こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
主に独身男性が幸せに過ごす方法を書いています。
今回のテーマは組織・コミュニティについてです。
大企業で働いていると企業の真実について気付かされます。
本当の企業理念は「何でも良いから利益を上げる事」
多くの企業が掲げる企業理念「お客様のため、社会を良くするため」というのは建前です。
この資本主義の社会での一番の企業理念は「お金を儲けて企業を存続させること」なのです。
お金以外で、みんなが共通に価値を持つ事がないので、組織が大きくなればこれは仕方がない部分もあります。
そうして組織が大きくなってくると、スタートアップの時のような、全員が同じ目的の人で組織を構成することが難しくなってきます。
- 組織が大きくなるとメンバーの共通の目的が「お金を稼ぐ事」しかなくなる
- 良い組織は「価値観が共通のメンバー」で構成
- 良い組織は「成果を出せる優れたリーダー」が存在する
- 良い組織は「お金を稼ぐより上位概念の具体的ビジョン」をメンバーが共有している
【価値観】共通の目的を持つメンバーを集まる
価値観や目的は、時代や世代によって変わってきます。
個人単位でも半年、1年ごとに変わってもきます。
そのため、なるべく同じ価値観を持っている人で組織を構成して、
価値観の相違による無駄なコストを省くことが大切です。
多様性を大切にするのも良いですが
「同じ目的の仲間」であることが前提条件です。
同じ価値観のメンバーだと効率が良い
- 価値観の合わない相手との不毛な議論(無駄な時間)が減る
- 価値観が合うと、話が噛み合うので無駄なストレスが減る
現実としては具体的な会話が必要
全てが全く同じ価値観のメンバーで構成されるということはありえないので、管理職の人は率先して自分とメンバーの「価値観の会話」を定期的に行いまよう。
相手を理解して、無理に相手を変えないような距離感を持つ事が大切になってきます。
価値観をお互い理解して、その上でないと理性的に会話をすることで信頼関係を構築するのです。
そして大切な事は、価値観が違う人には仕事は任せるよう意識すること必要です。
目的だけ共有して、細かい手法は任せると良好な関係を作れます。
【組織】リーダーの能力でチームの成果が決まる
組織の成果はリーダーの能力次第です。
経営者が判断に失敗したらそれは会社の業績に返ってきます。
これは会社の部署やグループ単位でも同様で、
リーダーが間違った判断をしたり、部下が働きやすい環境にできないと、
そのチームの生産性、成果量は減ります。
また組織では部長や課長は実質的なリーダーではなく「マネージャー(管理職)」の場合も多いので、部下の1日の労働時間が8時間しか無いことを意識しましょう。
残業が多いのは、管理者が正しく導けていないから。
チームの生産性や効率の鬼になりましょう。
成果を出すチームにするために
- 適材適所を徹底する
- とにかく無駄な作業や会議を断捨離する
- 会社のやりたい事と、部下の実現したい所の共通点を探す
自分の失敗を部下や他の何かの責任にしてないか自問をしましょう。
【ビジョン】具体的にどんな世界を実現するかを明確にする
短期と長期の目指す場所を明確にする
ビジョンは抽象的な概念であることが多いです。ソフトバンクのビジョンファンドを例にしてみましょう。
ソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下「本ファンド」)は、テクノロジーの活用により 各分野をリードする成長企業への投資を通して、AI革命を推し進めています。 その世界規模のリーチ、比類なきエコシステム、そして十分な資金の提供により、 起業家が革新的なビジネスを展開していくことを支援しています。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドのサイトより
ビジョンはその組織の存在意義です。
ビジョンはその法人の目指す世界です。
そしてKPIは常にそのビジョンに紐付かないといけません。
例えば、競合に競争で勝つためにシェア率を上げる、売上を上げるのはその企業のビジョンを達成するための手段にすぎないからです。
手段は目的を達成するために行うものなので、
経営者が社員に、上司が部下に指示をするためには、
それが目的のための手段として成立していないと、従う理由がありません。
常に組織の存在意義を具体化する
- 企業理念は、期初などに必ず再確認する
- これから実行することは、企業理念を達成するために必要な手段だというストーリーを組み立てる
- 社員が企業理念(目的)と今の会社の方向性(手段)が違うと思えば、それは不満につながる
【まとめ】成果がでる組織になる3つの要素
まとめです。成果がでる組織は様々な条件が必要ですね。
- 【価値観】共通の目的を持つメンバーを集める
- 【組織】リーダーの能力でチームの成果が決まる
- 【ビジョン】具体的にどんな世界を実現するかを明確にする
大きな組織になればなるほど、文化や価値観が異なるので、
生産性を高めつつ、組織を意地することは難しくなりますね。
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大企業が働きにくい理由の一番は「共通のゴールが無い」人で組織が構成されることですね。
組織に所属する仕事、自分だけで決める仕事はどちらも魅力があります。