株式投資・金融知識

【配当利回り5%】「三井倉庫ホールディングス(9302)」は倉庫・物流事業を展開!株価は?今は買いなのか?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「三井倉庫HD」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

三井倉庫HDは大きく「物流事業、不動産事業」の2事業を展開する会社です。
物流事業の中の「倉庫事業、港湾運送事業、海外事業」が3本柱です。

グローバルに総合物流サービスを展開する、三井グループの物流企業です。

プラズマコイ

配当性向の引き上げで一気に高配当化しました

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「三井倉庫HD」は総合物流サービスを提供する企業

※公式サイトより引用

物流に関わる機能を一括で提供できる企業です

「三井倉庫HD」の事業利益はおもに「物流事業」で生み出されています。
国内外の輸送や、倉庫での入出荷・検品作業など、物流に関わる全ての作業を提供している企業です。

一般消費者として生活していると気が付きにくいですが、世の中のすべて活動には物流が関わっています。

小売業は商品を仕入れ、店舗まで運ぶ必要があります。
製造業も、様々な部品を国内外から仕入れて製品を作っています。

戦争やウィルス問題で物流が滞ると、経済活動自体が滞り、物価の上昇に繋がりますし、
今はネットで注文したら翌日に配送させるような強力な物流網があたりまえの時代になりました。

滞り無く商品を運ぶことが現代では必要不可欠となっています。

「三井倉庫HD」は倉庫業を軸に、物流サービスを一括で提供しています。
その他に、不動産業もサブ事業として実施しています。

三井倉庫HDのセグメントは2つ

  1. 物流事業
    倉庫・湾岸運送・海外物流、航空貨物輸送、複合一貫輸送、3PL、陸上貨物輸送
  2. 不動産事業
    ビル賃貸業など

事業ポートフォリオは日本が76%とほぼ日本に依存していることがわかります。

「三井倉庫HD」は物流サービスを提供。

医薬品、自動車、家具、衣料、化学品、貴重品など様々な業界に対するする物流サービスを展開している。

時価総額は調査時点(22/5/18)で「719億円」ということで中型株ですね。
PERは6.1倍と一般的には割安です。

今回は「三井倉庫HD」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイ調査のため事実と異なる内容の可能性があります。

「三井倉庫HD」のPER推移を見る


PERは上昇傾向です。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「三井倉庫HD」の調査時点のPERは6.1倍。
ここ数年の水準からみると割安感はありません。

PERは6倍であれば一般的には低い水準ですが、数年前まで4倍〜5倍台だったことを考えると、少し人気が出てきていることがわかります。

「三井倉庫HD」の配当利回りをみる

利回りは5%を超えています。

「三井倉庫HD」の配当利回りは5%ほどです。

2022年は度重なる増配発表で配当利回りがかなりがってきています。
最近は増配を好感し株価も上昇しています。

「三井倉庫HD」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は上昇中です

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「三井倉庫HD」の売上は右肩あがりで成長しています。
2022年は東京オリンピック特需や、航空運賃の高騰など一時要因があったということで2023年は減収予想となっています。

中期経営計画では着実な成長を予定しまています。

「三井倉庫HD」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)

営業利益率は10%前後です

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本企業の平均は4〜7%ほどと言われています。
「三井倉庫HD」の営業利益率は7%あたりです。

2013年〜2020年は利益率の低さに来るしでいましたが、2021年、2022年と大きく改善しています。
コスト改革が実を結んで儲かる企業体質に変化しています。

「三井倉庫HD」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは高い水準を維持

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは「上昇中であるか、100円超え」を目安としています。

「三井倉庫HD」のEPSは500円前後と高い水準です。
2021年以降は利益構造がかなり改善しておりEPSの上昇にもつながっています。

「三井倉庫HD」の自己資本比率(最低40%目安)

自己資本比率は上昇傾向

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「三井倉庫HD」の自己資本比率は30%程度です。

自己資本比率は一時は14%まで下がるなど財務的に危険な時もありましたが、
その後は安定的に利益をだしており、有利子負債も年々減少しています

自己資本比率30%はまだ低い水準ですが、上昇傾向な点は評価していいでしょう。

「三井倉庫HD」の配当金(上昇傾向か?)

配当金は増配傾向です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。
企業は儲けたお金の一部を株主に還元してくれます。

「三井倉庫HD」の配当は増配傾向です。
2019年に復配をして以降は力強い上昇です。2021年→2022年は2倍以上に増配しています。

2023年は1株144円と15円の増配予想です。

「三井倉庫HD」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は30%です。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「三井倉庫HD」の配当性向は30%目安です。
市場平均並みですね。

もともと低い配当性向でしたが、配当性向を30%に引き上げたことも増配の一因になっています。

「三井倉庫HD」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは安定しています。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「三井倉庫HD」の営業CFは安定推移です。

毎年200億円あたりと堅調にビジネスが展開されていることが伺えます。
若干右肩あがりなのも注目ポイントですね。

現金創出力は毎年高まっています。

「三井倉庫HD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は横ばい傾向です。

基本的には保有する”現金等”は多い方が良いです。
現金の重要性は個人の家計でも、企業の財務でも同じです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」もの。
使い方も重要です。

「三井倉庫HD」の現金は2022年終了時は228億円程度です。

この企業は現金保有額を200億円目安としているようです。
それ以外は事業投資や、株主還元、有利子負債の返済にあてるということでしょう。

現金保有額はここ数年の推移をみると問題なさそうです。

「三井倉庫HD」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は増加傾向だが一旦ピークアウトの可能性も

「三井倉庫HD」の当期純利益は安定上昇を続けています。
近年は毎年二桁の増益と力強い成長を続けていました。

2023年は一旦下落するということで、少し保守的に予想をたてているのかもしれませんが、今後の動向に注目です。

当期純利益が2年連続で落ちるようだと株価も弱気に推移するかもしれません。

【まとめ】「三井倉庫HD」は総合物流サービスを展開する高配当株

プラズマコイ

今後も堅実に業績を伸ばしていきます。

三井倉庫HDの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り5%
売上高一旦ブレーキ
EPS(1株利益)高い水準
営業利益率7%と改善傾向
自己資本比率30%前後
1株配当大幅増配
配当性向30%目安
営業CF安定推移
現金など安定推移

総評としては、大きな成長はなさそうですが安定企業です。

配当性向も30%としており、今後の増配はあまり望めないかと思っています。
そのため、配当利回りが5%は美味しいようにも見えますが、今後の業績次第では株価が下がるリスクを感じる企業です。

現段階では長期保有の候補としては少し不安要素が残ります。

「三井倉庫HD」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】無理して買う必要はなし

この記事の執筆時点(5/18)では株価は2,890円。

2013年の高値である3,180円を目指して上昇中です。

PERは6倍で、配当利回りも5%の割安で高配当な銘柄ですが高配当株というよりは、
今買うなら好決算のモメンタムを意識して買うべきフェーズでしょう。

今のところ不安材料はないですが、急激に配当金も増配していることもあり高配当株として買うと、痛い目を見るかもしれません。

※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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