株式投資・金融知識

【増配企業】「IDホールディングス(4709)」は”DX事業”を手掛ける。総合システム会社。株価は?!今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回はM&A戦略で、様々な企業DX関連企業をグループ化している
「IDホールディングス」の財務分析をしていきます。

様々なDX関連事業で構成されるIDグループ。
国内や海外で子会社をどんどん増やして成長をしています。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

株主還元意識が非常に高い会社です。

「IDホールディングス」はIT関連サービスを展開。近年はDX事業に注力

2021年3月期 決算説明資料より
プラズマコイ

サービスの45%がシステム運用管理(ストックビジネス)

「IDホールディングス」の事業利益は、おもに「システムの運営管理」で生み出されています。
金融機関など大口の顧客を持ちここが最大の魅力の企業だと思います。

売上の5割弱がシステム運営管理の「ストックビジネス」であることから安定業績があげられるのが魅力です。
残りの半分で売上増加を目指すことも忘れていませんので、攻守のバランスが良い企業運営が行われています。

「IDホールディングス」はストックビジネスによる安定業績が最大の魅力

IDホールディングスのセグメントは主に4つ

  1. システム運営管理(全体の4割)
    金融機関などに「24時間365日稼働」のシステム運営管理サービスを提供
  2. ソフトウェア開発(全体の3割)
    金融機関などにソフトウェアを開発する業務を提供
  3. システム基盤(全体の1割)
    サーバの保守業務で、障害に強いサービスの提供をサポート
  4. サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育(全体の1割)
    セキュリティ関連のソフトウェアの導入・運営サポート

時価総額は調査時点で「162億円」ということで小型株ですね。
PERは15倍と普通ですね。気持ち高めかなと言った所です。

今回は「IDホールディングス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

「IDホールディングス」の配当利回りを見る

プラズマコイ

3%〜4%くらいの間

「IDホールディングス」の配当利回りは概ね3%台。高いですね。
株式分割の関係で少し数字がおかしいですね。
21/7/1時点の配当利回りがは4.4%となっています。

安定的に配当をだす企業で、最近は少し株価があがってきて利回りがさがってきていますね。
配当利回りが4%を超えており魅力的な水準です。

2021/7/1に株式分割を行っています。
7/1時点では1株900円ほどに購入単価がさがりました。
個人投資家が購入しやすくなりましたね。

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • 今後キャピタルゲインを狙えるか?
  • 今後の配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「IDホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

2022年の高い目標は達成できるのか!?

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「IDホールディングス」の売上は、少しずつ上昇トレンド。
ここ2年は業績が落ち込んでいましたが2022年は遅れを取り戻すような強気の売上予想です。

前年プラス16%はチャレンジかと思いますので実現できるかが重要です。

「IDホールディングス」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率はジリジリ上昇中

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「IDホールディングス」の営業利益率は平常時は6%くらいと、低い水準です。

IT関連、DX事業ということであれば営業利益率を10%にするのは十分可能かと思いますので、
今後は営業利益率の向上も少しずつ実施されればと思います。

「IDホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

EPSは増加傾向。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「IDホールディングス」は60円くらいで、物足りない部分はありますが近年上昇中。

長く銘柄分析をやっていますが、
どの企業もここ5年くらいはEPSが高くなっている気がします。

「IDホールディングス」も他の日本企業と同様に今後もEPSを伸ばしていってほしいです。

「IDホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は問題のない水準

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「IDホールディングス」の自己資本比率は55%を超えています。
直近では有利子負債が増えていますので、少し気になる所です。

自己資本比率の推移と合わせて有利子負債にも注目していきたいです。

しかし50%台であれば自己資本比率は問題はなさそうです。

「IDホールディングス」の配当金(高いほど良い)

2022年度も増配で1株配当は40円の予定です。
※7/1の株式分割後の水準です。
プラズマコイ

連続増配の企業!

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「IDホールディングス」の配当は連続増配の銘柄です。

配当は増配を続けており安定的に配当金を受け取れる事がわかります。
安定配当の銘柄として検討したいですね。

さらに2022年度も増配で1株配当は40円の予定です。
※7/1の株式分割後の水準です。

この長期保有の銘柄としてこの株主還元の高さは魅力的です。

「IDホールディングス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

ちょっと高すぎる水準

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※【目安】業種によりますが、市場平均は30%くらいです。

「IDホールディングス」の配当性向は推移をみると概ね70%前後が意識されています。
この配当性向では増配余力はのこっていませんね。

ちょっとしたイベントで減配も各のする必要があります。
このあたりの減配リスクは考慮して投資する必要がありますね。

「IDホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

21年はマイナスだが上昇傾向

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「IDホールディングス」の営業CFは安定してプラスです

2021年は20年の反動なのかマイナスになっています
2020年、2021年の2年での平均では13億となっており、一時的な要因だと考えることができます。

つまり現状の経営状態は問題なく推移できているかと思います。
21年はマイナスになったので、その分を有利子負債で補っていますね。

「IDホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

現金は積み上がっている

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「IDホールディングス」の現金は増加中!
21年は営業CFがマイナスで、有利子負債で補っている所が、財務的なポイントになります。

現金を増やすことは事業成長の源泉として重要です。
当たり前ですが、このあたりの財務コントロールができていることがわかります。

自己資本比率を高めながらも現金保有額を増やすことは「事業成長のため」「配当金を増やすため」の双方から必要なことですね。

「IDホールディングス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

7億くらいの配当総額がターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

配当を維持するためには「短期的に利益が多少悪化しても配当を支払える現金」があればよいということになります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「IDホールディングス」は直近では配当金は5〜7億円くらい。
配当性向が70%くらいなので、10億円以上は当期純利益が必要になります

かなり配当性向が高いので、業績が少しでも悪化すれば減配をせざる負えないというリスクもありますね。

「IDホールディングス」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

毎年10億円の利益を確実に超えられるように

「IDホールディングス」の当期純利益は近年は10億円を超えることも珍しくありません。
今の高い配当性向を許容するには、やはり業績成長の期待値が鍵になります。

今後「IDホールディングス」の当期純利益が15億、20億といった利益成長を達成できるかが投資判断のポイントになります。

【まとめ】「IDホールディングス」はストックビジネスが魅力の高配当企業

プラズマコイ

安定収入を盾として、あらたなDX事業で攻める!

IDホールディングスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り4%を超える
売上高(営業収益)上昇中
営業利益率6%台
EPS(1株利益)60円弱
自己資本比率55%ほど
1株配当連続増配
配当性向70%目安
営業キャッシュフロー安定プラス
現金など十分
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、高配当株でしかもストックビジネスがあるので簡単に業績が悪化しないという魅力ある企業だと思います。

一定の業績はあげつづけられる目処はあるので、あとは成長分野に積極参入しているところが花開けばさらに成長できるだけの可能性はあると思っています。

「IDホールディングス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】株価はレンジの中を推移している

この記事の執筆時点(21/07/1)では株価は894円。
配当利回りも高く、魅力的な銘柄ではあります。

しかし、配当性向が高いのが気になる所と、ストックビジネスとは行ってもシステムの保守なので、徐々に衰退していく可能性もあり、プラスとマイナスの可能性が入り交じる企業だと思います。

そのため、強く買うべき銘柄ではないと思いますが、
今持っているホルダーの方は売る必要はないと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

IDホールディングスは魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合、1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

IDホールディングス自体はそこまで高い株ではないですが、それでも1単元(100株)買おうとすると記事執筆時点の株価では9万円近く必要です。

特に初心者は少額で経験を積むのも良いと思いますので、そういった意味でも「SBIネオモバイル証券」はおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」です。

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
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SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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