プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim
今回は「シェアリングイノベーション」の財務分析をしていきます。
シェアリングイノベーションはシステム導入企業です。
2021年のIPO企業です。
「Salesforce(営業管理・顧客管理)の+Tableau(データ分析ツール)導入支援」や
スマホ・Webアプリ、業務システム開発を全て実施できる総合DX支援を行っています。
若く勢いがありそうな企業です。
シェアリングイノベーション (7676)は総合DX企業?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) April 5, 2022
大企業の池で泳ぐコイとしては以下を1社で実施できる所に大きな魅力を感じます??
・Salesforce導入支援
・Tableau導入支援
・基幹システム開発
・WEBシステム開発
・スマホアプリ開発
顧客は1社にこれら全部を支援して欲しいのです✨ pic.twitter.com/USTki16VDf
業績は右肩あがりのワンストップDX企業です
この銘柄はいま買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「シェアリングイノベーション」はシステム開発、サービス導入により企業のDX支援を行う企業
- 「シェアリングイノベーション」のPER推移を見る
- 「シェアリングイノベーション」の配当利回りを見る
- 「シェアリングイノベーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「シェアリングイノベーション」の営業利益率(10%以上で優良)
- 「シェアリングイノベーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「シェアリングイノベーション」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
- 「シェアリングイノベーション」の配当金(高いほど良い)
- 「シェアリングイノベーション」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「シェアリングイノベーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
- 「シェアリングイノベーション」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「シェアリングイノベーション」は高成長のシステム会社
- 【チャートは?割安?】「シェアリングイノベーション」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「シェアリングイノベーション」はシステム開発、サービス導入により企業のDX支援を行う企業
Salesforce導入をきっかけに、その企業の他案件も獲得していきたい所
「シェアリングイノベーション」の事業利益はおもに「システムソリューション事業」のから生み出されています。
システムソリューション事業は、企業向けのシステム開発ですね。
スマホアプリ、WEBシステム、基幹システムのシステム開発です。
対象言語が「Ruby on Rails / Javascript / Python / PHP」というところで、金融機関などの堅い企業向けというより、マーケティングやCRM重視の小売業などに強そうです。
そのため「Salesforce+Tableau」を顧客分析に使って顧客に最適なメルマガなどのアプローチを行うといったアウトプットイメージでしょうか。
Salesforceを使っているためマーケティング業務以外にも様々な業務内容に使えそうです。
シェアリングイノベーションのセグメント(事業分野)は2つ
- デジタルトランスフォーメーション(DX)事業
・ クラウドインテグレーション(CI)
・ システムソリューション(SS) - プラットフォーム(PF)事業
占いサービス「ウラーラ」
時価総額は調査時点で「87億円」ということで超小型株ですね。
PERは29.1倍と多少割安ですね。
今回は「シェアリングイノベーション」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「シェアリングイノベーション」のPER推移を見る
そこまで割高ではありません。
「シェアリングイノベーション」のPERは29.1倍。
成長株としては30倍ほどはそこまで高くありません。
少し前は株価が暴落して約20倍まで行っていたので、今思うと惜しいことをしましたね。
もっとも渦中では”もっと落ちるかと思って”買えないのですが。
「シェアリングイノベーション」の配当利回りを見る
いまは配当は出していません。
「シェアリングイノベーション」は今は配当をだしていません。
今は事業成長に資金を集中するフェーズですね。
「シェアリングイノベーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は毎年2桁成長を遂げています
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「シェアリングイノベーション」の売上は毎年2桁の成長を遂げています。
※2020年はコロナショックのため除外
中期経営計画のKPIでも毎年20%以上成長を掲げられており
今後も成長スピードは維持される想定です。
「シェアリングイノベーション」の営業利益率(10%以上で優良)
営業利益率は8%ほどです
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「シェアリングイノベーション」の営業利益率は直近予想で8%ほど。
IT企業としては営業利益率はそれほど高くはありません。
まだまだ利益率も整備されていく最中でしょう。
今後、無駄を省くフェーズに入れば営業利益率を上げることも可能でしょうか、
いまはコスパをそれほど重視していないように見えます。
敢えて厳しく見るならば社員の平均年齢が低く、生産性がそれほど高くないという見かたもできます。
いずれにしろ伸びしろは十分あると考えていいでしょう。
「シェアリングイノベーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「シェアリングイノベーション」のEPSは上昇中です。
毎年利益が成長しており企業価値が上昇中だということがわかります。
「シェアリングイノベーション」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
自己資本比率は70%を超えています
「シェアリングイノベーション」の自己資本比率は70%を超えています。
無借金企業で、財務の安心度は高いです。
成長企業なので有利子負債で財務レバレッジをかけないのは評価が分かれそうです。
それでもM&Aを実施しており、まだ有利子負債が必要なフェーズではないと個人的には考えています。
自己資本比率の今後に注目したい企業です。
「シェアリングイノベーション」の配当金(高いほど良い)
配当は今は無配です
「シェアリングイノベーション」の配当は無配です。
今は配当は出さずに事業成長にフォーカスしています。
「シェアリングイノベーション」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定推移です
「シェアリングイノベーション」の営業CFは安定的にプラスです。
営業CFは2021年は大きく伸びいますね。
ここまでは順調と見ていいでしょう。
今後も営業CFの伸びに期待です。
「シェアリングイノベーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
現金は増加中です。
「シェアリングイノベーション」の現金は9億円前後です。
営業CFのプラスと上場による資金調達で現金が増えています。
現金も増えてきましたね。今後の使い方に注目です。
「シェアリングイノベーション」の当期純利益は上昇中か?
利益は急上昇中です
「シェアリングイノベーション」の当期純利益も毎年20%以上の成長をしています。
ここ3年の伸びが凄いですね。
一気に億単位の利益を稼ぎ出す企業になりました。
【まとめ】「シェアリングイノベーション」は高成長のシステム会社
ハイリスク・ハイリターンな企業です
シェアリングイノベーションの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | 無配 |
売上高 | ◎ | 毎年20%ほど成長 |
営業利益率 | ◯ | 8% |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
自己資本比率 | ◯ | 70% |
1株配当 | ー | 無配 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◯ | 増加中 |
総評としては、今後も成長力が期待できる企業です。
「Salesforce+Tableau」とWEB、基幹システムという多くの武器を持っています。
今後の需要が高い技術を有しており、Salesforce導入支援を皮切りに企業のシステム案件をとっていくことが期待できます。
売上、利益が成長しており、
新卒の75名採用も、数年後の事業貢献が期待ができます。
【チャートは?割安?】「シェアリングイノベーション」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】コイとしては期待したい企業です
この記事の執筆時点(22/4/5)では株価は2,381円。
決算がよく、今後も成長力が期待できる成長企業だと思います。
ポイントはSalesforceの導入支援ですね。
この事業がどのくらい成長できるか業績の明暗を分けるでしょう。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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