学び

【要約】映画「えんとつ町のプペル」が伝えたい事とは?3つのキーワードから紐解く現代の課題と未来へのメッセージ

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

話題の映画、えんとつ町のプペルを視聴してきました。
一部ネタバレがあるのでまだ見てない方は見たあとにこの記事をご覧ください。

プラズマコイは原作の絵本は、発表当初にさらっと見た程度でしたので、
映画を見る前にはストーリなどを含め全く忘れていました。
そのため大変楽しめました。

今回は映画を見た感想と、この映画のテーマ、学びを僕なりに解釈してご紹介していきます。

「えんとつ町のプペル」が投げかける現代への課題

本作は、現代社会への風刺という側面が隠すことなく示されています。
今回は劇中にわかりやすく入れ込まれている現代風刺のキーワードを3つ紹介します。

現代風刺の「キーワード」3つ

  1. 空気を読め
  2. 異端審問官
  3. 中央銀行

空気を読め

1つ目は「空気を読め」です。

この他にも、目立たないように過ごしていくのが良いという
「言われたことだけやる日本人」を意識された表現が出てきますね。

異端を許さない「異端審問官」

2つ目は「異端を許さない」という日本人の国民性です。

均一性を求める日本には昔から「村八分」という言葉があるように、
他人と違うと避難される国民性があります。

現在の経済システムを表す「中央銀行」

3つ目は「中央銀行」の存在です。

これは現在の経済システムの問題点を指摘しています。
お金は価値が下がらないと思われているので(実際はさがるのですが)
国民は貯金ばかりしてしまい、結果経済が回らないようになっています。

本作では、5秒ほどのシーンですが、通貨も野菜などのように、価値が下がってしまうという描写が描かれています。

つまり「損をしないためにお金を使うという、経済の仕組み」を提唱していますね。

プラズマコイ

楽天ポイントの期間限定ポイントみたいな仕組みですね

「えんとつ町のプペル」が伝えたいメッセージ

本作が前述のように、現在の社会の風刺要素を1つのテーマにしていますが「そんな時代だから、夢をもつ人を応援したい」がメッセージです。

異端で生きづらさを感じる「ゴミ人間」はあなたかもしれない

本作ではゴミ人間が「異端」であるとして、指名手配にされてしまいます。

政府は「異端者」を封じ込めることで、国民を守っているつもりですが、その結果、煙突の煙によって、喘息が増えて「国が病んでいる状態」を指摘されています。

夢を持っている「異端なあなたに」西野亮廣さんが伝えたい事

本作の最大のメッセージは「少年よ大志を抱け」でしょう。

夢を持っている、他人と違う事を考えている人に対するエールです。
劇中にも、以下のようなメッセージが登場しています。

  • ここで終わってなるものか
  • 信じて、信じて
  • 進んで、進んで
  • 勇気を持つ
  • 分からないものに蓋をしていたら何もはじまらない
  • 立ち向かう強さ
  • 奇跡が近づいている

前に進む事の重要性をあらゆる角度から伝えています。

映画ならではの見どころ3選

映画は、原作より設定や演出が豊富になっています。
そのため、映画ならではの見どころがあります。

映画ならではの見どころ3選

  1. 冒頭のダンスシーン
  2. キャラクターのフォルムや、綺麗なアニメーション
  3. 主題歌、挿入歌
圧巻のオープニングダンス
エンドロールのエンディング主題歌にもメッセージが詰まってます

キャラクターのフォルムや綺麗なアニメーションは、
ディズニー、ピクサーの映画や、ジブリ映画を彷彿とさせますね。

【まとめ】現代風刺をもとに挑戦する人にエールを送る快作

映画「えんとつ町のプペル」のメッセージ、見どころ

  • 現代社会の課題や経済の問題点を指摘している
  • こんな時代でも「夢を信じて挑戦すること」に対するエールを送っている
  • ポップなキャラクターや描画などで「伝える力」にこだわって制作されている

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