プラズマコイです(^^)
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今回は「チャーム・ケア・コーポレーション」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
チャーム・ケア・コーポレーションは「高級老人ホーム」の運営企業です。
大阪・奈良・京都・兵庫・東京で介護付きの有料老人ホーム「チャーム」「チャームスイート」「チャームプレミア」「チャームプレミア グラン」の4形態を運営しています。
資産家の老後の生活を豊かにしてくれる施設を運営しています。
施設利用料の月額は地域によりますが20万円超え目安ですので経済的に余裕がある高齢者が豊かに暮らすための施設と言えそうです。
自力で費用を捻出するためには、リタイア後の場合は「年金+資産収入」でざっと30万円は欲しいところです。
仮に年金が月15万円もらえるとしたら、残りの15万円を資産所得で補う必要がありますね。
株式の配当金だけで月15万の収入を得ようと思ったら、ざっくり5000万円分の高配当株(配当利回り4%)が必要になる計算です。
高年収や節約家の方の老後の贅沢の施設と言えそうです
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」は高級老人ホームを運営
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」のPER推移を見る
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当利回りを見る
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当金
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「チャーム・ケア・コーポレーション」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「チャーム・ケア・コーポレーション」は常に成長している成長企業
- 【チャートは?割安?】「チャーム・ケア・コーポレーション」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「チャーム・ケア・コーポレーション」は高級老人ホームを運営
チャーム・ケア・コーポレーションの事業セグメントは2つ
- 介護事業
介護付き有料老人ホームなど、老人ホームを運営 - その他
人材派遣、不動産事業など
介護付きの老人ホームを運営しています
「チャーム・ケア・コーポレーション」の事業利益は「老人ホーム」のサービスで生み出されています。
介護付きとなると専門の人材が必要になるため、参入障壁の高さが魅力です。
高齢化社会に向けの未来の需要も期待できますが、現在も資産がある人はたくさんいます。
豊かな老後を過ごしたい準富裕層、富裕層には需要があるサービスと言えるでしょう。
2019年時点では475万世帯がターゲットとなる金融資産5,000万円以上で、市場ポテンシャルの目安となります。
2019年時点での市場ポテンシャルの475万世帯で、
最新の部屋数は5,203室(2022年予想)とまだまだ成長余地はありそうです。
時価総額は22/7/8時点で「330億円」ということで小型株ですね。
PERは6.5倍と一般的には割安水準です。
今回は「チャーム・ケア・コーポレーション」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「チャーム・ケア・コーポレーション」のPER推移を見る
PER的には過去と比べるとやや割安になってきました。
「チャーム・ケア・コーポレーション」のPERは11.0倍(22/7/8時点)。
近年の水準はPER20倍を超えることも珍しくはなく、比較すると低い水準ですね。
現在は割安な企業と言えそうです。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当利回りを見る
配当利回りは1.57%です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の22/6/30時点の予想配当利回りは1.57%。
成長企業のため、配当利回りは高くありません。
それでも2022年に入り、成長企業に逆風の相場のなか、株価がさがり配当利回りは上昇傾向となっています。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は右肩あがりです。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の売上は常に上昇しています。
成長率も毎年二桁成長と高成長を続けています。
2021年時点では成長率は鈍化傾向でしたが、
2022年は成長率が30%を超えるとの予想で、再び成長にアクセルが入ってくるのか注目です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の営業利益率(10%以上が目安)
営業利益率は10%ほどです。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の営業利益率は10%ほど。
介護付きの高級老人ホームということで、営業利益率は10%近い数字を出せています。
営業利益率は2012年の14%が一旦の上限目安でしょう。
営業利益率は10%ほどあれば十分かと思いますので水準としては問題ないでしょう。
「チャーム・ケア・コーポレーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇傾向です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」のEPSは横ばい推移です。
近年のEPSは上昇傾向です。
2022年は91円に急上昇の予想です。
利益も順調に成長できており良いですね。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率も上がってきています。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の自己資本比率は38%程度です。
自己資本比率はまだまだ低いですが、近年は上昇傾向で、40%程度まであがってきています。
事業内容的に新規の老人ホーム建築が必要なため自己資本比率は今後も現状の水準を保持するかと思っていますが、財務的な安定度は上昇していますね。
事業内容には自己資本比率は40%前後で推移してくれたほうが良いでしょう。
いまは積極的に有利子負債を追加し、老人ホームを建てて売上を伸ばしていくフェーズです。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当金
増配傾向で推移しています。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当は8年連続で非減配を達成しています。
2022年1株15円の予想で増配見込みです。
成長企業のため高配当ではありませんが、利益に連動し増配を続けています。
今後も増配が期待できる銘柄です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は20%程度が目安
「チャーム・ケア・コーポレーション」の配当性向は2022年の予想で16%
配当性向も増加傾向で20%ほどは行けそうです。
業績も成長できており、配当性向も低水準で今後も成長を続けていくことができそうです。
配当性向も問題なしですね。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定プラスです。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の営業CFは安定プラスです。
2016年以降は営業CFは2桁億円のプラスを維持しており、上昇傾向を続けています。
営業CFも上昇傾向で順調ですね。
2021年の営業CFは過去最高でこの点も高評価です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は上昇傾向です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の現金は2022年で59億円程度。
総資産は286億円ほどで、現金比率は20%程度ですね(30%以上は余裕あり)。
現金比率はそこそこ高く、現金保有額も増加傾向です。
現金保有額も問題ないでしょう。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は過去最高を更新中です。
「チャーム・ケア・コーポレーション」の当期純利益は過去最高を更新中です。
2022年は2021年の2倍ほどの当期純利益を達成する予定で大きく成長が見込まれています。
順調に成長できている企業と言えます。
【まとめ】「チャーム・ケア・コーポレーション」は常に成長している成長企業
売上、利益が順調に伸びている成長企業です。
チャーム・ケア・コーポレーションの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 1.5% |
売上高 | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ◯ | 10%程度 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
自己資本比率 | ▲ | 38% |
1株配当 | ◯ | 増配傾向 |
配当性向 | ◯ | 20%以下 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 近年はプラス維持 |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、割安ながら高成長中の企業です。
売上、利益は伸びており、テーマ的にも高齢化社会関連で今後に期待ができる企業でしょう。
【チャートは?割安?】「チャーム・ケア・コーポレーション」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】720円の節目は意識したいです。
この記事の現時点(22/7/8)では株価は1,008円。
PERは11倍程度と成長企業ではありますが株価が低下しています。
信用買い残も溜まっており当面は上値が重くなると思われます。
一方、業績は好調で米国の利上げが落ち着けばそこからは成長企業が買われるターンがくるので、業績さえ良ければその時から株価も反撃開始といったところでしょう。
今から仕込んで置いてもよいとは思いますが、経済動向は不透明なので720円の節目を割ったら損切りポイントにするのが無難でしょう。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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