こんにちは、プラズマコイです。
私の勤めている企業は東証一部上場のいわゆる大企業です。
昨今は昔ながらの終身雇用、年功序列は保証されないというのは認識しつつ、やはり中の人が、自分の身に降りかかるといろんな事を考えます。
【結論】
逆境こそ成果を出しやすいので、その最初の1週間、1ヶ月を頑張れるようなマインドセットを持ちましょう。
もう10年前と同じではいられない
今の時代、10年前のやり方では上手くいかない事が多いです。
10年前は、ようやくiPhone3G、3GSが発売したころで、まだまだスマートフォンが浸透していない時代でした。
現状はその時代のやりかた、その時代の感覚の成功体験を持っている人が管理職になっていて、業績が傾くに連れて若返りを図っていく企業が多いのではないかと思います。
それもそのはずで、
上の言いなりで何も自分で決められない、決めようとしない50代の高給取りより、熱意をもって自分のやりたい、良くしたいと思っている40代以下の人の方が使える人材だからです。
そんな事業、組織の変革期に周りの反応を見て感じる事をお話したいと思います。
会社や組織が大きく変わる時、人の反応は大きくは2つ
要するに、会社や組織が変化するときどっちの方を強く感じるかです。
- ネガティブな反応
- ポジティブな反応
ほとんどの人がネガティブ
人は変わりたくない生き物ですので、変化がくると強い不安を覚えます。
私のまわりでもほぼネガティブな意見で埋め尽くされます。ざっくりは以下のような不安や不満です。
- 人がいなくなるので単純に自分の業務量が増える
- やったことがない業務が増えるので大変になる
- やめたいけど辞められない
- 役員は苦労をしないのに我々だけ損をしている
- 優秀な人(いい人)ほどいなくなるジレンマ
そういって、やめたい、不安だ(明日は我が身だ)という意見で埋め尽くされます。
逆境でポジティブになれるかが人生の分かれ道
世の中の人の多くがネガティブなのは事実としてあります。
つまり、そうやって一生他人に文句を言って行きたいと思う人が殆どということです。
つまり、人生の勝算はその逆を行くことです。
理由は簡単です。そこは完全にブルーオーシャンだからです。
上述のネガティブリストを反転してみましょう。
1.人がいなくなるので単純に自分の業務量が増える
- 新しい事を出来る大チャンス。
- むしろ同じことばかりやっている方がリスク
- 積極的に新しいことをやっていくべき
- 新しい事は、より上位のレイヤーの業務になることが多いし、そうなるように手を上げれば容易にそうなる。
2.やったことがない業務が増えるので大変になる
生きていて、変化をしないということはまずない。
避けられない事で毎日文句を言うのが好きなら言えばいいが、それよりは、変化→成長を楽しめるよう努力していった方が人生が楽になる
こういう方は、本質的な自分の幸せに向き合ってみたほうがよいですね。
3.やめたいけど辞められない
気持ちはわかりますが、要は変わりたくない、いつまでも未成年でいたいという事なので、もうそろそろ自立して自分の人生を選択しましょうと思います。
まわりがみんなこんな感じなので気が付かないですが、これはとても恥ずかしい発言ですね。
4.役員は苦労をしないのに我々だけ損をしている
まぁ文句を言う人は未成年ということですので、相手の立場になってものを考えるということはできません。
私としては、役員になったことがないので分からないですし、
別に役員が彼らの報酬をカットしてくれても、自分の人生に影響がないのでどっちでも良いなって思います。
ただ、多分役員の方が痛みを感じているんじゃないかなって思います。
5.優秀な人(いい人)ほどいなくなるジレンマ
これは、どうかなと思います。私としては、
いなくなる人は、いらなくなる人ということだと思います。これは家庭の事情など状況次第でもあり、一概には言えないですが、
- 転職の場合 → その会社にいても今後はパフォーマンスを出せない
- リストラの場合 → いらない人の順番で指名される
このような形で、期待値と現状のパフォーマンスを加味して人材は流動するといえます。
逆境のときこそ積極的に動くとよい3つの理由
1.競争相手がいない
みんな負の感情をもって、文句を思ったり言ったりすることに忙しいので、それを楽しめている人の方が成果がでます。
2.新たなスキルを獲得できる
今の自分の業務と違ったことや重要ポストに空きが出来ることが多いので、挑戦のコストが下がった状態です。そして新しい経験をしスキルを獲得すると、社内外での今後のキャリアに対して強みが増えます。
3.自分のやりたいように出来る
みんなキャパオーバーで忙しいので、自分のやりたいように出来ます。
そして、このように動ける人は、そもそも成果を出しやすい人材だったりするので
「私がやればもっといいものが出来るのにといった事を
実行でき → 成果を出し → 信頼される」ようになります。
組織にうねりが出た時は積極的に動くと良いです。
もしあなたがその企業の社長だったら、その企業が苦しい時に前向きに頑張ってくれる人はとても欲しい人材ではないでしょうか?
どんな時でも、やりたい事をやることが最も生産性をあげる秘訣です。