こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
2020年11月28日の日本経済新聞「マネーのまなび」のコーナーで「利回り狙い 波乱に備えという」見出しの記事が掲載されていました。
そこに、これからの資産運用の一つの正解を見つけましたので、
皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
- コロナによって株式市場で起こった事
- 資産運用をどのようにすればよいか?がわかる
- 過去の「貯金でOK」から、今の「資産運用の正解」がわかる
- 配当重視の投資商品がわかる
コロナにより株高が促進された。
今は空前絶後の「株高の時代です。」
新型コロナウイルスの感染拡大が続くことにより、一般企業が倒産しないように大幅な給付金をだしました。
その一部が株式の購入に繋がり、
米ダウ工業30種平均が3万ドルを突破しました。
日経平均も2万6千円の後半までつけて、
29年ぶりの高値になりました。
11月現在、たった半年前の3月の段階を振り返ると・・・
- 米ダウは2万ドルを割り
- 日経平均も1万6552円までさげました。
日経平均の高値と安値の差が、
1年間で1万円をこえるのは、1990年のバブルの時依頼となります。
今後の株式市場の見込み
今後もしばらくは、株式市場は乱高下するでしょう。
これだけ、株が急上昇していると、下落時はかなり厳しいものがくる可能性もあります。
そのため、株の値上がりに安直に期待するだけでなく以下の心構えが必要になります。
これからの株式投資での心構え
- 投資商品ごとの、リスクとリターンを把握する
- リスクを理解して、安定的な利回りが得られる商品を選ぶ
- 結果、資産全体のリスクを抑えて、毎日心安らかに眠れる状態を作る
主な金融商品の利回りを比較
まず、主な金融商品の利回りを把握しましょう。
11/28の日経新聞より表を引用します。
金融商品 | 利回り | 特徴 |
---|---|---|
個人向け国債 | 0.05% | リスクは国の財政破綻。半年ごとに利率が変わる変動金利型も |
高格付け社債 | 0.355% | 企業の信用リスクを反映。国債に比べ途中売却しにくい面も |
株式 | 1.98% | 配当は業績などにより増減。株価下落で元本割れの可能性も |
REIT | 4.29% | 分配金は運用状況で増減。価格変動リスクは比較的大きい |
米国債ETF | 2.42 | 米国債指数を対象にしたETF。元本は変動 |
個人向け国債が10年変動金利型の当初適用利率、
社債が残存期間10年で格付けAAの平均、
株式が東証1部の平均配当利回り(予想ベース)
REITが平均予想分配利回り、
米国債ETFが上場インデックスファンド米国債権(為替なし)の分配金利回り(実績ベース)
11月25日時点
この利回りを見ると、株式、REIT、米国債ETFの3択ですね。
貯金でお金を増やす感覚を「今風にアップデート」する
この記事は「銀行の金利が低い今、貯金をしても増えないから・・・」という皆さん向けに書いていますので、少し過去のおさらいをしましょう。
昔は銀行に預けるだけで年利6%で増えた
バブルの1990年代。銀行の金利はの平均は「約5%〜6%」でした。
元本保証で年利5%以上が約束されているなんて夢のような時代でしたね。
1991年4月の「10年物国債の利回りは6%後半」でした。
今は昔より、日本企業の配当金が増えている
法人企業統計によると、2019年度の金融を除いた、企業の配当支払額は約24兆4000絵億円。
企業の配当金は10年前に比べて倍増しています。
逆に支払利息は約5兆6000億円。
借金の返済額は10年で半分近くに減っています。
日本企業は「借金返済 → 配当金」にお金の使い方をシフトさせています。
つまり、日本企業の「稼ぐ力と」「株主還元の意識」はここ10年で格段に高まったしたのです。
「株式投資」がこれからの資産運用の新常識
ここまでの「銀行の低金利化、日本企業の配当金の増加」により、
昔と今では「お金の増やし方の最適解が変わりました」
これからは、銀行預金でお金を増やすのではなく、
株式投資でお金を増やすのが新常識になっています。
バブルと今では「利回り」の良い商品が違う
- バブル・・・金利は約6% > 配当金は約1%
- 現在・・・金利は0.1%未満 < 配当金は約2%
低金利時代は「株式、REIT、国債ETF」の3つで配当収入を作る
ここまでで、過去と現状の大まかな状況を解説してきました。
そして以下の3つを組み合わせて「配当金を受け取る投資」をしていくのが良さそうということもわかりました。
3つの金融資産で収入を作る
- 株式投資・・・各企業の株を買う
- REIT・・・株式投資の中でも不動産に特化したもの
- 米国債ETF・・・国債の生でも。利回りが高く、安全性も高い米国債を買う
年金を運用しているファンド(GPIF)のポートフォリをを参考にする
配当金など、お金が入ってくるポートフォリを作るときに、ここでは日本の「年金をあずかって増やす」ファンドであるGPIFを参考にしたいと思います。
GPIFは国民の大事な年金を預かるわけで「超エリートが、安全に増えるな運用」をしているからです。
綺麗に「株式」と「国債」に分配されていますね。
新聞内の記述では「国内債券の一部をREITに移してもよいのではないか」と書かれていました。
その意図は解ります。
「利回りが低い日本国債を持っていてもお金は増えませんからね」
それよりは、多少値下がりのリスクがあっても、利回りの高いものを組み入れても良いのではないか?という意見です。
結局何を買えばいいのか?
個人が投資を始める際、株式、債権、REITなどでどの様に配分を決めて買えば良いかわからない場合は「バランスファンドを買うのがおすすめです」
たとえば以下2つは、1本の投資信託を買うだけで「それぞれの資産に分散して投資ができます」
個人的には「手数料が高い、毎月分配型投資信託はおすすめしないので」ここでは、分配金を出さないファンドを紹介しますので、イメージを掴むのに役立てていただければと思います。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)はGPIFと同じ様に、先進国と日本の株式と債権にバランス良く配分するファンドですね。
基本的には「株式が上がると債権がさがります」。
またその逆もあります「債権が上がると株が下がる」
そのため、バランス良く配分して置けば、元本はそこまで変わらず、安定的に
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は
「株式、債権、リート」を3つの国(日本、先進国、新興国)に分散して投資する投資信託です。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)はこんな人におすすめ
- 日本にも、先進国(米国、ドイツなど)にも、新興国(インド、ブラジルなど)にも投資したい
- 株式、債権、REITの全部でバランスよく投資したい
- 細かいことを考えるのが嫌なので、世界経済全体に投資したい。
とにかく全部に分散して投資したいという方にピッタリですね。
【まとめ】これからは貯金ではなく、投資でお金を増やす時代
この記事のまとめ
- 今は株高の時代、利回りの良い商品が昔と比べ変化した。
- 今後、安定的にお金増やすには(株、REIT、米国債権ETF)を組み合わせる
- 困ったら4資産、8資産の均等の投資信託を買っておけば良い。
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