プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は今回は成長企業「グッドパッチ」の財務分析をしていきます。
グッドパッチは主にUI/UXデザインを始めとするユーザー体験のデザインを行う企業です。
2020年のIPO組の銘柄です。
グッドパッチ(7351)はUI/UXデザインを主に扱う会社?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) October 25, 2021
ユーザー目線に立ったプロダクトを体験を軸にをデザインできる専門性を持つ企業ですね
多くの組織にはユーザーの体験をデザインする職種の人が少ないのでグッドパッチの存在価値が高まります?
プロダクトのUI/UXを最大化するため、
そもそも目的などをヒアリングしながら進めていきます
- 「グッドパッチ」は戦略的にユーザー体験をデザインする企業
- 「グッドパッチ」の配当利回りを見る
- 「グッドパッチ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「グッドパッチ」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「グッドパッチ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「グッドパッチ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「グッドパッチ」の配当金(高いほど良い)
- 「グッドパッチ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「グッドパッチ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「グッドパッチ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「グッドパッチ」はデザイン思考をクライアントに提供するUI/UX企業
- 【チャートは?割安?】「グッドパッチ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「グッドパッチ」は戦略的にユーザー体験をデザインする企業
デザインはただ絵を書くこと以外に
戦略・計画も”デザインする”に含まれます。
「グッドパッチ」の事業利益はおもに「デザインパートナー事業」で生み出されています。
プロダクトを作るというより、企業の戦略やブランディングを行う事業で利益を得ているようです。
製品を受託制作する業者ではなくパートナーとしての立ち位置でサポートをするのが役割です。
業務内容としては「コンサル」と「ソフトウェア企業」の両方の機能を備える企業と言えるでしょう。
現在はDXがトレンドでそれに伴い、デジタル戦略における実行力が求められています。
その役割を担うのが「グッドパッチ」ということですね。
グッドパッチの事業は主に2つ
- デザインパートナー事業
顧客企業の持つ本質的な価値を発見し、顧客企業のユーザーが持つ価値観に則して、価値が適切に伝わるように戦略やブランディング、ビジネスプロセスをデザインしていく事業。 - デザインプラットフォーム事業
デザインパートナー事業によって行われるUI/UXデザイン支援を様々な側面からサポートするサービスを提供しております。
時価総額は調査時点で「212億円」と小型株ですね。
PERは56.54倍で高い水準となっています。期待されている銘柄ですね。
今回は「グッドパッチ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出せるようになる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「グッドパッチ」の配当利回りを見る
無配の企業です。
「グッドパッチ」は現在は配当をだしていません。
グロース期の銘柄ですね。
「グッドパッチ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は急成長中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「グッドパッチ」は成長企業で毎年二桁成長を続けています。
2022年は37%成長と強気のガイダンスで株価もあがっています。
売上は毎年順調に成長できているピカピカのグロース企業ですね。
「グッドパッチ」の営業利益率(10%以上は欲しい)
営業利益率は現在は低めです
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「グッドパッチ」の営業利益率は直近予想では14%ほど。
高い営業利益ですね。
営業利益率も成長中です。
成長投資を行っている事業もある中で利益をうまくコントロールできていると言えるでしょう。
「グッドパッチ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは成長中です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「グッドパッチ」のEPSは順調に成長中です。
グロース期ですが、既に利益成長フェーズですね。
今後も毎回の決算が楽しみな企業です。
「グッドパッチ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は高いです
「グッドパッチ」の自己資本比率は74%です。
有利子負債も少しずつ増えてはいますが高い自己資本比率を保持しており財務的には問題ありません。
「グッドパッチ」の配当金(高いほど良い)
無配の企業です。
まだグロース期の企業ですので配当は出していません。
「グッドパッチ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは毎年プラスです。
「グッドパッチ」の営業CFは概ねプラスです。
2021年度は強い成長を達成していますね。
事業が順調に進捗していることがわかります。
「グッドパッチ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は10億円ほどです。
「グッドパッチ」の現金は2021年度終了時は27億円程度です。
増資で現金を追加していますね。
M&Aの資金にする予定のようです。
「グッドパッチ」の当期純利益は上昇中か?
黒字化した後は毎年増益をしています。
「グッドパッチ」の当期純利益は2019年度に黒字化をしています。
その後は毎年利益成長を達成できており、順風満帆と言える業績推移です。
そのため、株価も一旦底打ちをして上昇しているように見えます。
【まとめ】「グッドパッチ」はデザイン思考をクライアントに提供するUI/UX企業
デザインの力を企業に活かす
グッドパッチの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | ー |
売上高 | ◎ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 14%ほど |
EPS(1株利益) | ◯ | 続伸中 |
自己資本比率 | ◯ | 74%くらい |
1株配当 | ー | ー |
配当性向 | ー | ー |
営業キャッシュフロー | ◯ | プラス |
現金など | ◯ | 増加中 |
総評としてはピカピカの業績成長を達成している企業です。
売上、利益も毎年のように成長しており、現状では問題になりそうな要素は見当たりません。
今後もこの調子で成長をしていってくれればと思います。
【チャートは?割安?】「グッドパッチ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】好決算で上昇トレンド入り
この記事の執筆時点(21/10/26)では株価は2,724円。
支持線をブレイクアウトしそうでそうなると上昇トレンド入りをする可能性があります。
決算も良く、今後の株価は伸びると予想できます。
気になるのはPERが50倍を超えている高いバリエーションなので上値が抑えられる展開になることも想定できます。
※投資は自己責任でお願いします。
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グッドパッチ自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になります。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買っていくのもおすすめです。
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こちらは堅調さがある企業ですね。