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コイは年間100万円の配当金を目標に高配当株投資をしています。
年間の配当金を積み上げていくためには
「増配する高配当株」もしくは
「減配しない高配当株」を買って行く必要があります。
今回は、気になる高配当株が
「買うべき株かチェックする方法」を紹介します。
コイは日本株の分析に「マネックス証券の銘柄スカウター」を使っていますのでこちらを使います。
※利用には口座開設(無料)が必要です。
- 株は「自分で選ぶ」ことが重要
- 【最低4つでOK】初心者〜上級者ごとのチェックポイント
- 初級編:【割安度】配当利回り、PER、PBRをみる
- 初級編:【買い時】株価チャートをみる
- 初級編:【事業内容】何をしている企業か?
- 初級編:【配当金】配当が増配傾向にあるかをみる
- 中級編:【安定度】時価総額、自己資本比率をみる
- 【業績】企業の売上・利益の推移をみる
- 中級編:【海外展開】海外事業の有無・比率をみる
- 中級編:【割安度】PER、PBR、配当利回りを過去と今で見比べる
- 上級編:【セグメント業績】事業ごとの業績推移をみる
- 上級編:【決算】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正をみる
- 上級編:【進捗率】決算ごとに業績の進捗率、コンセンサス予想との乖離をみる
- 【まとめ】マネックス証券の「銘柄スカウター」で優良な高配当株をチェック
株は「自分で選ぶ」ことが重要
株を選ぶとき「誰かのおすすめ銘柄」を買ってないでしょうか?
凄い投資家さんのおすすめを買ってるから大丈夫!
…なんて思ってませんか?
よく聞く失敗パターンですね…
高配当株投資は、株式投資の中での比較的リスクが低めで「メンタルが弱い人でも大丈夫」な投資と言われています。
それでも自分のお金を使って投資をするわけですから、誰かのおすすめではなく、
「自分で調べてから」買うことが大切です。
今はYouTubeやSNSで色んな投資家が銘柄を紹介されています。
コイ自身もTwitterで注目の企業を紹介してますすが、他人のおすすめをそのまま買うと…
以下のような状況になりやすいです👇
他人のおすすめは失敗しやすい
- 株価の上昇時は「あの人についていけば良い」と盲信してしまう。
- 少し株価が下がっただけで不安になってくる。
- 下落時は不安で毎日”もやもや”する。
- 含み損を抱えた時に他人のせいにしてしまう
自分でチェックしてから買うようにしましょう。
自分で判断できるよう、高配当株は以下の流れで
「買うべき企業」かチェックしましょう。
【最低4つでOK】初心者〜上級者ごとのチェックポイント
初心者・初級者の方は最低限この4つだけはチェックしましょう(^^)
これだけでも多くの罠銘柄を避けることができます。
- 【割安度】配当利回り、PER、PBRをみる
- 【買い時】株価チャートの上下をみる
- 【事業内容】何をしている企業かをみる
- 【配当金】配当金が増配傾向かをみる
中級者の方は更に以下4点もチェックです。
- 【安定度】時価総額、自己資本比率をみる
- 【業績】企業の売上・利益の推移をみる
- 【海外展開】海外事業の有無・比率をみる
- 【割安度】PER、PBR、配当利回りを過去といまで見比べる
上級者は更に以下の3点もチェックしましょう。
- 【セグメント業績】事業セグメントごとの年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【決算】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正をみる
- 【進捗率】決算ごとの業績の進捗率と、コンセンサス予想との乖離をみる
ちなみに分析ツールは銘柄スカウター以外でもSBI証券、楽天証券などのツールがありますが
「個別株の分析をするときはマネックスの銘柄スカウターが一番使いやすい」とコイは感じています。
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以下、チェックポイントについて詳しく説明していきます。
初級編:【割安度】配当利回り、PER、PBRをみる
3つの指標をチェックします。
まずチェックしたいのは「①配当利回り、②PER、③PBR」です。
チェックする順番も番号通りです。
配当利回り、PER、PBRはここをみる
- 配当利回り(配当に対して株価は高いのか?)
・配当利回りは「高配当株投資で最も重要な指標」です。
・場合によりますが「配当利回りは税引き3.75%〜5%」ほどが購入目安です - PER(利益に対して株価が高いのか?)
・PERは企業が稼ぎだす利益に対して株価が何倍かを示す指標です。
・PERが高い場合は割高と見られます。
・コイは高配当株の場合「PER5倍〜15倍未満」を購入目安にしています。 - PBR(純資産に対して株価は高いのか?)
・PBRは企業が保有する純資産に対して株価が何倍かを示す指標です。
・コイは高配当株の場合「PBR0.5倍〜1倍未満」を購入目安にしています。
※購入目安はあくまで一つの目安です。
初級編:【買い時】株価チャートをみる
初心者は「株価が右肩あがりか?」を確かめましょう
株価チャートを見るのは初心者には大変ですよね。。
見ていると眠くなってきますね(笑)
そのため「株価は右肩あがりか?」だけをチェックしましょう。
投資のセオリーは、株は株価が上昇中に買うです。
初級編:【事業内容】何をしている企業か?
何をしている企業かを知りましょう
ちなみに三菱HCキャピタルは「リース」企業ですね。
株を買う時は企業が「どんなビジネスで利益を出している企業か?」を把握したいです。
初級編:【配当金】配当が増配傾向にあるかをみる
配当金が増配傾向かをチェックしましょう
配当金が目当ての高配当株投資は、
減配しない銘柄を買うことが大切です。
配当利回りが高い方が魅力的ですが、
減配しない株であることが非常に重要です。
連続増配年数をチェックしたり、
減配があっても大幅に減配していないかをチェックしましょう。
中級編:【安定度】時価総額、自己資本比率をみる
時価総額と自己資本比率をチェックします。
中級編ではまず、時価総額と自己資本比率をチェックします。
時価総額、自己資本比率で”これ”を判断
- 時価総額(大型企業か?中小型企業か?)
・時価総額は「企業の大きさ」がわかります。
・時価総額が大きい企業は、一定の安定感があります。
・時価総額が500億以下の中小型企業は、機関投資家が入りにくいため、割安で放置されやすい傾向があります。 - 自己資本比率(借金など負債がないか?)
・自己資本比率が高い企業は財務優良と判断されます。
・借金など、負債が少なければ自己資本比率は高くなるため、減配リスクや倒産リスクが下がります。
・自己資本比率の適正値は業種によって異なります。金融業は低くなりますね。
・個人的には「自己資本比率は60%以上」なら安心で、40%以上あれば合格です。
※数字はあくまで一つの目安です。
【業績】企業の売上・利益の推移をみる
売上、営業利益が最も注目するポイント
業績が上昇傾向かチェックします
「業績が上がっているか」をチェックします。
特に注目するポイントは、売上・営業利益です。
利益の中で営業利益に注目するのは本業の儲けにあたるためです。
逆に言うと、経常利益や当期純利益の増減は一時要因である場合が多く、
本業の儲け(ビジネスの優位性)が維持できているかが重要です。そのため基本的には営業利益に注目します。
中級編:【海外展開】海外事業の有無・比率をみる
海外事業の伸びや比率をみます。
海外で事業を展開しているかもチェックします。
グローバル企業であれば
海外売上、海外売上比率が年々上がっているかもしれません。その場合、今後も業績拡大が見込めます。
また海外売上比率が高い場合は、為替影響も見逃せません。
為替影響とは、円高や円安で業績に影響があることです。
海外に製品やサービスを輸出している日本企業は、円安になると為替差益が生まれ業績がアップします。
逆に円高になると業績ダウンになりますね。
中級編:【割安度】PER、PBR、配当利回りを過去と今で見比べる
今のPERが過去と比較して割高か比べる
今のPBRが過去と比較して割高か比べる
今の配当利回りは過去と比較して低くないか比べる
過去よりも今の方が割安かチェックします
PER、PBR、配当利回りが過去と比較して割安かをチェックします。場合にもよりますが
過去よりも今のほうがPERやPBRが低く、配当利回りが高ければ魅力度が増していると言えます。
上級編:【セグメント業績】事業ごとの業績推移をみる
事業ごとの業績推移をチェックします
企業によっては1つの事業ではなく複数の事業を展開していることがあります。
また、大きくは1つの事業であっても、細かくセグメントでカテゴリ分けをして、それぞれの業績を公開している場合もあります。
その場合、どのビジネスが上手くいっているか?上手くいっていないか
セグメントごとの「業績推移」を見ることができます。
また、売上が多い事業と、利益が多い事業が違う場合もあります。
稼ぎ頭の事業がなにか?成長している事業がなにか?をチェックすると企業の理解が進むのでおすすめです。
上級編:【決算】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正をみる
決算時に決算資料をチェック
株価の上下に最も影響を与えるのは
「直近の決算」「直近の業績予想(上方修正・下方修正)」の2つです。
特に決算発表時は、その内容次第で翌日に株価が動きます。
そのため注目銘柄の決算日は意識して、決算日のうちに「決算短信」と「決算説明資料」の2つを見ることをおすすめします。
※決算説明資料は企業によって2四半期ごとに出す場合や、出さない場合もあります。
【応用編】決算後のPER推移から「今の割安度」を測る
PERが過去と比較して割安かをチェックします
企業が決算で上方修正を出した場合、
PERや配当利回りが過去と比較して割安になります。
決算時は中級編で紹介した
「過去と比較して割安か」を見るのに絶好のタイミングです。
例えば「業績の上方修正」が出た場合はPERが下がるため、
元のPERの水準まで株価が買われやすくなります。
上級編:【進捗率】決算ごとに業績の進捗率、コンセンサス予想との乖離をみる
業績が想定より好調かを見ます
決算発表時に、企業が予想した数字や、アナリストが予想した数字(コンセンサス予想)より「思ったより業績が良かった時」は株価はあがりやすいです。
大きくは2つの場合です。
- 売上、利益の進捗率が想定より大きく進んでいる(2Qなら50%、3Qなら75%が一つの目安)
※会社によって、どの四半期に売上が集中するかは要チェックです - コンセンサス(証券アナリスト)予想より業績が良い
逆に、予想より決算の数字が思わしくないと株価が売られやすくなります。
【まとめ】マネックス証券の「銘柄スカウター」で優良な高配当株をチェック
初心者から、上級編までおすすめできる優良ツールです♪
高配当株を買う時は自分で選んで買いたいものです。
それでもはじめは難しい・・・と感じるでしょうから、特に初心者のうちは初級編の4つなど、”できる所から”初めてみるのがよいです。
初心者・初級者の方は最低限この4つだけはチェックしましょう(^^)
これだけでも多くの罠銘柄を避けることができます。
- 【割安度】配当利回り、PER、PBRをみる
- 【買い時】株価チャートの上下をみる
- 【事業内容】何をしている企業かをみる
- 【配当金】配当金が増配傾向かをみる
中級者の方は更に以下4点もチェックです。
- 【安定度】時価総額、自己資本比率をみる
- 【業績】企業の売上・利益の推移をみる
- 【海外展開】海外事業の有無・比率をみる
- 【割安度】PER、PBR、配当利回りを過去といまで見比べる
上級者は更に以下の3点もチェックしましょう。
- 【セグメント業績】事業セグメントごとの年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【決算】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正をみる
- 【進捗率】決算ごとの業績の進捗率と、コンセンサス予想との乖離をみる
高配当株を買う前には、上記の方法で調べましょう。
マネックス証券の口座開設 >
例えば「三菱HCキャピタル」は「リース業」です。
企業の代わりに機材を購入し貸し出し、企業から定期的に金利とともに返済をしてもらう金利で利益を得るビジネスモデルですね。