こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、高配当株として注目のスバル興業の財務状況をチェックしていきたいと思います。
スバル興業の事業内容を見てみましょう。
主な収益源は「道路関連の事業です」。
道路関連事業、レジャー事業、不動産事業を通じて、
公式サイトより
社会貢献することを基本的な考え方として事業活動を進めております。
「スバル興業(証券コード 9632)」は、配当金を出し続けられる企業なのか!?要チェックや!
チェックは「IR BANK」で行う
今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。
今回は「スバル興業」の財務を見ていきます(^^)
まずは配当利回りを見る
増加中で、4%を超えてきました
スバル興業の配当利回りは右肩あがりのトレンド。
直近で高配当化しました。
業績をチェックしていきましょう。
売上(上昇トレンドであるか?)
順調に成長できている!
配当金をいままで通り出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
スバル興業は売上が右肩あがりです。
2021年は他の企業が軒並みコロナの影響で減収しえいる中、ほぼ横ばいと言える実績です。
どんな状況でも「そこに道路がある限り」大丈夫!
営業利益率(10%以上は欲しい)
売上から経費を引いたのが「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい」と覚えて置きましょう。
業種ごとで異なりますが、市場平均は7%なので、
基本は営業利益率が10%を超えているのは合格点といえます。
2021年はダメージを受けていて10%を割ることが予想できますが、
長期で考えるなら、一時的な要因と考えてよいでしょう。
EPS(一株当たり当期純利益)
EPSも1000円とかスゴイ!
1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。
要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことですね。
個人的には100円くらいが目安ですが、
スバル興業は1000円前後で明らかに高いです。
何よりEPSの伸びも急成長中です。
そろそろEPSは頭打ちになりそうな気もしますが、
効率的に稼ぐ力は優秀と言えますね。
自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は80%台で更に増加中
無借金の企業です。
自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。
自己資本比率は最低40%〜をチェックしましょう。
個人的には自己資本比率60%以上が1つの目安です
スバル興業は自己資本率は常に80%超え。
無借金でどんどん資産も積み上がっていますね。
配当金(高いほど良い)
配当金は「株を持っていると貰えるお金」です。
配当金も上昇中
2021年01月期も年間配当は340円と配当維持の予定です。
スバル興業の場合は業績が好調だった場合は「特別配当」「記念配当」などの理由で配当を増やしているように見受けられます。
この所、業績が好調なので、毎年「特別配当」を出しているので、
もう特別配当が通常の配当になっています。
そのため、業績が好調であればこのままの高配当が維持できそうですね。
配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標が配当性向です。
配当性向:儲けたお金を株主に還元する割合じゃな。
配当性向からみると増配力は疑問
配当性向は、市場平均の30%より低い15%〜30%です。
これだけ配当性向が低ければ、減配のリスクはかなり低そうです。
営業活動によるキャッシュフロー
基本的に伸び続けている企業
「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって儲けたお金がいくらになったか?」の数字です。
本業で「儲ける力」を調べる項目ですね。
スバル興業は確実に利益が積み上げられますね。
現金を稼ぐ力も問題なさそうです。
現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金が余っているとさえ言える状況
基本的には現金は多い方がいいです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。
現金は徐々に積み上がっていっていますね。
もうこの伸びは、現金が余ってしまって「何に使おうか困っている状態」とも取れます。
こちらも、配当金にとってはポジティブな材料ですね。
総還元額(現金などの何パーセントか?)
総還元額は「配当金総額 + 自社株買い」で行った
株主還元の総額です。
スバル興業は自社株買いは小額なので、
総還元額の内訳は、ほぼ配当金のみの支払い額です。
5億円くらいの配当支払いですね
高配当株を探している僕たちにとっては、
業績が悪化しても、配当を維持して欲しいものです。
そのため、短期的に利益が悪化しても、
現金などの内部留保で配当が賄えれば、配当維持が期待できるということです。
現金が100億ほどあるので、配当金の支払いへの余裕は十分ですね。
現状の業績なら、大幅な減配リスクは低いどころか
増配さえも期待できます。
【まとめ】スバル興業は成熟した、収益力、財務力がある評判のインフラ整備の企業
道路整備、レジャー、不動産など、さまざまな事業を行っている財務優良な企業です
スバル興業の財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ○ | 3〜4%台 |
売上高 | ○ | 成長中 |
EPS(1株利益) | ◎ | 1000円 |
営業利益率 | ○ | 10%〜15%くらい |
自己資本比率 | ◎ | 80%以上 |
1株配当 | ○ | 高配当 |
配当性向 | ◎ | 15%〜30%くらい |
営業CF | ○ | 基本的にプラス |
現金など | ◎ | 増加中 |
メイン事業が道路工事で、盤石な基盤があるので、業績悪化の可能性もそれほど心配しなくても良さそうです。
配当利回りが3.5〜4%くらいならポートフォリオの1部に入れても良いかもしれません。
※投資は自己責任でお願いします。
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