こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、日本に無くてはならない、総合商社のなかで、
財務優良な高配当株を探していきたいと思います。
「総合商社」で最も安定的に配当金を出し続けられそうな、良い企業はどれなのでしょうか?
表の画像は「バフェット・コード」での検索結果を使わせていただいております。
比較対象は「大手総合商社」が高い7社
今回は総合商社の銘柄から、7つピックアップしました。
今回は以下の7社を比較
- 三菱商事(8058)
- 伊藤忠商事(8001)
- 三井物産(8031)
- 丸紅(8002)
- 豊田通商(8015)
- 住友商事(8053)
- 双日(2768)
もっとも財務優良で、安定配当を継続できそうな企業を探します!
この記事の数字は2020/03時点のものを利用します。
2021/3は各社コロナの影響で業績が低下することが見込まれます。
まずは時価総額をチェック
まずは各社の時価総額をチェックしましょう。
今最も人気で価値が高いと思われているのは、伊藤忠商事です。
長年、三菱商事が1位でしたが、最近はコロナショックや非資源事業の推進によって、伊藤忠商事が1位を奪取しています。
配当利回り、配当性向をチェック
化学業界は、高配当株でも概ね3%〜4%くらいの配当利回りとなっています。
この中で配当性向が比較的低いのは
旭化成、東ソー、三井化学ですね。
クラレも特別損失の影響がなければ概ね40%くらいなので、検討としては残しておいて良さそうです。
住友化学、三菱ケミカルHDは配当性向が高すぎますね。
売上高、経常利益をみる
今後も安定配当をしてもらうには、
売上高が最低でも維持できている事が重要です。
また、営業利益率が取れなかったので、経常利益で比較します。
売上は三菱商事、経常利益は伊藤忠商事が1位で、
やはりこの2社が突出していますね。
業界のトップ2は、三菱商事と伊藤忠商事ですね
EPS(一株当たり当期純利益)
1株あたりの利益であるEPSの数字が多いほど稼ぐ力が高いということです。
場合にもよりますが、その方が配当金も期待できます。
ちなみに1株あたりの利益であるEPSは、
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。
EPSは豊田通商、三菱商事、伊藤忠商事がトップ3です。
豊田通商は、配当利回りも低かったですね。
つまり豊田通商は稼ぐ力が高く、人気化していると言えます。
各社結構EPSに開きがありますね
自己資本率(借金は?)、フリーキャッシュフロー(現金いくら増えた?)
自己資本率は、簡単に言うと借金の有無を測る事ができます。
つまり、借金が少ないほど自己資本率は100%に近くなります。
自己資本率は基本的には高いほうが良いです。
しかし、総合商社7社は大きくは変わりません。
基本的に、メーカーから商品を仕入れるため、
その支払債務を常に抱えています。
借入金も概ねどこも発生しているためですね。
総合商社は自己資本比率は低いのが普通
フリーキャッシュフローですが、こちらは「今期に手元に増えたお金」です。
ここは稼いだり、借りたりして、
自由に使えるお金がいくら増えたのか?を見る指標になります。
自由に使えるお金があれば、赤字でも倒産しづらいですね
【まとめ】結局どの銘柄を買うべきか?
この記事で色々比較してきましたが、
今なら総合商社の株ではどこが一番有望でしょうか?
非常に難しいところですが
三菱商事です。
※投資は自己責任でお願いします。
理由は、三菱商事は累進配当政策を掲げているからです。
基本的に減配をしないように宣言しているので、
高配当株投資として選ぶのであれば、三菱商事を選ぶ事にします。
株価が下落して配当利回りが5〜6%くらいで少し拾うのが良いと思います。
総合商社で、高配当株狙いで買うなら「三菱商事」を買う
- 配当利回り・・・5.25%(20/12/24時点)
- 株価・・・2500円くらい(20/12/24時点)
- 経常利益・・・業界内では比較的に高水準
- EPS(一株当たり当期純利益)・・・100円は超えている。2020年は300円も超えている
- 配当性向・・・約30%が目安で累進配当を宣言
- 自己資本比率・・・30%くらいで業界的に普通
- フリー・キャッシュフロー・・・基本プラスで問題なし
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安定企業、三井住友ファイナンシャルGの財務分析です。
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