株式投資・金融知識

【高配当】「兼松(8020)」は「電子部品」がメインの商社。株価は?投資すべき?【総合商社】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「兼松」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

「兼松」は「電子・デバイス」がメインの総合商社です。

7大総合商社とは異なり「電子・デバイス」などを稼ぎ頭として4セグメントで事業を展開する企業です。

電子デバイスの景気が業績を左右しますね。

プラズマコイ

自動車産業の動向と連動して業績が変化します

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「兼松」は「電子・デバイス」を中心とした総合商社

4セグメントのうち7割は「電子・デバイス」によるもの

半導体装置・電子部品・電子機器などがメイン商材ですね

「兼松」の事業利益は主に「電子デバイス・部品」から生み出されています。全体の7割の利益がここからですね。
子会社の兼松エレクトロニクス(8096)が担当している領域です。

他には「食料」「鉄鋼・素材・プラント」「車両・航空」の3セグメントで業績を底上げしています。

「兼松」は半導体装置・電子部品・電子機器など「電子・デバイス」の総合商社。
各産業に必要な電子部品、電子機器を中心に4セグメントで事業を展開している。

国内外の売上比率は「国内が83%」とほぼ日本がメインの市場。
海外でも事業を実施しており、今後の海外比率にも注目していきたいところです。

兼松の事業セグメントは4セグメント

  1. 電子・デバイス
    半導体装置、電子部品・材料、電子機器、半導体・デバイス、ICTソリューション、モバイル、CCTVシステム、データ
  2. 食料
    食糧・畜産・食品など
  3. 鉄鋼・素材・プラント
    鉄鋼、鉄管、化学品、エネルギー、プラント、産業機器など
  4. 車両・航空
    車両・車載品部品、航空宇宙事業など

時価総額は調査時点で「1,183億円」ということで中型株ですね。
PERは7.3倍と割安水準です。

今回は「兼松」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「兼松」のPER推移を見る


PER的には標準の水準です。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安かもしれません。

「兼松」の今のPERは7.3倍。

過去の推移をみると少し割高な水準に見えます
過去は6倍台で今はPER的に割安感は感じられません。

しかし常に低PERの企業ですね。

「兼松」の配当利回りをみる

利回りは非常に高いですね

「兼松」の配当利回りは4%以上です。
ここ4年は4%以上を維持しており、非常に高配当な株ですね。

業績も良く、配当利回りも高くと魅力的な企業ですね。

他の総合商社と比べても高利回りで安定している印象です。

「兼松」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は横ばいです。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「兼松」の売上は横ばい傾向です。
2022年は電子・デバイス以外のセグメントが好調で15%の上昇ですね。

今後の半導体需要や電子デバイスの需給次第で業績が左右されそうです。

「兼松」の営業利益率

営業利益率は4%です

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「兼松」の営業利益率は約4%ほど。

営業利益率は電子部品が中心のためか4%ほどです。
他の総合商社と比べると比較的高い水準ですね。

年々上昇傾向にあるところもプラス材料です。

「兼松」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは190円あたりが目安

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「兼松」のEPSは2022年は191円の予定です。
利益水準は毎年横ばいで良くも悪くも安定推移です

「兼松」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は25%弱です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「兼松」の自己資本比率は25%程度です。
有利子負債も多いですが、最近は減少しており自己資本比率が上昇しています。

近年は30%も間近になっており、自己資本比率は上昇傾向ですね。

財務的には健全化が進んでいます。

「兼松」の配当金(上昇傾向か?)

連続増配の企業です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「兼松」の配当金は連続増配です。
配当金は毎年維持か増加を続けています。

2022年の一株配当は久しぶりに増配で65円の予定です。
業績は好調で、利益の増加分が配当として還元された印象です。

「兼松」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は30%あたりです。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「兼松」の配当性向は30%以上が目安です。
配当性向はまだまだ低く、40%を超えたことがありません。

安定業績を後ろ盾として配当も安定的に出せていることがわかります。

「兼松」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは安定しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「兼松」の営業CFは安定的に増えています。
2018年は黒字ギリギリでしたが翌年からは順調に増加できており、業績の好調さが伺えます。

この営業CFの伸びは「業績絶好調」と言っても良いでしょう。

「兼松」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は横ばい傾向です

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」もの。
貯めすぎは良くありません。

「兼松」の現金は2021年終了時は810億円程度です。
現金はほぼ横ばいで推移していますね。

利益分は有利子負債に当てて、現金保有額は概ね維持しているようですね。

「兼松」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)


配当総額は上下があります。

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「兼松」の配当総額は、上昇傾向です。

連続増配銘柄で配当総額も上昇していますね、
株主還元額も年々上昇しています。

「兼松」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は過去最高水準です

「兼松」の当期純利益は上昇傾向でした。
2022年は過去最高益を更新できるか?といった状況です。

近年は利益も増えており、事業が好調に推移していることがわかります。

コロナショックもそこまで大きな影響が感じられない着地をしています。

【まとめ】「兼松」は配当利回りが高い高配当銘柄。業績は安定している

プラズマコイ

電子部品の動向に左右される企業です

兼松の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り4%台
売上高横ばい
EPS(1株利益)安定
営業利益率4%
自己資本比率25%
1株配当連続増配
配当性向30%以上
営業CF上昇
現金など安定推移
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、高配当株として魅力的な優良銘柄です。

セグメント的には、電子系に比重が大きいので、業績は半導体や電子部品の景気に影響されます。
目先の経済見通しを鑑みると、当面は底堅い需要で推移するでしょう。

「兼松」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】買っても良いと思います

この記事の執筆時点では株価は1,400円。

決算はよく、配当利回り的にも旨味はあります。
相場はここ数年はレンジ相場で、今はちょうど中間くらいですね。

買っても良いとは思いますが、上手に1200円くらいで変えたらという欲もでてきますね。
このあたりの投資判断は迷いどころです。

※本記事は個別株の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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