こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
世の中には様々な事業で成功した人がいます。
それらには「一定の法則」があります。
本書では、Twitterのフォロワー3.5万人の「事業化bot」さんが、起業し、ビジネスを作っていくプロセスの中で発見したルールを基に「金儲けのノウハウ」をまとめた一冊になっています。
お金が儲かる仕組みとはどんなものでしょうか?
- 流行るビジネスの要素を知りたい
- 既存のビジネスが流行っている理由をしりたい
- 儲かるビジネスの要素を知りたい
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
金儲けは最強のスキル
プラズマコイは様々な自己啓発系の本や、ビジネス書を読んできました。
世にあるビジネス書は絶対的多数の「サラリーマン」向けの「仕事術」にフォーカスされています。
しかし企業は儲ける事が目的なので「真の仕事術は金儲け術」と言い換えるべきです。
本書には冒頭でこう書かれています。
金儲けこそが、最強、最高のビジネススキルと考えられるべきである。
【基本の原則】儲けるためには「競争をなくす」事が大切
競争相手がいないほうが儲かりますよね
まず極論として、
普通に商売をすると、最終的に儲けは0になります。
これがどういう事かというと、
全ての商品の情報や、値段が平等に開示されると、
最終的には、全員で平等に「競争」ができてしまいます。
そうなると、市場の参入者が増えたり、より価格を下げないと商品が売れないので、最終的に利益はほぼ0になるということです。
簡単に言うと「儲かる商売」を作るためには、
なるべく競争が発生しないような構造を作る事が必要なのです。
ビジネスモデルの要点は「LTV > CAC」か?
早速難しい言葉が出てきました。LTVとCACについて解説します。
- LTV…1人の顧客で儲かる金額
- CAC…その1人を獲得するための金額
ビジネスを判断する本質的な軸はこのビジネスが「最終的にいくら儲かるか?」という事になります。
そこまでわかれば、融資を投資家から集める事ができたりするので、本質的には、1年単位などの単位で区切ってビジネスの良し悪しを判断する意味は無いのです。
【金儲けレシピ】消費者から買う
買い取り屋は儲かる
買取屋さんが儲かる理由
一般的には、事業者は消費者に売るのが仕事です。
しかし「ブックオフ」などのように、消費者から買うというビジネスもあります。
我々消費者は、野菜の値段などを安く買って消費するのはプロです。
しかし、ものを高く売るのは素人です。
最近では、メルカリなどのフリマアプリが出てきましたが、それでも「不要になったものをまとめて処分するといった際」1点1点を値付けして売る事はありません。
また、ガリバーは中古車の「買取専業」を行っていますが
どうやって利益を儲けているかというと「業者に売っているのです」
利益の源泉が「消費者の買い取り → 業者への販売」だという事を見抜いた例です。
労働力をまとめて売る
多くの日本人の給料は、
実質的に「業界 x 業界内のランク x 役職・雇用形態」で決められます。
例えば高給取りは「コンサル業界 x 業界1位の企業 x 役員」といった具合です。
日本では、終身雇用制度が根強く残っているため、社員を簡単にクビにできません。
そのため、正社員を雇用せずに、単品作業を外注化したいというニーズがあります。
そこで出てきたサービスの例では、ランサーズなどのフリーランスの取りまとめサービスです。
【金儲けレシピ】客に作業をさせる
セルフサービスの時代
多くのビジネスでは、原材料の次に、店員が手を加える人件費が大きなコストになってきています。
例えば店側はこんな作業が発生している
- 家具の組み立て
- 肉の切り分け
例えば家具であればDIYを流行らせて「その文脈に載せる事で」
家具を組み立てる作業を「客に押し付ける」ことができました。
また、今はスーパーで肉を買う時も、カットしてある肉よりも塊の肉の方が安い値段で提供されているのも「カット作業を客に押し付ける」事ができるので安いのです
他には、焼肉店のサービスも「実際に焼く作業は客がセルフでやりますよね」
これは調理コストがかからず、肉焼きの人件費をカットできるメリットがあります。
また、焼肉店の特徴と合わせて、成功しやすい飲食店についても紹介されていした。
成功しやすい飲食店の条件
- 家で作りにくい料理
- 仕入れで優位性を築くことができる
- 酒の注文が出やすい業態(酒は儲かりやすい)
今は、丸亀製麺や、ガソリンスタンド、回転寿司、ファストフードなど、
お客がセルフで作業をすることにより、価格が押さえられるようになっています。
最近では焼き肉でも「焼き肉ライク」といったファスト焼き肉店もでていますね。
【金儲けレシピ】まとめると高くなるもの、切り分けると高くなるもの
土地・・・まとめると高くなる
肉魚・・・切り分けると高くなる
世の中は大半が「まとめると高くなるもの」「切り分けると高くなるもの」の2つに分類ができます。
- まとめると高くなる例・・・土地(48階建ての高層ビルが建てばテナントがたくさん入る)
- 切り分けると高くなるもの・・・肉、魚(切るコストが掛かるため)
スケールメリットとスモールメリット
例えば「投資の配当金」や「商品の仕入れ額の低価格化」と言ったものは「スケールメリット」と言って、たくさんまとめると効果が高まるものが多いです。
大きな工場が必要な自動車産業なども、スケールメリットがある産業の例ですね。
一方、保険の営業や、人材業界エージェント、プロ野球選手などは、一部の優秀な人にお金が集まる「スモールメリット」がある産業です。
高級品として売る
寿司も「魚の切り身+ご飯」というまとめた商品です。
寿司自体にはそれほど原価はかかりません。
しかし銀座の高級寿司など、高級店としてのイメージがあれば高く売れるのです。
効果が同じな、高いものと比較してもいいですね。
他の例では「甘酒」を、美容効果を出すために「飲む点滴」したり、
オンラインサロンを知識のスポーツジムと比較したりして、
単価の高いジャンルと比較することにより、価格を上げている例もあります。
【金儲けレシピ】「1:n」の構造になるサービス
イケてるWEBサービスは儲かる
最近流行りのSaaSサービス(オンライン系のサービス)が流行しているのは、とても儲かりやすいサービスだからです。
これは1回システムやコンテンツを作ってしまえば、全てのお客さんに同じコンテンツを何度でも提供するので、
抵抗コストでサービスが提供できるのです。
ネット系のサービスはほぼ全てのサービスが恩恵をうけますね。
「1:nの構造」になるサービス例
- ブログ、YouTube
- オンライン授業
- その他SaaSのビジネスモデルのサービス
【まとめ】金儲けには法則がある
この記事のまとめ
- 【基本の原則】儲けるためには「競争をなくす」事が大切
- 【金儲けレシピ】消費者から買う(買い取り)
- 【金儲けレシピ】まとめて売ったり、切って売ったりする
- 【金儲けレシピ】客に作業をさせる(セルフサービス)
- 【金儲けレシピ】スモールメリットがあるサービスは個人でも儲かる
- 【金儲けレシピ】「1:n」の構造になるサービス(SaaS系サービス)
本書には、このブログで要約、紹介した内容以外にも、
真実だがブラックな「金儲けのレシピ」が他にも数多く書かれています。
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
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