こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、今後の成長の期待値が高い
「イントラスト」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
「イントラスト」は「債務保証」の仲介をする会社
「イントラスト」の事業は「総合保証サービス」というものを行っています。
主に個人向けの「連帯保証人の代行業務」
法人向けの「集金などの管理代行業務」からもたらされています。
家賃、医療費、介護費、養育費など、人生のライフイベントで大きなお金がかかる場面で
「連帯保証人やお金の回収業務などを代行する業務を行っています」
お金を借りる側も、貸す側も、双方の悩みを解決
お金を借りる側も、家族にも連帯保証人を頼みづらかったりします。
お金を貸す側も、お金を払ってくれない場合の回収業務はあまりやりたくはありません。
イントラストの主な収入源
- ソリューション事業・・・契約の管理、集金代行などの企業の業務負担を減らすサービス。
- 保証事業・・・家賃、医療費、介護費、養育費など、個人の連帯保証人を代行するサービス
お金の貸し借りに関する「中間業務」を代行してくれる企業というのは、多くの企業が重宝してくれそうです。
時価総額は調査時点で「158億円」ということで小型株ですね。
今回は「イントラスト」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
チェックは「IR BANK」で行う
今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。
まずは配当利回りを見る
少しずつ増加傾向にはあるが低め
「イントラスト」の配当利回りは1%台です。
現段階で高配当銘柄として選定すべき銘柄ではないですね。
配当利回りが低いので売上など業績が成長して、
- キャピタルゲインを狙ったり、
- 今後の配当利回りの伸びを期待できるか
チェックしていきましょう。
株主優待のQUOカードが地味に嬉しい
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株以上300株未満保有 | 500円相当のクオカード |
300株以上保有 | 1,000円相当のクオカード |
100株保有だと現状の配当金は1000円程度。
その中で500円のクオカードがもらえると思うと、総合利回りが高くなりますね。
売上(上昇トレンドであるか?)
成長が毎年加速している!
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「イントラスト」の売上は上昇中。
事業が順調に伸びている事がわかります。
好材料です。
営業利益率(10%以上は欲しい)
20%を超え、上昇傾向
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「イントラスト」の営業利益率は20%を超えています。
高い営業利益率を維持しているので、利益体質な事業を営んでいると言えます。
売上高が少なくてもきっちり利益を残せる企業ですね。
EPS(一株当たり当期純利益)
毎年伸びています。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「イントラスト」のEPSは近年上昇中です。
当期純利益が売上高に比例し伸びているので好材料ですね。
自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。
70%を超えていて財務優良です
「イントラスト」の自己資本率は70%を超えており更に上昇中です。
利益がしっかり純資産に積み上がっています。
わかりやすく堅実に資産が積み上がっている企業です。
配当金(高いほど良い)
連続で増配中
イントラストの配当はまだまだ少ないですが、連続で増配をしています。
増収増益の企業ですので少しずつ配当金も伸びています。
2021年3月期の予想でも10.5円と増配見込みです。
配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%を目安としている模様
「イントラスト」の配当性向は近年は30%をあたりとなっています。
配当余力もまだまだありますが、配当性向は今後どこまで上げてくるかがを注目したいと思います。
営業活動によるキャッシュフロー
安定的に稼いでいます
「イントラスト」の営業CFは安定の黒字。
毎年安定的に営業CFが積上がていて非常に安心できますね。
現状では赤字になる要素が感じられないので、安心して見ていられる企業といえます。
現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
安定的に現金を積み上げている
次に見ていきたい項目は企業が保有する「現金など」です。
「イントラスト」の現金はどんどん積み上がっています。
毎月積み上がっていますね。
勝手な予想ですが、粛々と事業を営み、現金を積み上げている用に見えます。
それほど、様々な数字が着実に積み上がっていますね。
素晴らしい企業ですね。
配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
今の財務状況での配当金の支払い能力はどうでしょうか?
徐々に増加。
2021年は2億円くらいですね
投資家としては基本的に、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。
配当を維持するためには、短期的に「利益が悪化しても耐えられる現金」があればよいということになります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。
今の業績なら減配リスクは低そうですね。
【まとめ】イントラストは安定成長の「連帯保証人」代理業務の企業
今後の業績成長に期待!
イントラストの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | △ | 1%台 |
売上高 | ◎ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ○ | 30円くらいで上昇中 |
営業利益率 | ◎ | 25%を超えている |
自己資本比率 | ◎ | 70%超え |
1株配当 | ▲ | 2021年は 10.5円で増配中 |
配当性向 | ○ | 30%未満 |
営業CF | ○ | 安定的に稼げる |
現金など | ◎ | 積み上がっている |
総評としては、成長力も高く、好財務な優良企業ですね。
配当利回りが高ければ無敵な銘柄になりそうです。
「イントラスト」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】チャート的には割安圏内
この記事の執筆時点では株価は717円。
チャート的に700円くらいが下値抵抗線になっていそうです。
業績も好調で今まさにinすべき銘柄と言えそうです。
※投資は自己責任でお願いします。
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