プラズマコイです(^^)
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今回は「三和ホールディングス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
三和ホールディングスで「総合建材メーカー」です。
子会社を通じてシャッター・スチールドアなどの建材を販売している。建設関連の企業です🏠
三和ホールディングス(5929)は総合建材メーカー🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) June 30, 2022
子会社の「三和シヤッター工業」を中核として
シャッター・スチールドアなどの建材を製造販売しています🚪
🎏 海外売上比率 50%(円安恩恵)
🎏 業績は右肩あがり
🎏 12年連続非減配
🎏 配当利回り3.46%
🎏 PER 11.5倍
業績は右肩上がりで好調です
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「三和ホールディングス」はシャッター製品・ドア製品を中心に製造・販売
- 「三和ホールディングス」のPER推移を見る
- 「三和ホールディングス」の配当利回りを見る
- 「三和ホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「三和ホールディングス」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「三和ホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「三和ホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「三和ホールディングス」の配当金(高いほど良い)
- 「三和ホールディングス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「三和ホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「三和ホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「三和ホールディングス」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「三和ホールディングス」は12年連続非減配、業績好調な企業
- 【チャートは?割安?】「三和ホールディングス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「三和ホールディングス」はシャッター製品・ドア製品を中心に製造・販売



三和ホールディングスのセグメントは4つ
- 日本
- 北米
- 欧州
- アジア



住宅など建物向けのシャッター・ドアを製造販売しています
「三和ホールディングス」の事業利益は「シャッター事業・ドア事業」で生み出されています。
シャッタ・ドアを中心とした建物建材を製造・販売しています。
国内の売上比率は50%ほどで、海外比率が高いのが特徴です。
原材料高騰など、コスト増の業績悪は懸念されますが、円安の恩恵を受けそうな企業ですね。
時価総額は調査時点(22/7/1)で「3,012億円」ということで大型株ですね。
PERは11.5倍と一般的には割安水準です。
今回は「三和ホールディングス」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「三和ホールディングス」のPER推移を見る



PER的には過去と比べると多少割高です。
「三和ホールディングス」の22/7/1のPERは11.5倍。
過去を見ると割安水準に見えます。
「三和ホールディングス」の過去のPER推移をみると、PER15倍前後が妥当なLINEでしょうか。11倍程度であれば割安感を感じます。
業績は右肩あがりですが、株価がそこまで伸びておらず、割安水準になっています。
「三和ホールディングス」の配当利回りを見る



配当利回りは3.46%と上昇中
「三和ホールディングス」の22/6/30時点の配当利回りは3.46%です。
配当利回りは上昇傾向ですね。
配当利回りは3.5%あたりまで伸びてきました。
株主優待がクオカードなため、総合利回りで考えると更に旨味がましますね。
株主優待はクオカード
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株 | オリジナルQUOカード500円分 |
1000株 | オリジナルQUOカード2,000円分 |
「三和ホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)



売上は増加傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「三和ホールディングス」の売上は上昇傾向です。
2013年から2023年(予想)の推移をみると売上が2倍となっており非常に強い売上成長を遂げています。
「三和ホールディングス」の営業利益率(10%以上が目安)



営業利益率は7%ほどです。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「三和ホールディングス」の営業利益率は7%ほど。
標準並みですが、長期にわたり同水準を維持しています。
利益効率は横ばいですが競合との優位性比較も横ばいであるといえそうです
「三和ホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)



EPSは過去最高を更新中です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「三和ホールディングス」のEPSは上昇傾向です。
2022年のEPSは103円と過去最高を更新!
2023年も過去最高を更新予定です。
「三和ホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)



自己資本比率は52%程度です。
「三和ホールディングス」の自己資本比率は52%程度です。
有利子負債は徐々にへってきており、財務健全性があがっています。
毎年着実に有利子負債の返済が進んでおり、財務力が上昇しています。
自己資本比率は良好に推移しています。
「三和ホールディングス」の配当金(高いほど良い)



12年連続非減配を継続中です。
「三和ホールディングス」は12年連続非減配をを達成している企業です。
着実に増配を続けており配当推移には安定感があります。
2023年の1株配当は45円と大幅増配です。
2023年は大幅増配で配当利回りも上昇していますね。
「三和ホールディングス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)



配当性向は40%程度
「三和ホールディングス」の配当性向は40%程度が目安です。
近年は35%あたりが目安でしたが、中期経営計画では40%を宣言されています。
財務力が向上しており、配当性向をあげても問題ないと判断されたようです。



「三和ホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー



営業CFは安定的にプラスを維持しています。
「三和ホールディングス」の営業CFは安定プラスです。
概ね200億円程度の営業CFで推移しており、安定的に現金収入を生み出せていることがわかります。
営業CFの推移から、安定的に現金を稼ぐことができるビジネスであることがわかります。
「三和ホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)



現金は上昇傾向です。
「三和ホールディングス」の現金は2022年で613億円程度。
総資産は3862億円ほどで、現金比率は15%ですね。
現金比率は決して多くはないですが、現金保有額は増加傾向です。
フリーCFは概ね毎年プラスで推移できていることもあり、現金保有額は問題ない水準であるといえるでしょう。
「三和ホールディングス」の当期純利益は上昇中か?



当期純利益は過去最高を更新中です。
「三和ホールディングス」の当期純利益は2022年に過去最高を達成しています。
2023年も過去最高を連続更新する予定です。
業績推移としては文句なしですね。
【まとめ】「三和ホールディングス」は12年連続非減配、業績好調な企業
安定銘柄として「下がったら買いたい」企業ですね。
三和ホールディングスの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3.4% |
売上高 | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ▲ | 7% |
EPS(1株利益) | ◯ | 過去最高を更新 |
自己資本比率 | ▲ | 52% |
1株配当 | ◯ | 12年連続非減配 |
配当性向 | ◯ | 40% |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、業績好調な建築業界の建材メーカーです。
売上、利益は上昇傾向で、配当利回りも3.4%と現在も高配当株として魅力度が増しています。
12年連続非減配の企業ということもあり長期保有におすすめできる優れたバリュー株だと思います。
【チャートは?割安?】「三和ホールディングス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する



最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】株価は高値を伺う展開です。
この記事の現時点(22/07/1では株価は1,304円。
直近高値の2021年9月からは一旦調整していますが、業績好調なため、現在の決算を見る限りではどこかで高値更新が期待できる企業です。
もう少し株価がさがってきて総合利回り4%以上を節目として購入検討をしたいと思います。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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