お金・株式投資

【成長株】「オムロン(6645)」は制御機器メーカー。業績は順調で株価も好調。今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回はFA機器などの「制御機器」で有名な「オムロン」の財務分析をしていきます。
一般的には体温計などのヘルスケア用品も作っていますね。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

工場の自動化の需要が今後の業績を左右します。

「オムロン」は主に「制御機器」「電子部品」を製造・販売している会社

投資家向けIR資料より
プラズマコイ

主に産業用の「FA機器」がメイン

「オムロン」の事業利益は主に「制御機器」の事業で生み出されています。
売上の半分は制御機器事業ですね。

FA(ファクトリーオートメーション)など、近年は「自動でモノを作ってくれる」産業用ロボットに需要があります。

「オムロン」はFA製品を中心とした電子機器のメーカー。
工業用製品から一般向けなど、様々な分野に製品を提供している

最近は「MEMS事業」事業譲渡する発表がされています。

シリコンウェハーなどの上に、電子回路やセンサ、機械的に動くアクチュエーターなどを作りこんだ部品だ。
半導体集積回路の製作技術などを利用している。

MEMSとはなにか より引用

「MEMS事業」の事業譲渡により、今後は細かい電子チップの製造は外部にまかせて自身は製品の組み立てに注力するとういことでしょう。

オムロンのセグメントは4つ

  • 制御機器・FAシステム事業
    センサ、スイッチ、セーフティ、リレー、コントロール、FAシステム機器、モーション/ドライブ、ロボティクス、省エネ支援/環境対策機器
  • 電子部品事業
    リレー、スイッチ、コネクタ、センサ
  • 社会システム事業
    エネルギー、駅務機器、交通・道路、遠隔監視/モニタリング、決済/キャッシュレス、電源保護・データ保護、自動化/ロボット
  • 健康医療機器・サービス事業
    血圧計、体温計、低周波治療器、体重体組成計、歩数計・活動量計、電動歯ブラシ、ネブライザ 補聴器、マッサージ機器、保湿機、検査薬、AED

時価総額は調査時点で「1兆9964億円」ということで中型株ですね。
PERは40倍と割高な数値です。

今回は「オムロン」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回調査に使う表は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

「オムロン」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは低い。

「オムロン」の配当利回りは1%未満です。
現在は過去にないほどの低い配当利回りになっています。

株が人気化していますね。

理由はFAの将来性への期待と、事業をどんどんアウトソースしていき利益率が高い会社だからでしょうか。
少し割高感はあります。

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • 今後キャピタルゲインを狙えるか?
  • 今後の配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「オムロン」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

売上は横ばいか減少傾向

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「オムロン」の売上は減少トレンドですね。
2022年度は7000億円は突破してきそうではありますが過去の8000億円には届かなさそうです

売上はあがってはいないのに株価だけが先行であがっているように見えますね。

「オムロン」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は10%と高め

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「オムロン」の営業利益率は10%ほど。

過去の水準からいっても10%前後が目安ですね。
部品系の事業をアウトソースすることにより、営業利益はどんどん高くなっていくことが予想されます。

営業利益率は10%あれば合格ですね。

「オムロン」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

横ばいを推移

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「オムロン」のEPSは230円と高い水準です。しかし成長はしていません。

大型株で成長力は実績ベースではそこまで高くはないですね。

「オムロン」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率はどんどん上がっている

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「オムロン」の自己資本比率は74%程度です。
無借金で財務的には盤石ですね。

自己資本比率はどんどん上がっており、財務的な心配はなさそうです。

「オムロン」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

配当金は84円を維持

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「オムロン」は2016年に一度減配をしてからは増配傾向。

安定業績のため、減配はあまりありませんが、業績が悪化したら減配をする企業とも言えます。
近年は利益水準が横ばいのためか配当金も横ばいですね。

その中、2022年度は1株86円と増配の予想です。

「オムロン」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は40%が目安

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「オムロン」の配当性向は30%〜40%を目安としているようです。
はっきりと配当維持をするわけでもなく、柔軟に配当を出す企業ですね。

まだまだ配当よりも事業成長に資金を投下するといった経営方針に見えます。

「オムロン」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

営業CFが伸びているのが心強い

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「オムロン」の営業CFは増加傾向です。
営業活動での現金収支が毎年増加しているのは強いポジティブ材料です。

今後は少し下がってくることが予想されますが現金を稼ぐ力は強い企業ですね。

「オムロン」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

どんどん増加している

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「オムロン」の現金は増加の一途をたどっています。

毎年多額の現金を稼ぐことができて、使う金額もそれほど多くないためどんどん現金が積み上がっていくビジネスモデルです。

現状では非常に経営が上手くいっていると言う評価ができますね。
今後どこかで業績が傾いてきてもこの大きな現金で事業を立て直すことができるでしょう。

配当性向もそれほど高くないのも現金を積み上げやすい1つの要因ですね。

「オムロン」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

170億円くらいが配当総額のターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「オムロン」の配当総額は170億円程度。
配当性向が40%くらいなのでまだまだ経営状態には余裕があります。

利益が伸びてこれば増配もねらえますね。

「オムロン」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

まだ利益は回復途上

「オムロン」の当期純利益は近年は減収気味ですね。
しかし2022年度はどうでしょうか、経済回復が進めば500億円を突破することはそれほど難しいことではありません昨今の経済動向からは600億円もねらえますね。

景気に左右されるのでなんとも言えませんが2022年のQ1決算からは業績予想は上振れしそうです。

【まとめ】「オムロン」は、FA機器など、ロボットや電子機器に強みを持つメーカー

プラズマコイ

産業用ロボットは今後の産業トレンドで需要が高い

オムロンの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り0%台
売上高減少傾向
営業利益率10%
EPS(1株利益)230円台
自己資本比率70%台で上昇中
1株配当業績連動
配当性向40%目安
営業キャッシュフロー上昇中
現金など上昇の一途
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、安定業績でキャッシュを稼ぐ力も強いです。
株価は割高な水準です。

ちょっとマーケットの期待が高い企業ですね。

【チャートは?割安?】「オムロン」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【売り】PER40%はさすがに高い

この記事の執筆時点(21/08/23)では株価は10,070円。年高値をとってきました。
非常に強気のチャートを形成しています。

直近決算はよかったのですが、ここまで強いチャートになる理由が

決算をミスると高いバリエーションから一気に株価が落ちる可能性をはらんでいます。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

オムロンは魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合、1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

オムロン自体は1単元(100株)を買おうとすると記事執筆時点の株価では100万円ほど必要です。

高値圏にある今、初心者は少額で経験を積むのも良いと思いますので、そういった意味でも「SBIネオモバイル証券」はおすすめです。

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つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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