一つずつ行動を細分化していくと、毎日多くの事をしています。
メモは記録ではなく、知的生産のために行う
メモを取る理由は、あとで振り返るためではなく、
情報を整理したり、新たな発見を行うための行為として見ると良いです。
こうなってくるとメモっていうより、分析とか言ったほうがしっくりきますね。
メモを取ると気に入られる
これは単純に自分の話を真剣にきいてくれていると相手が思ってくれれて、好意度が増すということです。
相手からするとメモを取るような事を自分は伝えていう感覚は気持ちいいものですからね。
要約がうまくなる
ここまでで、ここで言うメモとは「情報整理 → 分析」としてのアプローチであると気が付きます。
そうなると、構造的に、課題や事象からその理由を分析、推察して、解決方法やその候補が見つかるようになります。
状況がわかってしまうと、ポイントとなる部分は要するにここですって言えます。
具体的にどうすればよいのか
4色ボールペンを用意
見開きのノートの両側に
日付、ファクト(起こった事)、抽象化、転用
という領域をつくり、
・緑:主観的な意見
・青:引用や、やや強調したいこと
・赤:重要なこと、客観的なこと
といった形で色分けしていくとよいとされている。
実際にやってみたイメージ
※多少想いのままに書いたので著書の中のやりかたからはアレンジされていると思います。
why、how、whatを考える
- why・・・なぜそれはヒットしているのか?
- how・・・どんな事をしているのか、するべきなのか
- what・・・何を使うのか、何が起こっているのか、何をすべきなのか
こんな形で3つの抽象化の型をとっかかりにすると考えやすいです。
個人的にはwhyは本質を探すのに最も重要です。
whyで考えを拡張していって、what、howといった形に収束してく形ですね。
で、最終的にこれをするべきってなります。
でも殆どはwhyを繰り返して、
そのうちの何回か、だからこれをしようって所までたどり着けるかなといった感じですね。
メモは生き方を問う活動である
メモは知的生産のためのものである、ということを前述しましたが、こうやって情報を整理していくと、多少時間はかかりますが、着実に物事の本質にたどり着くことができます。
そうすると、目的は仕事のためだったりしても、自分と向き合うことになります。
何故ならば、こうやって、なぜ、何を、どうやって、と考えると、どうしても自分の人生など、内面的な所に目が向くようになるからです。
そうなると、目の前の仕事が忙しくてイライラしている自分と向き合ったりする時間が必然的に訪れて、そもそも自分は何をしたいのか?
といった事を考えるようになり、自分が本当にやるべきことに向かって人生が動き出すようになります。
この本は、そういった事を伝えてくれる良書であると思います。