こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、博報堂のスピーチライターの「ひきたよしあき」さんの著書
タイトルは”5日で言葉が「思いつかない・まとまらない・伝わらない」がなくなる本”を要約してみなさんと学んでいきたいと思います。
この本は「社会人向け」としておすすめしたいです。
論理的に頭の中を整理して、具体的に伝わる言葉で伝えることが出来るようになる本です。
本書の目次は5章立てになっています。
最初の3つは「考え方」
残り2つは「表現のテクニック」
- 頭のなかにあるものを知る
- 考える習慣をつける
- 論理的に発想する力をつける
- 真に伝わる表現力を磨く
- 言葉に説得力を持たせる
この記事では主に前半の「考え方」の3章を要約していきます。
「思いつかない・まとまらない・伝わらない」がなくなる考え方についてご紹介をしていきます!
- 思ったことを上手く言葉がにできない人
- 上司に質問されたとき、3秒以内に答えられないことがある人
- 「わかりやすい文章、相手に伝わる文章」を書くことが苦手な人
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
頭の中にあるものを知る
まずは頭の中を整理しましょう
大前提として重要なことを言います。
言葉がでてこないのは「頭が生まれつき悪いからでありません」
まず言葉がでてこない2つの原因があります。
- 語彙力が不足している
- 頭が真っ白になって直ぐに言葉がでてこない
語彙力の引き出しを広げる方法は後で紹介します。
ここでは「頭のなかにあるものを知る」という基礎トレーニングを紹介します。
脳はとっても「怠け者」働かせてあげよう
私たちはついつい”ラクな方”を選んでしまいます。
そのため、何かを表現するときも”ラク”をしてしまいます。
たとえば、食べ物を食べるた時の感想って「おいしい」だけで終わってしまうことって多いですよね。
グルメレポートの芸能人は仕事なので、
「まろやかで」「コシが効いていて」など、視聴者が具体的にイメージしやすい言葉を使っています。
形容詞だけで終わるのは注意
形容詞だけで表現をすると”ちょっと足りないかも?”と疑うべきです。
ところで、形容詞とはどんな言葉でしょうか?
例えば「やばい」「お得な」「おしゃれな」など、ものごとを形容する言葉です。
確かに形容詞だけでは「何が?」となるので具体的に光景がイメージできませんね。
形容詞だけではなく、具体的な要素を加えるのがGoodです。
形容詞以外の表現を考えるための「3つのアプローチ」方法
ここで、先程の置いておいた、語彙力が登場します。
- 5感(味覚、触覚、聴覚、嗅覚、視覚)を使ってみる
例:鳥肌が立った - 他人の様子を交える
例:◯◯さんは絶句した - 過去の経験から語る
例:100冊読んだ中のトップ3に入る名著
だんだん豊かな表現になってきました。
この形容詞以外で表現する3つのアプローチをぜひ使ってみてください。
仕事では重要なポイントを3つ以内にまとめる
仕事での会話や会議の内容は「大まかに3つ以内にまとめられる」ことが多いです。
つまり、考えをまとめるためには、
重要な3つのキワードを押さえればよいのです。
そして重要なキーワードが出てくる時には、
発言者が注意を促してくれる場合があります。
重要なキーワードが出てくる時には話し手に変化がある
- ここは重要だぞと言う
- つまり、結論は、要するにと言う
- 発言者の口調が強くなったり、声が大きくなったりする
他にも特徴はあるかもしれませんが、まずはこの3つの”キーワード”がでたら、その後に出てくる言葉をメモしましょう。
考える習慣をつける
考える習慣が身につくと、散らかった頭の中を「まとめる」ことができるようになります。
考える習慣が身につけるためには以下の方法を試してみてください。
考える習慣を身につけるための5つの方法
- 「他の人ならどう考えるか?何を欲しがるか?」を考える
- なぜ?と問う
- 制約をつける
- 仮説を立てる
- ひとりブレストをする
小さい頃に両親や学校の先生に「相手の気持ちになって考えて」と言われた事はありませんか?
相手の立場になってものを考えられるようになれば、
それだけで社会生活は勝ったようなものです。
え?それだけなの??と思うかもしれません。
政治・経済は「相手の気持ちが分かる」人が成功するようになっています。
相手の気持ちがわかることが重要?
- 政治家は国民の声の代弁者です。
- 商品は、お客さんが欲しいと思うものが売れます。
- 知人や、友人は、あなたの共感力が高ければ増えていきます。
相手の気持ちがわかれば、仕事や友人、家庭での人間関係も上手くいきますね。
社会でも「相手が欲しがっているもの」を考えることは有効
繰り返しになりますが、社会人で重要なスキルは「相手が何を欲しがっているか?」を見極めることです。
※超重要なので2回めの登場でした。
例えば営業の人が、企業の担当者に製品を売り込む時、単に担当者が「良い商品だ!」と思うだけではいけません。
平社員の人は上司に説明して承認をもらわないといけないからです。
その上司は、さらに役員に説明する必要があるかもしれません。
つまり「社員が上司に説明しやすいように伝える事」が必要なのです。
論理的に発想する力をつける
考える習慣をつけたら次は「考えをまとめる」方法を身に着けましょう。
考えをまとめるには「考えの型」があります。
頭がいい人は、頭がいいから論理的にわかりやすく話せるというわけではなく「考えの型」を知っているだけという場合も多いのです。
彼らは素早く答えにたどり着くための「考えの型」を身に着けているのです。
つまり、あなたも「考える型」をマスターすると、自由自在な切り口で物事を考えられるようになります。
今回は5つの「考える型」をご紹介します。
論理的に発想し、考えをまとめる「5つの型」
- 5つのwhy
なぜ?を5回繰り返すと「本当の問題」を発見できる。 - 弁証法
サービス・商品の長所と「短所」を出すことによって、短所を解決して、より良いものに改善する方法。 - ターゲットの明確化
誰に売りたいのかを明確化する。 - 擬人化
商品やサービスをキャラクターに見立てると、わかりやすくなる。 - バックキャスト
資料をあつめるとき「おそらくこうなるだろう」というゴールを想定する。すると集めるべき情報がはっきりする。
【まとめ】論理的に頭の中を整理して、具体的に伝わる言葉を使おう
考え方、言葉が「思いつかない・まとまらない・伝わらない」方は必見
この記事では本書の「考え方」の部分をご紹介しました。
- 頭のなかにあるものを知る
- 考える習慣をつける
- 論理的に発想する力をつける
本書には今回紹介した3つの章以外にも、具体的に使えるテクニックが紹介されています。
第4章、第5章では「真に伝わる表現力」や「言葉に説得力を持たせるフレーズ」といった「具体的なわかりやすい表現」のテクニックが紹介されています。
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あなたの仕事における「考え方、文章術」が劇的に上がる1冊になると思います。
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