プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim
今回は「イメージマジック」の財務分析をしていきます。
2022年のIPO企業です。
イメージマジックはオンデマンドプリント企業です。
Tシャツなどオリジナルプリントをオンラインから注文ができるシステムを開発しています。
一般消費者向けに「オリジナルプリント.jp」
企業向けにはOEMでオンデマンドプリントECシステムを提供する「maker town」を展開しています。
オンデマンドプリント(ODP)サービスは米国のAmazonが数百億円の規模で投資を宣言している分野で技術やアイデアで「早く安く作る」ことを目指している企業です。
イメージマジック (7676)は総合DX企業?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) April 5, 2022
大企業の池で泳ぐコイとしては以下を1社で実施できる所に大きな魅力を感じます??
・Salesforce導入支援
・Tableau導入支援
・基幹システム開発
・WEBシステム開発
・スマホアプリ開発
顧客は1社にこれら全部を支援して欲しいのです✨ pic.twitter.com/USTki16VDf
業績は右肩あがりのワンストップDX企業です
現在はアパレルや雑貨など、同じ物を多数生産しないとコストが上がってしまう課題があります。
オリジナルデザインでプリントできることで世界に一つしかないデザインのものを安く提供することができます。
同業他社ではラクスル(4384)が「印刷機のスキマ時間を使うサービス」である一方、
イメージマジックは自社工場での生産、生産管理システムから機械の配置、配送といった自社で培った「ノウハウをワンセットで企業に提供する」ところがビジネスモデルの違いです。
この銘柄はいま買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「イメージマジック」はオンデマンドプリントの仕組みを作る企業
- 「イメージマジック」のPER推移を見る
- 「イメージマジック」の配当利回りを見る
- 「イメージマジック」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「イメージマジック」の営業利益率(10%以上で優良)
- 「イメージマジック」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「イメージマジック」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
- 「イメージマジック」の配当金(高いほど良い)
- 「イメージマジック」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「イメージマジック」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
- 「イメージマジック」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「イメージマジック」はシステムを活用したモノづくりのDX会社
- 【チャートは?割安?】「イメージマジック」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「イメージマジック」はオンデマンドプリントの仕組みを作る企業
注目したいのは「技術力」です
「イメージマジック」の事業利益はおもに「オンデマンドプリントサービス」のから生み出されています。
自社工場でプリントをして出荷を行うサービスが主軸です。
今後の成長余地としては「技術力」を生かした「ノウハウを他社に提供する」事業に期待です。
事実として「ソリューションサービス事業」が利益率を押し上げています。
イメージマジックのセグメント(事業分野)は2つ
- オンデマンドプリントサービス
自社サイトや、協力会社から受注し自社工場で生産・出荷を行う - ソリューションサービス
オンデマンドプリントの、ハード・ソフトを他社に提供する
時価総額は調査時点で「47億円」ということで超小型株ですね。
PERは10.3倍と割安ですね。
今回は「イメージマジック」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「イメージマジック」のPER推移を見る
そこまで割高ではありません。
「イメージマジック」のPERは10.3倍。
成長株としては10倍はかなり割安です。
これほど低いPERから事業成長に期待を持たれていないように見えます。
まだ2022年の3月にIPOしたばかりで、地合いが悪いせいもあるかもしれません。
割安に放置されている状況といえそうです。
「イメージマジック」の配当利回りを見る
いまは配当は出していません。
「イメージマジック」は今は配当をだしていません。
今は事業成長に資金を集中するフェーズですね。
「イメージマジック」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は毎年2桁成長を遂げています
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「イメージマジック」の売上は毎年2桁の成長を遂げています。
毎年力強く成長できています。
IPOをしていよいよ成長にドライブがかかるでしょうか。
「イメージマジック」の営業利益率(10%以上で優良)
営業利益率は8%ほどです
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「イメージマジック」の営業利益率は直近予想で8%ほど。
営業利益率は上昇傾向ですね。
安く早く大量に印刷をできるようになれば今後も営業利益率があがってくるかもしれません。
現段階でも営業利益率は8%とそこそこ高いですが日々”早く・安く”印刷ができるような業務改善がおこなわれているので期待できる企業です。
「イメージマジック」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「イメージマジック」のEPSは2022年の予想では100円を超えます。
EPSは上昇しており成長力が高い企業といえます。
「イメージマジック」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
自己資本比率は70%を超えています
「イメージマジック」の自己資本比率は30%あたり。
2022年はIPOにて資金調達を行ったので自己資本比率は多少あがるかもしれませんね。
有利子負債はありますが、成長企業で、財務レバレッジを効かせて事業を展開をするのは問題ないでしょう。
総資産が少ない企業なので、自己資本比率は問題ないと見ていいでしょう。
「イメージマジック」の配当金(高いほど良い)
配当は今は無配です
「イメージマジック」の配当は無配です。
今は配当は出さずに事業成長にフォーカスしています。
「イメージマジック」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは上昇傾向です
「イメージマジック」の営業CFは上昇傾向。
営業CFは2年の実績しかありませんが黒字で進捗しています。
既に十分現金を稼ぐ力があり、経営は軌道に乗っていることがわかりますね。
「イメージマジック」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
現金は増加中です。
「イメージマジック」の現金は5億円前後です。
総資産が19億のうち現金が5億円なら現金比率としては問題ないですね。
今後はIPOによる資金調達で現金も上積み予定ですが、設備投資・基幹システム開発・人材採用費・宣伝広告費に使われる予定です。
「イメージマジック」の当期純利益は上昇中か?
利益は急上昇中です
「イメージマジック」の当期純利益は毎年大きく上昇しています
2022年も大きな上積みが予定されています。
利益の伸びは素晴らしいですね。
【まとめ】「イメージマジック」はシステムを活用したモノづくりのDX会社
順調に事業成長をしています
イメージマジックの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | 無配 |
売上高 | ◎ | 毎年20%成長 |
営業利益率 | ◯ | 8% |
EPS(1株利益) | ◯ | 100円を超える予定 |
自己資本比率 | ▲ | 30% |
1株配当 | ー | 無配 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◯ | 増加中 |
総評としては、業績好調な成長企業です。
インターネットを利用して行うアパレルや雑貨オンデマンドプリント。
小ロット受注に対応したソフトウェアと、システムで制御できるハードウェアの開発を進め、ワークフローのDX化を行う企業ですが、
オンデマンドプリントは需要がある産業だけに、効率化・自動化により大量の受注がさばけるようになると、比例して売上も伸びていくでしょう。
【チャートは?割安?】「イメージマジック」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】今の決算なら株価の上昇が期待できます
この記事の執筆時点(22/4/5)では株価は2,054円。
決算がよく、時価総額は50億円程度と小さい規模です。
未来はわかりませんが、成長力が高くPERが10倍であることを考えると、地合いが回復しれこれば株価もあがると思ってよいでしょう。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
#PR マネックス証券なら「企業の分析」が簡単にできる
上の記事でも解説していますが、プラズマコイが分析用に使っているツールは
マネックス証券の「銘柄スカウター」です。
以下が気に入ってるところです。
- 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
- 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
- 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい
銘柄スカウターはマネックス証券の口座を持つことで使えます。
そして口座開設は無料。無料なのでノーリスクです。
口座開設がまだの方はとりあえず開設しておいても損はないので開設しましょう。
この記事が為になったと思ったら応援クリックをお願いします(^^)↓
本ブログは株式投資から経済を学ぶブログです。応援クリックをお願いします!
関連コンテンツです。
日経平均が3万円を突破しても割安な12社をピックアップしています。
いまから学んでおきたい「新NISAの投資戦略」と注目の「増配株100選」を紹介しておきます。
四季報「2023年新春号」のなかから、いま買っても良いと思える企業を選定しました。
2023年は日本株は金利上昇の影響をうけそうです。注目株を選定しました。
プロが紹介されていたNISAで買いたい高配当株をチェックしてみました。
2023年の注目テーマ地銀株の特集です
4万円台以下で買える高配当株を集めました。
5万円台〜10万円台で買える高配当株を集めました。
円安時に業績を伸ばしそうな日本株の好業績企業をピックアップしています。
日本株で連続増配の優良企業60銘柄と、注目の企業をピックアップしました。
連続増配株を中心に野球の打線を組み攻守のバランスの良い高配当ポートフォリオを作りました。
高い営業利益率と高い自己資本比率を持つ安定高配当株を紹介しています。
2022年の投資環境を考慮したディフェンシブなおすすめポートフォリオを紹介します。
2023年も継続して使えると思ってます。
割安高成長の銘柄をピックアップしました。
高齢化社会に向け成長しそうな注目企業の特集です。
オンラインストアが人気のいま、業績が伸びそうな「物流・倉庫関連」注目企業をピックアップしました。