プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は「個性・才能を発掘し、社員を人財として活用」するサービスを提供している
「カオナビ」の財務分析をしていきます。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
クラウドで「人材マネジメント」システムを提供している会社です
ツイッターで今後のポテンシャルをざっくり予想しました。
カオナビ(4435)の今後のポテンシャルをざっくり予想
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) September 5, 2021
・約2000社で売上34億
・今後、今の7倍は導入が見込める
・500億の売上までは十分に成長可能と予測 pic.twitter.com/YJW6V1I14c
カオナビは決算資料の数字が見やすくてわかりやすいのが個人的に評価ポイントです。
- 「カオナビ」はDXソリューション、生産性向上・IT人材育成サービスなどを展開
- 「カオナビ」の配当利回りを見る
- 「カオナビ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「カオナビ」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「カオナビ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「カオナビ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「カオナビ」の配当金(高いほど良い)
- 「カオナビ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「カオナビ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「カオナビ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「カオナビ」は「黒字化」で今後利益フェーズになることが期待できる人材マネジメント企業
- 【チャートは?割安?】「カオナビ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「カオナビ」はDXソリューション、生産性向上・IT人材育成サービスなどを展開
最適な人材を最適なポジションに配置するサービス
「カオナビ」の事業利益は「カオナビ」の事業で生み出されています。
他に事業がなく、ビジネスがわかりやすいですね。
投資家にとって優しい企業と言えます。
カオナビが優れている点は「人材を人財」にできるところです。
想像してみてください。社員を育成することは簡単でしょうか?
このように、人材育成は企業にとって重要な問題です。
新卒を採用してもすぐに離職してしまうといった問題もあります。
中途社員を採用するにしても費用がかかりますし「ハズレ」を引いてしまうリスクもあります。
人材管理は企業にとって「後回しにされてきたが重要な課題」なのです。
「カオナビ」の月額収入が収入源(ストックビジネス)
新規導入数と解約率とARRP(1企業平均の売上高)が業績判断のポイント
時価総額は調査時点で「300億」ということで小型株ですね。
PERは黒字転換したばかりなので参考にならないですね。
今回は「カオナビ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「カオナビ」の配当利回りを見る
無配の企業です。
「カオナビ」は事業投資に注力するため現状は配当をだしていません。
- 今後キャピタルゲインを狙えるか?
- 今後の配当を期待できるか?
チェックしていきましょう。
「カオナビ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上成長率は毎年30%を維持
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「カオナビ」の売上は上昇中です。
2022年度はガイダンスでは33%と売上が再成長をする予想です。
売上の再成長は継続的な成長力を維持しているということなので、このガイダンスを達成できるかは重要です。
今後も「カオナビ」は売上成長率が最重要な指標になってきます。
「カオナビ」の営業利益率(10%以上は欲しい)
プラ転をする予定です。
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「カオナビ」の営業利益率は2%ほどです。
2022年はプラ転をするタイミングなので、今後の営業利益率がどのように上昇してくるかが注目です。
ポテンシャルとしては営業利益率10%〜20%は狙える企業だとおもいます。
営業利益率のコントロールにも期待していきたいです。
「カオナビ」のEPS(一株当たり当期純利益)
これから上昇すると予想できる
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「カオナビ」のEPSは2円弱です。
黒字転換をしたあと、どのような上昇を見せてくれるのか期待ですね。
今後の利益動向が毎年上昇すればEPSはおのずと上昇してきます。
カオナビのEPSは今後は「毎年上昇しているか」に注目していきたいと思います。
EPSが毎年上昇すれば株価もあがってくると予想できます。
「カオナビ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は低下気味
「カオナビ」の自己資本比率は30%程度です。
自己資本比率の低さは少し注意点ですね。
財務的には、自己資本比率が30%を切と黄色信号になっています。
このタイミングで黒字転換をする理由も、自己資本比率の低下を考慮しての判断かもしれません。
今後は自己資本比率がどのように上昇させていけるか注目したいところです。
「カオナビ」の配当金(高いほど良い)
無配の企業です。
まだまだグロース期の企業ですので配当は出していませんね。
「カオナビ」の営業活動によるキャッシュフロー
マイナスの年もあるが、今後は安定的にプラスか
「カオナビ」の営業CFはプラスとマイナスを繰り返しています。
どちらかというとトータルではプラスですね。
今までは赤字経営が続いていたのでマイナスの年もありましたが、
今後は毎年力強くプラス成長をしてくれるかと思います。
今後は営業キャッシュフローが安定的に成長していくかにも注目ですね。
「カオナビ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は順調に増加中
「カオナビ」の現金は少しすず増加傾向です。
有利子負債も増えているので、利益が積み上がっているとは言い難いです。
しかし事業用の手元資金は十分かと思います。
現金保有額は問題なしですね。
「カオナビ」の当期純利益は上昇中か?
黒字転換で今後は利益フェーズに突入か?
「カオナビ」の当期純利益は2022年は黒字転換の予定です。
個人的には一度クロテンしたら、今後も継続してほしいですね。
そして売上同様に利益も毎年のように増加してほしいです。
当期純利益よりは営業利益を重視するプラズマコイですが、
「カオナビ」が今後株価を維持するためにはまずは黒字化して、それを維持することが重要なポイントになると思います。
【まとめ】「カオナビ」は「黒字化」で今後利益フェーズになることが期待できる人材マネジメント企業
今後も急成長できる人材管理ソリューションに期待
カオナビの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | |
売上高 | ◎ | 高成長中 |
営業利益率 | △ | 2%予想 |
EPS(1株利益) | △ | 2円 まだこれから |
自己資本比率 | △ | 31%台 |
1株配当 | ー | |
配当性向 | ー | |
営業キャッシュフロー | ◯ | 増加中 |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、クラウド人材管理ツールとして成長中のサービスなので今後の成長力にも期待したいです。
今後も毎回決算をチェックして業績を伸ばし続けられるかは注目です。
一度導入してしまえばそこまで解約されづらいサービスかとも思うので、サブスク銘柄としても注目していきたいです。
【チャートは?割安?】「カオナビ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】ボトムまで下がってきました
この記事の執筆時点(21/09/06)では株価は2655円。
ここ数年の水準でみるとボトム付近です。
ここまでの決算はそれほど悪くないですがこの右肩さがりは手が出しづらいところです。
チャート的には入りづらい形になっています。
※投資は自己責任でお願いします。
株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ
カオナビは魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合、1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。
カオナビを1単元(100株)買おうとするとまとまった金額が必要になります。
初心者は少額で経験を積むのも良いと思いますので、そういった意味でも「SBIネオモバイル証券」はおすすめです。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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マネックス証券の「銘柄スカウター」です。
以下が気に入ってるところです。
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- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
- 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
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