株式投資・金融知識

【高成長】「リビングプラットフォーム(7091) 」は介護施設を運営。株価は?投資すべき?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「リビングプラットフォーム」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

「リビングプラットフォーム」は介護、障害者支援、保育施設を運営してます。
メイン事業は老人ホームの運営です。

2020年のIPO組です。
業績は毎年成長をできており高成長企業です。

プラズマコイ

好調な決算を続けていて事業は上向きですね

同業他社としてはチャームケアがあります。
「リビングプラットフォーム」は時価総額的に、チャームケアを追う形の展開です。

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「リビングプラットフォーム」は介護、障害者支援、保育施設を運営

事業は「介護施設の運営」がメイン

コロナが落ち着いたら一気に施設を増やしていく見込みです

「リビングプラットフォーム」の事業利益は主に「介護施設」から生み出されています。
新規での施設開発も行いつつ、関連企業のM&Aも行って事業を拡大しています。

介護施設の運営のほか、訪問介護といったサービスも行っています。

「リビングプラットフォーム」は介護施設を運営する会社。
施設を自社開発、M&Aを行い増やしていっている。

関連事業として、障がい者支援、保育施設の運営も行っています。
「保育」もプラズマコイ的には注目市場なので進めてくれたら嬉しいと思います。

リビングプラットフォームの事業は主に3セグメント

  1. 介護
    介護施設の運営、訪問介護など在宅介護など
  2. 障がい者支援
    障がい者支援施設の運営
  3. 保育
    保育所の運営

時価総額は調査時点で「72億円」ということで小型株ですね。
PERは17.5倍と割安水準です。

今回は「リビングプラットフォーム」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「リビングプラットフォーム」のPER推移を見る

PERは”こなれて”きました

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「リビングプラットフォーム」の今のPERは17.5倍。
成長企業のため、2021年は大きく買われていましたね。

いまは米国長期金利の上昇で東証マザーズは大きく売られており”お買い得感”が増してきています。

PERがかなり下がってきており、そろそろ買っても良さそうな水準に入ってきました。

「リビングプラットフォーム」の配当利回りを見る

無配当の企業です。

リビングプラットフォーム」は現在は配当をだしていません。
成長期の企業で株主還元よりも企業成長を優先するフェーズのようです。

「リビングプラットフォーム」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は毎年力強く成長中

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「リビングプラットフォーム」の売上は毎年二桁成長です。
2022年の売上は再成長を見込んでおり高い成長力を維持できています。

売上成長力はOKだと思います。

「リビングプラットフォーム」の営業利益率(10%以上は欲しい)

営業利益率はここから上昇できるはず

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「リビングプラットフォーム」の営業利益率は4%ほど

チャームケアの営業利益率が10%ほどですので、
もっと上げることは可能だと思っています。

今は成長期でワークフローも整備が追いついていない部分もあるでしょう。
営業利益率は今後の上昇に期待したいと思います。

「リビングプラットフォーム」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSはマイナスです

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ということです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「リビングプラットフォーム」のEPSは2022年は大きく増加見込みです。

利益がでており、ポジティブ要因とみています。

一方、コロナの助成金などがあり一時要因の部分が大きそうです。
平常時にどのくらいの水準で着地できるかの部分も検討しながら投資判断をしたいところです。

「リビングプラットフォーム」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は低めです

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「リビングプラットフォーム」の自己資本比率は12%です。
成長期の企業のため積極的に有利子負債を使って現金を調達しています。

成長企業としてはOKですね。
しかし金利があがってくると返済額が負担になってくるので株価的にはネガティブ影響が見られるでしょう。

マザーズ銘柄ということもあり、投資タイミングが難しいですね。

リビングプラットフォーム」の配当金(高いほど良い)

無配当の企業です。

成長期の企業ですので配当は出していません。

「リビングプラットフォーム」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFはプラスで推移しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「リビングプラットフォーム」の営業CFはプラス推移です
現時点で営業黒字を安定化できており事業としての基盤は確率しています。

今後は、施設の拡大や業務効率化により現金創出力を強化していくフェーズですね。

「リビングプラットフォーム」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

有利子負債で現金を確保しています。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「リビングプラットフォーム」の現金は2021年度終了時は15億円程度です。

成長期の企業は積極的に借り入れを行って事業を成長していくものです。

「リビングプラットフォーム」も借り入れを行い、事業運営に使いながら、手元資金も少しずつ厚めに保有して有事の際に備えている形ですね。

「リビングプラットフォーム」の当期純利益は上昇中か?

黒字経営ができていますね。

「リビングプラットフォーム」の当期純利益は黒字着地ができています。

2022年は一時要因があるので利益も大きく跳ねています。
当期純利益の成長目算としては、5年後に10億円あたりまでいければ理想的かと思っています。

【まとめ】「リビングプラットフォーム」は成長中の「介護施設」などを運営する企業

今後も続伸が期待できる企業です

リビングプラットフォームの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り
売上高成昇中
営業利益率4%
EPS(1株利益)上昇傾向ではある
自己資本比率12%
1株配当
配当性向
営業キャッシュフロー問題なし
現金など問題なし

総評としては安定的に成長してくれそうな、成長企業です。

プラズマコイ的には老人ホームなどの介護施設は有望な事業だと思っているので、注目していきたい企業です。

【チャートは?割安?】「リビングプラットフォーム」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】まだ我慢の時期

この記事の執筆時点(22/2/14)では株価は1,600円。

今はマザーズ市場全体が落ち着かなく、PERも17.5倍なのでもう少し待ちたいところです。
PERが15倍以下で、10倍くらいまで落ちてきたら買いたいところですね。

チャート的には1,350円あたりが節目のラインなのでこのあたりまで来たら狙っていきたいと思います。

※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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