プラズマコイです(^^)
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今回は「Macbee Planet(マクビープラネット)」の財務分析をしていきます。
2020年のIPO企業です。
「Macbee Planet」はマーケティング支援会社です。
支援内容は、Web上での広告戦略・戦術のコンサルティングを行う企業です。
「Macbee Planet」支援サービスの主な流れは以下の3ステップです。
- データを駆使してユーザーのLTV(生涯で使ってくれるお金)を予測して
- 見込みの高いお客をWeb広告によってサイトに誘導
- サービス契約・商品購入をしてもらう
2021年12月に行われた社長交代により、創業者の小嶋氏はLTVマーケティングの予測モデルの精度アップに注力し、あずさ監査法人出身の千葉氏が経営戦略を担うことで今後の事業成長につなげていく体制に変わりました。
Macbee Planet(7095)はWebコンサル会社🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) June 11, 2022
データ分析からLTV予測を行い、最適な広告配置、Web接客をサポートする企業です💁🏾♀️
売上、利益の成長率が高く好調な企業ですね🎏🌟
株価は調整してますが再び上昇傾向、好決算を続ければ株価は今後伸びていきそうです🏋🏾♂️ pic.twitter.com/zHOls7ISYo
成果報酬型のマーケティング支援会社の凄さを音声ラジオで解説しています🎏
優れたプロダクトと、優れた経営の2つの歯車が噛み合えば、業績拡大のスピードもUPしそうです。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「Macbee Planet」はLTV予測を使ったマーケティング支援会社
- 「Macbee Planet」のPER推移を見る
- 「Macbee Planet」の配当利回りを見る
- 「Macbee Planet」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「Macbee Planet」の営業利益率(10%以上で優良)
- 「Macbee Planet」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「Macbee Planet」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
- 「Macbee Planet」の配当金(高いほど良い)
- 「Macbee Planet」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「Macbee Planet」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
- 「Macbee Planet」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「Macbee Planet」は売上、利益の成長率が高いマーケティング支援会社
- 【チャートは?割安?】「Macbee Planet」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「Macbee Planet」はLTV予測を使ったマーケティング支援会社
Macbee Planetのセグメント(事業分野)は2つ
- アナリティクスコンサルティング(AC)事業
データ解析プラットフォーム「ハニカム」にてLTV予測を行い、マーケティング戦略や運用の支援 - マーケティングテクノロジー(MT)事業
自社プロダクト「Robee」を活用したWeb接客、解約防止施策
消費行動の8段階に当ててマーケティング活動を支援します。
「Macbee Planet」の事業利益はおもに「アナリティクスコンサルティング事業」から生み出されています。
「ハニカム」というデータ・プラットフォームに様々なデータを入れ込んでLTV分析を行い → コンサルタントが適切な広告戦略・戦術の提案を行う事業が9割ということです。
今後は、マーケティングテクノロジー事業(3D AD、Robee、Smash)のプロダクト開発も進み。売上も伸びていくことが予想できます。
時価総額は調査時点で「210億円」ということで小型株ですね。
PERは25.8倍と一般的には割高水準ですが、成長企業としてはやや割安感もあります。
今回は「Macbee Planet」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※本記事はプラズマコイの独自調査・想像を含むため事実と異なる内容の場合があります。
「Macbee Planet」のPER推移を見る
PER的には過去と比較すると割安感はありません。
「Macbee Planet」の今のPERは25.8倍。
今のPERは過去水準と同等と言えます。
特に割安感は感じません。
「Macbee Planet」の配当利回りを見る
いまは配当は出していません。
「Macbee Planet」は今は配当をだしていません。
今は事業成長に資金を集中するフェーズですね。
「Macbee Planet」の売上(上昇トレンドであるか?)
高い成長率で推移しています。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
グロース企業である「Macbee Planet」の売上成長率は40%と非常に高い水準で推移しています。
今後の売上は年平均30%成長を目指していくようです。
今は、データ解析・コンサルをある程度アナログで行っているため
今後は業務で培った経験をシステム化してコンサル領域も可能な部分はAI化を進めていくようです。
「Macbee Planet」の営業利益率(10%以上で優良)
営業利益率は8%ほどです
業種や年度で異なりますが、営業利益率は4%〜7%を目安としています。
「Macbee Planet」の営業利益率は8%ほどです。
今後は2024年までに営業利益率10%を目指すということで、コンサル部分を徐々にAI化を進めていき、クライアント企業に利益率の高いMT事業の採用も進んでいけば達成可能でしょう。
「Macbee Planet」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは順調に増加中です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「Macbee Planet」のEPSは上昇傾向ですね。
2022年の予想ですがEPSはすでに249円とかなり高い水準です。
成長企業なので今後は増資などでEPSが下落する局面もあるかもしれませんね。
「Macbee Planet」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
自己資本比率は56%程度
「Macbee Planet」の自己資本比率は2021年は56%でした。
有利子負債も減少気味で1億円を切っています。
2020年にも財務活動によるCFが5億8000万ほどあり(IPOにより資金調達)
自己資本比率の数字もそこまで心配はないですね。
「Macbee Planet」の配当金(高いほど良い)
配当は今は無配です
「Macbee Planet」の配当は無配です。
今は配当は出さずに事業成長に資金を投入しています。
「Macbee Planet」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは増加傾向です
「Macbee Planet」の営業CFは増加中。
営業CFはプラスで2021年は200%以上アップしています。
営業CFの成長率もかなり高く、好調さが伺えます。
「Macbee Planet」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
現金は増加しました。
「Macbee Planet」の現金などは19億円程度です。
現金は上昇傾向です。
2021年は営業CFも大きくプラスでその分が現金に上乗せされています。
「Macbee Planet」の当期純利益は上昇中か?
順調に成長しています。
「Macbee Planet」の当期純利益は上昇中です
2022年も過去最高を更新予定で順調そのものですね。
利益成長率も高く、現状では文句のない推移でしょう。
【まとめ】「Macbee Planet」は売上、利益の成長率が高いマーケティング支援会社
さらなる業績拡大が期待されます。
Macbee Planetの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | 無配 |
売上高 | ◯ | 40%以上成長 |
営業利益率 | ▲ | 8% |
EPS(1株利益) | ◯ | 250円ほど |
自己資本比率 | ▲ | 56% |
1株配当 | ー | 無配 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 上昇中 |
現金など | ◯ | 上昇中 |
総評として、業績が絶好調の成長企業です。
おそらく初期費用などは別途でしょうが、
成果報酬型の報酬モデルは珍しく、LTV予測モデルにより成果をコミットして進めることができるのはサービスとして魅力です。
LTV予測モデルのプロダクトを作るのが得意な創業者はその領域にフルコミットして、
経営はマネジメントに強い専門家が担当するという新体制も企業成長を考えた場合は理にかなっていると思います。
今後の成長が楽しみな企業です♪
【チャートは?割安?】「Macbee Planet」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】一旦底値を打って上昇傾向です
この記事の執筆時点(22/6/10)では株価は6,480円。
今はグロース株の地合いは悪いですが、決算も良いです。
今後は2021年の11,700円を目指して上昇していく局面と予想します。
PERも今は25.8倍と、今の利益成長スピードを考えるとそこまで高くは感じませんね。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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以下が気に入ってるところです。
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- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
- 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
- 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい
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