プラズマコイです(^^)
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先日「連続増配株 投資法」の魅力をこちらの記事で紹介しました。
今回は、これらの優良銘柄を含む「長期保有株の売り時」について解説していきます。
結論を出すにあたり、先日読んだ「図解 渋沢栄一と「論語と算盤」 という本の中の「論語と算盤」の教え14から一部を引用します。
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- 粉飾決算など企業が不正を行った時は売りである。
- 近年はSDGsやコンプライアンスなど「企業のマナー」が重要視されている
- 経営層の人格(仁義道徳)が損なわれると企業は成長しない
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粉飾決算を行った企業は売りです。
不正が発生した企業の株は原則”売り”です。
仁義道徳を見失った会社は成長しない
粉飾決算をして利益があがったように見せる会社もありますが、これは仁義道徳以前に法律さえ犯しているのだから、話になりません。
「図解 渋沢栄一と「論語と算盤」より引用
連続増配の優良企業であっても、不正を行った場合は売りと判断します。
特に粉飾決算など「経営者が意図して行っている不正」は強い売り要素です。
税金も、企業は節税を行うべきだとは思いますが、
大企業ともなればグレーゾーンに手を突っ込むことは許されません。
渋沢栄一の意見ではグレーゾーンに手を突っ込む時点で、仁義道徳の観点から正しくないとなります。
上場企業の粉飾決算が極めて悪質な理由
経営層が意図的に行っているからです
プラズマコイも大企業の上場企業として働いていますが、
窮屈に思うところがある反面、大企業のエコシステムによって”控えた方がよい”表現を指摘・修正できている所を何度も見てきました。
また、ベンチャー企業に勤めている際は、グレーゾーンに手を突っ込んでいる場面も見てきました。
社長の独裁で実行する場合が多いベンチャー企業や中小企業と違い、上場企業はチェック体制が優れています。
また、決算書は税理士や監査法人を介した上でチェックされているはずなので、それらのチェック体制をかいくぐるため、巧妙で悪質な改ざんが行われていると見られます。
長期的に成長する企業には、経営者の人格も重要な要素となってきます。
近年はSDGsやコンプライアンスなど「企業のマナー」が重要視される
自分ではなく他人を富ませることが企業のマナーとされる時代です
近年は「企業のマナー」が重要視されています。
この考え方は根本に渋沢栄一の言う「国が富むから自分も富む」の教えと共通点を感じます。
SDGs(エスディージーズ)は地球環境に配慮して企業の利益を伸ばそうという活動です。
この考え方は、まずは地球を富ませるという考え方があります。
日本人であれば具体的には「地球→日本(国)→他人→自分」という大きな枠からタッチして自分を富ませるの素晴らしいということです。
経営層の人格(仁義道徳)が損なわれると企業は成長しない
国に適切に税金を納めないと、自分たちが富むことになりません
先程の「地球→日本(国)→他人→自分」の順番が正解という前提だと、
企業が利益の一部をきっちり国に税金として納めないといけません。
国は企業の器であり、器自体が小さくなるとやがてその中の企業自体も維持できなくなるためです。
法人も個人もどうしても目先のお金が惜しくなってしまう生き物ですが、だからこそ「人格」を育てて長期的に繁栄・成長をできるようにならなければいけませんね。
【まとめ】法人の人格は長期成長する上で重要
連続増配の企業も不正体質では将来が危ういので売りです
連続増配の高配当株でも不正が発覚したら「売りでその後は手をださない」のがよいでしょう。
高配当株ポートフォリオは数社に分散投資をしているので、
その1社が損切りになっても売却して、他の高配当株に資金を割り振るのが正解だと思います。
理由は「その企業に投資をしている前提条件が崩れたから」です。
多くの場合は、その企業の利益が落ちるのは想定をしていても、
不正で企業ブランドが毀損することは、前提条件に含んでいないと思います。
信頼がない企業は業績も大きく悪化する可能性があり、
そうなると配当金どころではなくなる可能性があるのでさっさと損切りして他の優良企業に投資したほうが良いでしょう。
「図解 渋沢栄一と「論語と算盤」は人生や社会人としての本質にとどまらず、投資にも役立つ教えが含まれています。
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