こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
田端信太郎さんの著書である「これからのお金の教科書 」について要約して、皆さまと勉強をしていきたいと思います。
本書は、これからの時代で「あなたが探しているお金との付き合い方」これからの「資本主義を生き抜いていくための考え方のヒント」になるための本です。
年収の伸びしろをケタ違いにしてくれる本です。
このブログによる要約&補足を読んでいただけた時間や、
本書をご購入の場合はそのお金があなたの「資本になる」と嬉しいです。
本書はChapterが複数に分かれており、1章ずつ要約をしております。
今回は、③「給料」だけでは永遠にお金持ちになれない について要約をしていきます。
給料の事を考える前にに”会社”って何かを知ってマインドブロックを外す
この章の結論として「給料だけではお金持ちになれない」という一言につきます。
会社員として働いているだけでは「年収1000万円でも、お金の心配はなくならない」のです。
そのためには、まずは「会社なんてただの概念」「自分でもすぐに社長になれる」という事を知って「会社員が当たり前という謎のマインドブロック」を外しましょう。
会社設立は6万円でできるただの「概念」
合同会社は自分で手続を行えば6万円、外部に委託をしても10万円もあれば作れます。
株式会社も20万円くらいあれば、あなたも「代表取締役社長」にすぐになれます。
会社というものは「法人」という人格も、もちろん実際の人が存在しているわけではないですよね。
法律が決めただけの、ただの概念です。
それでも、あなたは「会社の名前」でビジネス活動をしていますし「会社」という仕組みは「利用する側」にとっては「非常に良く出来た仕組み」なわけです。
1つ重要なのは、会社員は利用される側だということです。
利用される側から、利用する側に回る
- 会社に就職をする・・・”利用される”側に回る
- 会社を自分で作る・・・”利用する”側に回る
あなたの能力や、労働力は、
会社に上手く利用されているのです。
もちろん「会社によって自分の力を活かす場が与えられている」という側面も忘れてはいけません。
それでも会社員として「利用されている」だけでは「生活できるだけのお金しか与えられない」のです。
自分の専門性を生かして「時給仕事」から抜け出す
会社員なら残業をして、あなたの給料明細に「残業代」というのが載っているかと思います。
これは自分の業務が「時給仕事」つまり「時間を売っている」仕事だという証拠です。
他人ができなくて価値を出せる「資本」を身につける
田端さんは1990年代半ばから、インターネットの世界にのめり込むようになります。
そこで得た知識や経験を「資本」とすることにより、いわゆるIT長者としての道を歩んでいくわけです。
たとえば、田端さんは大学時代に「デジタルハリウッド」というHTML言語などを教える学校でのアシスタントのアルバイトをしていました。
そこで「大手商社マン」にミスを指摘するのです。
その環境では、大学生が社会人に「先生」と呼ばれるわけです。
しかしアルバイト時給は1500円。
「1ページを5万円で受託する」企業のWEBサイト制作とは「雲泥の違い」があります。
お金を稼ぐには「成果報酬」型で
同じ時間をかけて、より多くの稼げるような働き方が必要ですね
- 時給仕事 → 安定しているが、こき使われても給料は同じ(アルバイト、会社員)
月収は部長でも80万円くらいが上限 - 成果報酬 → 安定はしないが、時間をかけなくても成果を出せば稼ぐことが出来る。
月収100万円を超える事も目指せる。
「資本とは?」についてはChapter1の要約で詳しく解説しています。
実際に手取り100万円になったら生活はどうなるか?
ここまで、給料だけじゃお金持ちにはなれない!という内容を書いていきmした。
では実際に、毎月100万円を使える場合、生活がどうかわったのか?についての答えを田端さんは書いています。
答え:「コンビニ、ランチ」で値段を見ずに物を買えるレベル
あれ、それだけ?車もバンバン買えるとかじゃないの?
手取り100万円の生活は「日常のものでは値段を見ずに」物を買えるレベル
手取り100万円となると会社員の収入だけなら「年収1900万円」です。
年収1900万円といえば、超お金持ちのイメージ
たしかに、月に100万円の手取りでも、家族や子供がいたら「それほど余裕はないかもしれません」
僕は独身なので、あまり正確ではないと思いますが、
以下のシミュレーションくらいは平気で使ってしまいそうです。
月に100万円を使う、富裕層のイメージ
- 家賃、光熱費:30万円
- 交遊費、趣味:20万円
- 食費:20万円
- 衣服、美容:20万円
- 養育費:10万円
年収1000万円でもそれほど余裕はない
日本では、年収1000万円プレイヤーも、
会社員なら実際の手取りは700万円程度(月給だと60万円)
独身なら余裕があると思いますが、家族持ちだと「何かしら我慢をしないといけない」でしょうね。
現代は、年収1000万円も、頑張れば「会社員で年収500万円+副業で年収500万円」は全然可能です。
もちろん努力は必要ですが、実現している人は多く、一般人でも到達は可能です。
それでも、年収1000万円では、家族持ちだと、気軽にBMWやベンツを買えるわけではないということですね。
つまり、会社員の給料だけでは「お金の悩みがなくなるわけではありません」
給与所得は税金が高い
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 195万円まで | 5% | 0円 |
1,95万円 から 3,30万円まで | 10% | 97,500円 |
330万円 から 695万円まで | 20% | 427,500円 |
695円 から 900万円まで | 23% | 636,000円 |
9,00万円 から 1800万円まで | 33% | 1,536,000円 |
1800万円 から 4000万円まで | 40% | 2,796,000円 |
4000万円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
給与所得では、お金持ちになれない理由として「累進課税」という税法の部分を押さえておく必要があります。
年収が2000万円くらいから税率が40%を超えており、使う時の消費税も考えると、
「実質3分の2くらいのお金を税金でもっていかれます」
たまに聞く「税金で半分持っていかれる」ってこういう事だったんですね!
そのため年収が高い人は、給与所得を増やしても「手取りが増えません」
田端さんも年収3000万円を超えたあたりから
「これ以上給与所得を増やしても無駄だな」と思ったそうです。
お金持ちになるには、金融所得を得る必要がある
金融所得(株の配当金など)は現在は「税率が約20%」と固定されています。
金融資産が1億円に達すれば「配当所得で400万円〜500万円」になりますし、
2億円になれば「配当所得だけで会社員の手取りを超える」事もできますが、そこに到達するには、給与所得だけは不可能だということがわかります。
まずは3000万円、次に5000万円と増やしていくためにも、
自分で稼ぐ「事業所得」が必要ということですね。
会社員をしながらでも良いから、自分で稼ぐ道を模索していきましょう!
【まとめ】お金持ちになるためには、給料以外の収入源を作る必要がある
給与所得以外に、事業所得で種銭をつくり、金融資産(配当金)でお金が入ってくる仕組み。
これがお金持ちへの黄金ルートです!
田端信太郎さん著「これからのお金の教科書」Chapter3「給料」だけでは永遠にお金持ちになれない まとめ
- 給料の事を考える前にに”会社”って何かを知ってマインドブロックを外す。
- 自分の専門性を生かして「時給仕事」から抜け出す
- 給与所得以外にも「事業所得」「金融所得」を得るのがお金持ちへの道
この記事が参考になった!この本に興味を持った!という方は以下よりご購入できます(^^)
関連コンテンツです。
「お金の大学」という本の中から「お金を貯める力」を要約しています。
https://manabinomado.com/readbook/%e3%80%90%e8%a6%81%e7%b4%84%e3%80%91%e3%81%8a%e9%87%91%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%ad%a6-%e3%83%bc-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e8%87%aa%e7%94%b1%e3%82%92%e6%89%8b%e3%81%ab%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%9f金融系YouTuberの高橋ダンさんによる「お金持ちになるための投資の89のポイント」の中から重要なポイントを要約しています。
https://manabinomado.com/study/%e3%80%90%e8%a6%81%e7%b4%84%e3%80%91%e3%80%8c%e3%81%8a%e9%87%91%e3%81%ae%e5%a2%97%e3%82%84%e3%81%97%e6%96%b9%e3%80%8d-%e9%ab%98%e6%a9%8b%e3%83%80%e3%83%b3%e3%81%8c%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%81%99%e3%82%8b30代から貯金3000万円を貯める方法をご紹介しています。