プラズマコイです(^^)
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今回は国内外ので保険業を展開する「第一生命ホールディングス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
第一生命ホールディングス (8750)は国内2位の保険会社?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) January 20, 2022
国内のみならず海外で事業を展開している店も魅力です??
保険収入がメインですが「資産運用からの収益が多い」のも見逃せないところ✅
高配当&連続増配株として割安なときに買いたい銘柄です?
資産運用会社としての側面も見逃せません
この銘柄は「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「第一生命ホールディングス」は保険会社。資産運用、健康医療などの事業も展開している
- 「第一生命ホールディングス」のPER推移を見る
- 「第一生命ホールディングス」の配当利回りをみる
- 「第一生命ホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「第一生命ホールディングス」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「第一生命ホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「第一生命ホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「第一生命ホールディングス」の配当金(高いほど良い)
- 「第一生命ホールディングス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「第一生命ホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「第一生命ホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「第一生命ホールディングス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「第一生命ホールディングス」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「第一生命ホールディングス」は日本を代表する生命保険会社。業績・配当は安定している。
- 「第一生命ホールディングス」の今後の株価は?買い時かを予想する
「第一生命ホールディングス」は保険会社。資産運用、健康医療などの事業も展開している

基本的には”保険屋さん”ですね
「第一生命ホールディングス」の事業利益は、おもに「国内生命保険」から生み出されています。
保険商品は「万が一の保障」という用途のほか、資産運用としての色も持ち合わせています
※プラズマコイ的には資産運用はネット証券で行うのを推奨しています。
事業は国内がメインですが海外でも展開しています。

米国での展開や、近年ではオーストラリアの保険会社を買収しました。
米国・オーストラリアは人口増加国であり保険市場の成長も期待できますね。
また、総資産のうちの8割は有価証券(株・社債など)です。
全体の経常収益の3割ほどは資産運用からの収入であり、この点も見逃せないところです
事業内容として「資産運用」があるので、自社の資産もうまく運用しているということですね。
第一生命ホールディングスの3つの主要事業
- 国内生命保険
第一生命保険、第一フロンティア生命保険、ネオファースト生命保険 - 海外生命保険
Protective Life Corporation/米国、TAL/オーストラリア - 資産運用・アセットマネジメント
アセットマネジメントOne、第一生命リアルティアセットマネジメント
時価総額は調査時点で「2兆9710億円」ということで超大型株ですね。
PERは8.15倍と低いですね。しかし近年の水準からいくと少し上がりました。
今回は「第一生命ホールディングス」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「第一生命ホールディングス」のPER推移を見る

過去と比較して割安の水準といえます
「第一生命ホールディングス」の今のPERは8.15倍。
ここ4年間で比較するとそこそこ割高と判断できそうです。
バリュー株ブームでPERがあがっていますね。
「第一生命ホールディングス」の配当利回りをみる

利回りは3%ほど
「第一生命ホールディングス」の配当利回りは3.5%を超えることはあまりありません。
年々配当利回りは上昇気味です。
連続増配銘柄で配当利回りは徐々に上昇していますね。
「第一生命ホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)

概ね右肩上がりで推移しています。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「第一生命ホールディングス」の売上(経常収益)概ね右肩あがりで成長できています。
売上は安定していますね。近年は7兆円をコンスタントに超えられています。
「第一生命ホールディングス」の営業利益率(10%以上は欲しい)

経常利益率は7%ほどです
第一生命ホールディングスは営業利益という概念がないので経常利益で見てみましょう。
「第一生命ホールディングス」の経常利益率は7%ほど。
まずまずの水準と言った所でしょうか、
利益水準が年々上がっている所が魅力的です。
保険業なのでストック収入のビジネスで積み上がっている形ですね。
近年は海外の事業が貢献しているようです。
「第一生命ホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは横ばいです
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「第一生命ホールディングス」のEPSは325円ほどで上昇傾向です。
自社株買いも活発に行われておりEPSの上昇に貢献していますね。
「第一生命ホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率67%と高い水準です。
「第一生命ホールディングス」の自己資本比率は7%程度です。
保険業のため、お客様から扱っている保険は「責任準備金」として支払い責任が発生しうるものとして負債になっていますね。
実際はそんなに多額の保険を支払う場面はよほどの大災害が置きたときなので、自己資本比率の低さは問題なしと見ています。
「第一生命ホールディングス」の配当金(高いほど良い)

連続増配の銘柄です!
「第一生命ホールディングス」の配当は連続増配です。
盤石の増配企業ですね。。
2022年も1株配当は80円と大幅増配の予想です。
今後も増配が期待できる優良企業です。
「第一生命ホールディングス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は30%が目安です
「第一生命ホールディングス」の配当性向は25%ほどです。
過去の配当性向は20%あたりなので増配余力が高い企業です。
連続増配企業としてかなり魅力度は高いですね。
「第一生命ホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー

安定してプラスです
「第一生命ホールディングス」の営業CFは安定プラスです。
2021年はマイナスです。
為替の影響や有価証券の損などがあってマイナスになっています
細かい経費も増えているようですね。
一旦問題ないとみていますが、今後の推移には注意したいです。
「第一生命ホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

現金は増加気味です
「第一生命ホールディングス」の現金は2021年度の終了時は2兆円を超えました。
有価証券を一部処分して現金を追加した形ですね。
歴史的にみると現金は増加傾向にあります。
保険料を徴収しているので銀行のように基本的には増加するビジネスですね。
「第一生命ホールディングス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

配当総額は上昇中です。
「第一生命ホールディングス」の配当総額は増加傾向です。
連続増配で配当総額も右肩あがりです。
配当総額の推移をみてみても、多くの増配を行ってきた歴史を垣間みることができます。
安定配当・高配当株として買いのタイミングを検討した銘柄です。
「第一生命ホールディングス」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は減少傾向です
「第一生命ホールディングス」の当期純利益は減少傾向です。
近年は利益が伸びていませんね。
期待したいのは、人口増加国のアメリカやオーストラリアで事業展開しているところです。
利益水準は比較的安定しており、海外投資も活発ですね。
国内外から業績を伸ばしていける企業です。
【まとめ】「第一生命ホールディングス」は日本を代表する生命保険会社。業績・配当は安定している。
業績の安定感が強い企業です。
第一生命ホールディングスの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3% |
売上高 | ▲ | 横ばい |
EPS(1株利益) | ◎ | 325円 |
経常利益率 | △ | 7%くらい |
自己資本比率 | ◯ | 7%くらい |
1株配当 | ○ | 連続増配の銘柄 |
配当性向 | ○ | 30%くらい |
営業CF | ○ | 基本はプラス |
現金など | ◯ | 増加中 |
総合的には安定配当で、高配当株投資として魅力的な企業です。
配当利回りが上がってきたときに狙いたい企業ですね。
「第一生命ホールディングス」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【売り】今は高値付近
この記事の執筆時点では株価は2,574円。
新高値をとっており、もうしばらく上昇するかもしれません。
その分配当利回りがさがっているので、高配当株としてみるなら下がってきたあたりを狙いたいところです。
※投資は自己責任でお願いします。
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