お金・株式投資

【高配当】「シチズン時計(7762)」は時計の会社。業績&株価が復活。今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は「腕時計」で有名な「シチズン時計」の財務分析をしていきます。
時計メーカーとして広く知られていますね。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

結論:腕時計と自動車業界の動向次第の銘柄です。

「シチズン時計」は主に「時計」を製造・販売している会社

プラズマコイ

時計以外の事業も見逃せない

「シチズン時計」の事業利益は約50%は「時計」の事業で生み出されています。
しかし残りは時計製造の技術を活かした「工業用製品」の事業ですね。

業績の変動要素は、時計事業や、工業用製品(主に自動車産業)においての景気動向ですね。

国内の購買動向はもちろん重要です。
それに加えて米国、中国、アジア、欧州の腕時計需要や、自動車産業の景気にも左右されそうです。

腕時計は近年はとコレクション要素やファッション要素が強くなってきていますね。
そのため100万円以上もする機械式時計のシェアも増えてきそうです。

「シチズン時計」は腕時計などの時計メーカー。
近年は工業用製品の構成比率も上がっている。

時計と自動車用機器という、ドンズバの景気敏感株ですね。

シチズン時計のセグメントは4つ

  1. 時計事業(腕時計、電波時計、OEM提供 など)
  2. 工作機械(CNC自動旋盤、マルチステーションマシニングセルなd)
  3. デバイス事業(チップLED、水晶デバイスなど)
  4. 電子機器製品(フォトプリンター、サーマルプリンター、電卓、電子血圧計、電子体温計、歩数計など)

時価総額は調査時点で「1534億」ということで中型株ですね。
PERは13.27倍とそこそこ割安です。

今回は「シチズン時計」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回調査に使う表は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

「シチズン時計」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは過去最高の水準。

「シチズン時計」の配当利回りは約3.7%です。
現在は過去にないほどの高配当株になっています。

やはり「時計&自動車産業」がメインなので業績リスクがあるということでしょうか。
長期では不人気化していますね。

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • 今後キャピタルゲインを狙えるか?
  • 今後の配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「シチズン時計」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

売上が3400億円だったのは昔のこと

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「シチズン時計」の売上は減少トレンドですね。
2022年度は経済活動が再開していますが、それでもまだまだ戻りが弱い見通しです

事業セグメント的にも「過去最高の水準まで売上が戻る目処はたっていない」と個人的には思います。

「シチズン時計」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は減少傾向

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「シチズン時計」の営業利益率は5%ほど。

ビジネスモデル的に営業利益率も限界が感じられます。
さらに営業利益率が10%を超えるようなストーリーも描きづらいかなと思います。

営業利益率はネガティブな材料かと思います。

「シチズン時計」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

回復したがまだ低い

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「シチズン時計」のEPSは36円を予想。弱い数字ですね。

EPSは下降トレンドで100円も達成していないのでこの点も評価しづらいです。

「シチズン時計」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は合格点

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「シチズン時計」の自己資本比率は55%程度です。
最近は有利子負債が増えてきて自己資本比率は低下気味です。

しかし50%台が保たれていればまだまだ余力はあるので問題なしですね。

「シチズン時計」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

配当金が80%アップは驚異

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「シチズン時計」は連続で増配をしている銘柄でしたが。
最近は大きく減配しています。

2022年度は業績回復を見込むため1株18円の配当予想までもどしてきています。
今後も同様の配当金を出せれば株価にとってはポジティブな材料になりそうです。

「シチズン時計」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は50%が目安

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「シチズン時計」の配当性向は近年はカオスな状態ですが50%を目安としているようです。

長期でみてみても配当性向は50%ほどと、利益の多くを配当として出すという株主還元意識の高さが感じられます。
配当金が高いのは投資家としては嬉しいですが、近年の業績動向から見ると事業投資用の資金が足りているかが懸念点ですね。

「シチズン時計」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

減少が著しい

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「シチズン時計」の営業CFは減少傾向です。
これは強いネガティブ材料ですね。

少し蛇足ですが、最近の著名投資家では営業CFを重要視する傾向が増えてきていると感じています。
※営業CFは他の利益と違って「ごまかし」がしづらい数字だからです。

2022年どは回復してきそうではありますが、
営業CFからは、はっきりと業績が悪化していることがわかります。

「シチズン時計」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

1000億円目安で現金を保有

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「シチズン時計」の現金は700億円〜1000億円です。

現金保有額は長期に渡って同等水準で保たれています。
事業内容や事業規模が長期に渡って堅調に続けられているということがわかります。

現金としては問題ないですね。
しかし近年は、有利子負債で積まれた現金であるという部分もあります。

「シチズン時計」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

50億円くらいが配当総額のターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「シチズン時計」の配当総額は平常時であれば50億円〜75億円程度。
そのため50億円が当面のターゲットになります。

配当性向が50%なら100億円の当期純利益が欲しいですね。

「シチズン時計」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

黒字転換で115億円予想

「シチズン時計」の当期純利益は近年は赤字でした。
特に2022年度の予想は経済回復の期待から黒字転換の予想です。

投資家としては一安心といったところでしょう。
経済状況は常に予断を許しませんが、今後は過去の業績に戻っていくフェーズになりますね。

【まとめ】「シチズン時計」は、時計技術を活かして、時計や工業用製品を作るメーカー

プラズマコイ

高い技術力を活かしてで次の時代を生き抜けるか!?

シチズン時計の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.7%台
売上高成長中
営業利益率5%
EPS(1株利益)30円台
自己資本比率50%台
1株配当連続増配
配当性向50%目安
営業キャッシュフロー減少中
現金など問題なし
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、配当利回り的には魅力的な水準です。もう少し評価されても良い銘柄かとは思います。
このあたりは金融市場の動き次第といったところでしょうか。

長期での買い材料は弱いですね。当面はトレード要員かと思います。

【チャートは?割安?】「シチズン時計」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】短期でみると面白い

この記事の執筆時点(21/08/19)では株価は468円。
超長期でみると節目にあたる株価です。

業績が今後回復するだろうと思うなら、短期で売買するのは面白い銘柄かなと思います。

現状ではトレード要員のバリュー株として見るのが適正かと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

シチズン時計は魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合、1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

シチズン時計自体は1単元(100株)を買おうとすると記事執筆時点の株価では5万円ほど必要です。

初心者は少額で経験を積むのも良いと思いますので、そういった意味でも「SBIネオモバイル証券」はおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
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SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
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さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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