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【好業績&高配当】「三洋貿易(3176)」は産業資材の貿易企業。株価は?投資すべき?【連続増配企業】

プラズマコイです(^^)
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今回は国内外のメーカー向けに産業資材の貿易を行う「三洋貿易」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

プラズマコイ

ゴム、化学品、産業資材の輸出入を行っています

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「三洋貿易」は国内外企業向けへ産業資材を輸出入している。輸入で国内販売がメイン

近年の業績は増収増益の傾向

4つの市場分野の産業資材を取り扱っています

「三洋貿易」の事業内容は、おもに「化成品、機械資材から生み出されています。

化成品(自動車向けゴム、塗料など)、機械資材(自動車内装用の革製品、飼料加工機器、バイオマス関連事業など)ですね。

4つの市場向けにBtoBの商社ビジネスを行っている

事業部としては5つで運営されており、4つの市場向けに資材の輸出入を行っています。

「三洋貿易」は産業用資材の商社
ゴム、化学品、機械・環境、産業資材、ライフサイエンスの5事業部門で国内外メーカーへの輸出入を行っている貿易会社。

事業は国内がメインですが海外でも展開しています。

三洋貿易の3つの主要事業

  1. 化成品
    ゴム事業、化学品事業
  2. 機械資材
    産業資材事業、機械・環境事業、科学機器事業
  3. 海外現地法人
    アメリカ・中国・タイ・ベトナム・メキシコ・インドネシア

時価総額は調査時点で「290億円」ということで小型株ですね。
PERは6.8倍と低いですね。不人気株と言えそうです。

今回は「三洋貿易」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「三洋貿易」のPER推移を見る


過去と比較して割安の水準といえます

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「三洋貿易」の今のPERは6.8倍。
過去と比較すると比較的割安と判断できそうです。

うまく流れに乗れれば株価は1.5倍ほどはいけそうですね。

「三洋貿易」の配当利回りをみる

利回り3.9%と高配当の銘柄です

「三洋貿易」の配当利回りは過去は高いですが数字が少し怪しいかもですね。
今は3.9%と高配当株と言えそうです。

低PERで業績も好調なので「割安成長&高配当株」として注目できそうです。

「三洋貿易」の売上(上昇トレンドであるか?)

概ね右肩上がりで推移しています。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「三洋貿易」は概ね右肩あがりで成長できています。

2020年はコロナショックで落ち込んだことを考えると、毎年上昇していると言えそうです。

「三洋貿易」の営業利益率(10%以上は欲しい)

営業利益率は6%ほどです

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「三洋貿易」の営業利益率は6%ほど。

まずまずの水準と言った所でしょうか、商社であることを考えると比較的高い営業利益率と言えるでしょう。

それだけ優位性をもったビジネスといえるでしょう。

「三洋貿易」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは横ばいです

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「三洋貿易」のEPSは140円ほどで横ばいです。

利益が横ばいのためEPSがあがらないですね。
売上はあがっているのですが、輸送費があがったりと利益には結びついていないようです。

「三洋貿易」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率67%と高い水準です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「三洋貿易」の自己資本比率は67%程度です。

有利子負債もそれほど多くなく、自己資本比率は上昇しています。
財務的には安定度が増していっていますね。

いい感じに推移しています。

「三洋貿易」の配当金(高いほど良い)

連続増配の銘柄です!

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「三洋貿易」の配当は連続増配です。
配当の安心感からも高配当株として魅力が高いと思います。

2022年も1株配当は39円と維持予想です。
今後も増配が期待できる企業です。

「三洋貿易」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は25%が目安です

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「三洋貿易」の配当性向は25%ほどです。
配当性向は低めですね。

まだ増配余力は残しているなかでの高配当株なのでやはり魅力的ですね。

「三洋貿易」の営業活動によるキャッシュフロー


安定してプラスです

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「三洋貿易」の営業CFは安定プラスです。

近年は営業CFがあまり出ていない年もありましたが、
ここ3年は安定してプラスにできていますね。

しかし上下も激しく、外的要因による業績変動が大きそうな印象です。

「三洋貿易」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は増加気味です

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「三洋貿易」の現金は2021年度の終了時は86億円前後です。
2020年のときは100億円を超えていましたが、有利子負債の返済もあり少し減らしましたね。

それでも現金保有額は増加傾向であり、順調に資産が増加しています。

「三洋貿易」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)


配当総額は上昇中です。

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「三洋貿易」の配当総額は増加傾向です。
増配を重ねており、配当総額も増加傾向です。

配当総額からみても、業績が安定していることが伺えます。

現金保有額や利益水準からみて、当面の減配リスクは低そうです。

「三洋貿易」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益はジリ上がり気味です

「三洋貿易」の当期純利益は横ばいですが少し上昇傾向でしょうか。
安定度が高い印象ですね。

基本的には成熟産業向けのBtoB販売の商社なのである程度安定しています。

【まとめ】「三洋貿易」は産業用資材をBtoB向けに輸出入する企業

プラズマコイ

業績の安定感が強い企業です。

三洋貿易の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.9%
売上高上昇中
EPS(1株利益)140円
営業利益率6%くらい
自己資本比率67%くらい
1株配当連続増配の銘柄
配当性向25%くらい
営業CFプラス
現金など増加中
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。


総合的には安定業績で高配当な優良企業です。
低PERなので株価下落の耐性もありそうです。

配当性向も低く、魅力的な銘柄ですね。

「三洋貿易」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】今も買いだが870円以下になったらもっと買いたい

この記事の執筆時点では株価 1,001円。

PERと配当利回りからして割安なので現段階で買ってもよさそうです。
今のマーケット的にもバリュー株が買われやすいというのも理由です。

相場全体がさがった場合は870円〜700円くらいで拾えたらお買い得感があるでしょう。

※投資は自己責任でお願いします。

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