プラズマコイです(^^)
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今回は「GMOグローバルサインHD」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
GMOグローバルサインHDは「電子認証・印鑑サービス会社」です。
SSL証明書の発行や、電子契約書サインのサービスが主力事業です。
その他、サーバ関連の事業や、店舗関連のアプリ展開などを行っています。
GMOグローバルサインHD(3788)は電子認証・印鑑サービス会社🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) August 8, 2022
SSL証明書の発行や電子認証サービスが主力です🧾
SSL証明書の発行では国内1位で世界3位です🌟
サーバ関連のサービスも収益源ですね💻
■株価指標(8/8時点)
PER 79.0倍
PBR 8.98倍
配当利回り0.63%
今後の成長が期待できるDX系のサービスを展開しています。
SSL証明書(グローバルサイン)はドル箱事業ですね。
電子印鑑(GMOサイン)も力強く成長している事業です。
いま、この会社の株を買うべきでしょうか?見ていきましょう。
- 「GMOグローバルサインHD」は電子認証を中心としたDX企業
- 「GMOグローバルサインHD」のPER推移を見る
- 「GMOグローバルサインHD」の配当利回りを見る
- 「GMOグローバルサインHD」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「GMOグローバルサインHD」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「GMOグローバルサインHD」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「GMOグローバルサインHD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「GMOグローバルサインHD」の配当金
- 「GMOグローバルサインHD」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「GMOグローバルサインHD」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「GMOグローバルサインHD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「GMOグローバルサインHD」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「GMOグローバルサインHD」は成長期待が高い高PER企業
- 【チャートは?割安?】「GMOグローバルサインHD」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「GMOグローバルサインHD」は電子認証を中心としたDX企業
GMOグローバルサインHDのおもな事業セグメントは3つ
- 電子認証・印鑑
SSLサーバ証明書(グローバルサイン)、電子印鑑(GMOサイイン)、シングルサインオン(GMOトラスト ログイン)など - クラウドインフラ
AWS請求代行(CloudCREW)、サーバ事業 - DX事業
店舗アプリ、ゲーム開発エンジン、デジタルソリューションアプリなど
各産業で使われる「電源装置を製造」しています。
「GMOグローバルサインHD」の事業利益はおもに「電子認証・印鑑」の事業で生み出されています。
SSLサーバ証明書はネット決済が必要な近年のインターネット時代に必須のインフラですし、電子印鑑もペーパーレス化が進むなか、産業規模が増えている企業です。
GMOグループの企業ということで、サーバ事業やDXアプリの開発も行っており、今後の成長性も期待できる企業です。
時価総額は22/8/8時点で「721億円」ということで中型株ですね。
PERは79.0倍と一般的には超割高水準です。
今回は「GMOグローバルサインHD」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。
「GMOグローバルサインHD」のPER推移を見る
PERは過去比較だと割安水準ですね。
「GMOグローバルサインHD」のPERは79.0倍(22/8/8時点)。
過去の推移を見ると超割高感があります。
PERはコロナショック後に高騰しており、いまだに高水準が続いています。
高い期待が続いている状況です。
利益は増えていませんが、今後の業績期待の現れでしょう。
「GMOグローバルサインHD」の配当利回りを見る
配当利回りは減少中です。
「GMOグローバルサインHD」の配当利回りは8/8時点で0.63%です。
配当利回りは年々さがってきており、人気化していることがわかります。
株主優待は自社グループが提供するサービスの利用料キャッシュバック
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株 | ・グループサービスのキャッシュバック(上限5,000円 ×年2回) ・GMOクリック証券の手数料をキャッシュバック ×年2回 ※6ヶ月以上保有 |
「GMOグローバルサインHD」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は常に上昇しています。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「GMOグローバルサインHD」の売上は上昇傾向です。
主力事業は軒並みストック化ビジネスで、売上は上昇傾向ですね。
売上の上昇はゆるやかですが今後も毎年上昇が期待できる企業です。
「GMOグローバルサインHD」の営業利益率(10%以上が目安)
営業利益率は10%を超えています。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「GMOグローバルサインHD」の営業利益率は10%です。
営業利益率は今後も上昇傾向になってもおかしくありませんね。
既存のSSL証明書・電子印鑑、サーバ関連は高い営業利益率です。
あとはDX事業が黒字化すればといった状況です。
今後も営業利益率の上昇が期待できるでしょう。
「GMOグローバルサインHD」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは一進一退です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「GMOグローバルサインHD」のEPSは横ばい傾向です。
2021年に大きく下落し、2022年は上昇予定ですが、思ったように成長できていないように見えますね。
「GMOグローバルサインHD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は高いです。
「GMOグローバルサインHD」の自己資本比率は60%程度で安定しています。
有利子負債も少なく、財務状況は良好です。
自己資本比率は長くに渡り60%程度で安定していますね。
「GMOグローバルサインHD」の配当金
配当は上昇傾向です
「GMOグローバルサインHD」の配当金は上昇傾向です。
業績連動で、毎年利益と連動して変化しています。
2022年は1株39.06円と増配の予想です。
配当は安定はしないですが上昇傾向ですね。
「GMOグローバルサインHD」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は80%になりました。
「GMOグローバルサインHD」の配当性向は80%まで増加してきました。
配当性向は市場平均より高いですね。
事業成長にはそれほど多額の投資が必要ないのでしょう。
利益のほとんどを配当金として株主に還元しています。
「GMOグローバルサインHD」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定推移です。
「GMOグローバルサインHD」の営業CFは安定推移です。
毎年営業CFは15億円〜20億円ほどで安定していますね。
成長企業なら営業CFも上昇傾向になってほしいところではあります。
「GMOグローバルサインHD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「GMOグローバルサインHD」の現金は50億円ほどです。
総資産は115億円ほどで、総資産に占める現金の比率は43%程度です。
現金比率は高い水準です。
現金保有額は年々増加しており利益がつみあがっていることがわかります。
現金保有額は問題なさそうですね。
「GMOグローバルサインHD」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は上昇傾向です。
「GMOグローバルサインHD」の当期純利益は上昇傾向です。
2022年は9億円と2021年の減益から復活予想です。
今後は利益成長フェーズに入れるかが注目です。
【まとめ】「GMOグローバルサインHD」は成長期待が高い高PER企業
毎年売上が成長しており安定成長が期待できる企業です。
GMOグローバルサインHDの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ✕ | 0.6% |
売上高 | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ◯ | 10%前後 |
EPS(1株利益) | ▲ | 安定しない |
自己資本比率 | ◯ | 60%前後 |
1株配当 | ▲ | 業績連動 |
配当性向 | ◯ | 80%目安 |
営業キャッシュフロー | ▲ | 横ばい。 |
現金など | ◯ | 上昇傾向 |
当期純利益 | ◯ | 近年好調 |
総評としては「堅実成長の企業」です。
成長力的には高いPERが許容される理由はとぼしそうですが、事業内容が参入障壁が高いもので、今後の期待が高いものだからでしょうか。
2020年以前はPERも低めでしたので、トレンドに乗ったテーマ株という立ち位置でも見られる企業です。
【チャートは?割安?】「GMOグローバルサインHD」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】チャートは上昇傾向ですね
調査時点(22/8/9)では株価は6,210円。
株価チャートは長期では右肩あがりです。
2021年から大きく下落をしていますが、最近は下げ止まって再び上昇傾向になりました。
決算がそこまで強いわけでもなく高いPERですが、チャートは力強いですね。
SSL証明書と電子印鑑というユニークなビジネスを展開しており、今後の成長期待を折り込んでいると言えそうです。
事業は魅力的ですが、PERが79倍とかなり高いので、初心者は手を出さずに今はスルーすべきでしょう。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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