株式投資・金融知識

【絶好調】「メルカリ(4385)」は日本最大のフリマ・サイトを展開。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は国内最大のフリマサービスを運営する「メルカリ」の財務分析をしていきます。
売上は国内が8割で米国が2割くらいです。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

フリマと言えばメルカリです。
事業の成長はとどまることを知りません。

「メルカリ」はフリマサービスの国内最大手


時価総額は1兆円間近の巨大企業です。

「メルカリ」の事業利益は「フリマサイトの手数料」から生み出されています。
他にはスマホ決済事業(メルペイ)の金融事業からも利益をあげています。

メルカリと言えば、主婦層を中心に新たなプラットフォームを創出したイノベーション企業です。
買い物を企業を介さずに「個人と個人」で行うネットフリマプラットフォームを作った企業です。

「メルカリ=フリマ」というネットフリマ取引の代名詞になっているサービスです。

ラクマ(楽天)やPayPayフリマ(ソフトバンク)も同様のサービスを行っていますが、
先行者利益によりメルカリの方にユーザーが集まっている状況です。

「メルカリ」はフリマサイトを運営する会社。
事業モデルは主に手数料ビジネスで、流通量が増えるほど利益も増えることになる。

他には「メルコイン」という子会社を立ち上げています。
仮想通貨を事業に組み込むための企業で、今後の動向が注目されています。

メルカリの事業セグメントは3つ

  1. メルカリJP
    国内で展開するメルカリ
  2. メルペイ
    スマホ決済サービス。後払いサービスの金利が利益寄与。
  3. メルカリUS
    米国で展開するメルカリ

時価総額は調査時点で「9818億円」ということで大型株ですね。
PERは171.65倍と少し割高です。非常に期待されている銘柄ですね。

今回は「メルカリ」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「メルカリ」の配当利回りを見る


無配の企業です。

「メルカリ」は現在は配当をだしていません。
まだグロース期のため配当は出さない方針のようです。

「メルカリ」の売上(上昇トレンドであるか?)


毎年圧倒的な成長を続けています。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

メルカリは毎年高い売上成長をとげています。
2022年度の1Qでは50%の売上成長で、株価も2019年は2000円未満をつける場面もありましたが今は6000円を突破しています。

非常に好調に推移をできていますね。

「メルカリ」の営業利益率(10%以上は欲しい)


利益率は非常に高い水準です

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「メルカリ」の営業利益率は5%ほど。

メルカリJP単体での営業利益率は30%程度と高い利益率です。
この本業での営業利益を原資に、さまざまな事業に投資を行っています。

特にメルカリは成長スピードが命の企業なため、黒字化も急ぎませんでした。
今後も売上成長を第一にして営業利益率は少しずつ伸ばしていく形で推移していくと思われます。

「メルカリ」のEPS(一株当たり当期純利益)


EPSはプラスになりました。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「メルカリ」のEPSは上昇傾向です。2021年にプラスに転換しました。

2022年度もEPSはおそらく上昇していくでしょう。
上昇中であれば株価にも好影響をつづけることになります。

「メルカリ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)


自己資本比率は高い水準です

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「メルカリ」の自己資本比率は15%程度です。
有利子負債も多く、金融業のような事業もあるので自己資本比率は低いですね。

自己資本比率としては一般的なの企業であれば危険水域ではあります。
メルカリの場合はビジネスモデル的に自己資本比率が低くなりやすい点があります。

また現金保有額も多く、当面の経営には問題ないでしょう。

「メルカリ」の配当金(高いほど良い)


無配の企業です。

まだグロース期の企業ですので配当は出していません。

「メルカリ」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFはプラス転換しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「メルカリ」の営業CFは近年プラスに展開していますです。
2022年は営業黒字が見込まれているので営業CFもおそらくプラスで着地できるでしょう。

販促費など、攻めの経営をすると営業CFがその分下がるので投資的な経費をどこまで使うかで変動しそうです。

「メルカリ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 


現金は増加中です。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「メルカリ」の現金はどんどん増加しています。
有利子負債も足しており、現金保有額を増やして業績悪化耐性を強めています。

メルカリは総資産の半分以上が現預金ですね。

「メルカリ」の当期純利益は上昇中か?


黒字展開しています。

「メルカリ」は2021年に黒字展開をしています。
2022年度もプラズマコイの予想では通期黒字で着地してくると思います。

2年続けて黒字になれば、本物ですね。
赤字を掘って成長するフェーズはおわりで、今後も黒字で推移するということでしょう。

【まとめ】「メルカリ」は売上成長を高いペースで維持できているフリマサービスの運営企業


高い成長力で盤石な企業です

メルカリの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り
売上高増加中
営業利益率増加中
EPS(1株利益)30円くらい
自己資本比率14%
1株配当
配当性向
営業キャッシュフロープラス
現金など増加中

総評としては、売上成長率が素晴らしい成長企業です。
決算資料からは今後も成長投資を続ける意欲を感じます。

そろそろ時価総額が1兆円に到達するので、上昇余地がどこまであるかは考えてから購入すべきかもしれません。

【チャートは?割安?】「メルカリ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。


【買い】上昇トレンドの最中です

この記事の執筆時点(21/10/29)では株価は6,150円。

売上の成長率が強く、黒字転換もしたため株価がかなりあがっています。
上昇トレンドなので順張りで買ってもOKです。

決算を落とさない限りはホールドしていれば良い企業でしょう。

※投資は自己責任でお願いします。

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