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【安定事業】「エフティグループ(2763)」は堅調なネットワークインフラ事業で評判の企業。株価は?今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は、今後の成長の期待値が高い
「エフティグループ」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「エフティグループ」は「ネットワークインフラ運用」が主な収入源の企業

2021年3月期 第3四半期 決算説明資料 より

「エフティグループ」の事業は「主にネットワークインフラ事業」を行っています。

主に個人向け、法人向けに電気プランの「エフエネでんき」など小売事業を営みながら、
利益の多くは「法人向けの情報機器の販売・保守が稼ぎ出している」ことがわかります。

プラズマコイ

その中でも、毎月の定額収入(ストック収益)を重視しています

電気は景気が悪くなっても、簡単に止めることができない「社会的インフラ」のためここの収入を増やして、安定的に収益をあげられる体質になっていく事を目指しています。

エフティグループの主な事業、収入源

  1. ネットワークインフラ事業
    「エフエネでんき」など小売電力・光回線等のインフラや節水装置等のストックサービスの企画・開発・販売・運営
  2. 法人ソリューション事業
    中小企業及び個人事業主向けにUTM・ファイルサーバ・セキュリティ商品など情報通信機器等の販売・施工・保守サービス

決算説明資料からも、ストックサービス(サブスクリプションのような定額収入)の強化に力をいれていることがわかります。

【ストックサービスとは】
景気変動の影響を受けにくい小売電力サービスを
中心としたお客様から継続して利用料を頂く収益モデルであるサービス

時価総額は調査時点で「464億円」ということで小型株ですね。

今回は「エフティグループ」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

まずは配当利回りを見る

エフティグループ(2763)
プラズマコイ

結構ずっと高配当ですね

「エフティグループ」の配当利回りは4%台です

現段階で高配当銘柄として注目すべき銘柄です!
ここ5年の利回りでみると、いつ買っても大損はしない銘柄ですね。

100株を買っておいて”暴落時に含み損を抱えたらもう100株買えば問題なし”といった安定的な配当を出してくれる優良企業です。

配当利回りが高いので株価の上昇は限定的と予想されますが、

  • キャピタルゲインを狙ったり、
  • 今後の配当利回りの伸びを期待できるか

チェックしていきましょう。

売上(上昇トレンドであるか?)

エフティグループ(2763)
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概ね右肩あがりだったが一旦ブレーキ

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「エフティグループ」の売上は上昇中でしたが、2021年は一旦ブレーキ。
今後、下降トレンドになるようであれば注意が必要です。

営業利益率(10%以上は欲しい)

エフティグループ(2763)
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15%を超えると予想

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「エフティグループ」の営業利益率は10%を超えています。

2021年3月期も高い営業利益率を維持しているので、利益体質な事業を営んでいると言えます。

2021年3月期も売上高は減少見込みですが営業利益ではプラスになる見込みで ”より” 儲かる会社になってきています。

EPS(一株当たり当期純利益)

エフティグループ(2763)
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毎年伸びています。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことですね。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「エフティグループ」のEPSは100円を超えており、近年上昇中です。
当期純利益も伸びており、EPSが右肩あがりなのは非常に好感が持てます。

EPSがここ数年間で、これだけ右肩あがりの企業は珍しいです。
優良企業の匂いがしますね。

自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

エフティグループ(2763)

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。

プラズマコイ

40%は超えている。

「エフティグループ」の自己資本率は40%を超えており上昇中です。

近年は自己資本比率は減少気味でしたが、一旦下げ止まった形です。

過去の年別の推移を見ていくと、60%にはいかないくらいを目処に、
借入金を使って事業を成長させてきたことがわかります。

配当金(高いほど良い)

エフティグループ(2763)
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増配に次ぐ増配!

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「エフティグループ」の配当は連続で増配をしています。
近年配当性向を大幅に上げてきた結果、1株配当も大幅にアップしています。

2021年3月期の予想でも63円と増配見込みです。
ただ、そろそろ増配もストップしそうで、今後はどこまで配当を維持できるかがポイントになってきます。

配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

エフティグループ(2763)
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配当性向は50%を目安としている模様

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※【目安】業種によるが、市場平均は30%くらい。

「エフティグループ」の配当性向は50%をあたりとなっています。
2021年3月期 第3四半期 決算説明資料にもそのことが明記されていましたね。

配当性向50%は高いのか?低いのか?を見るには以下のグラフが参考になるでしょう。

マネックス証券の「エフティグループ」のページより引用

配当性向が50%というのは、決して低くはないですが、
高配当株の銘柄として旨味がでてくるギリギリのラインです。

これが60%以上になってくると、無理して配当をしている可能性が高くなってくるので、
配当性向が50%というのは、見方によっては、最大の株主還元の意識ととれるのです。

営業活動によるキャッシュフロー

エフティグループ(2763)
プラズマコイ

基本黒字だが、リアルタイムで現金を稼ぐ力は弱めの企業

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって儲けたお金がいくらになったか?」の数字です。

会社の「儲ける力」を調べる項目です。

「エフティグループ」の営業CFは概ね毎年黒字ですが上下が激しいです

毎年安定的に、当期純利益はあがっているのですが、現金として入金されるタイミングがずれがちということでしょう。

基本的に会社経営は「売掛金は早く回収して、買掛金の支払いはなるべく遅らせる」のが良いキャッシュフローと言われています。

いま注力している「ストック収入」による毎月の安定収入が軌道に乗れば、営業CFも安定します。
そうなれば、より安心して見ていられる企業になりますね。

現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

エフティグループ(2763)
プラズマコイ

安定的に現金を積み上げている。
2020年は借金を返済しました。

次に見ていきたい項目は企業が保有する「現金など」です。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

「エフティグループ」の現金などはどんどん積み上がっています。
2020年は大きめの借金返済があったので現金は減少していますね。

今後、再び利益を積み上げていってくれるものと思います。

プラズマコイ

問題なし!

配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

エフティグループ(2763)

今の財務状況での配当金の支払い能力はどうでしょうか?

プラズマコイ

徐々に増加。
20億円以上は見ておきたい

投資家としては基本的に、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

配当を維持するためには、短期的に「利益が多少悪化しても配当を支払える現金」があればよいということになります。

そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。
今の資産状況だと、業績を維持できないと減配は必至ですね。

プラズマコイ

利益と、現金を稼いで、安定配当に期待したい!

【まとめ】エフティグループは安定業績の「ネットワークインフラ」の企業

プラズマコイ

堅調な業績だが、財務基盤はまだまだ整備が必要

エフティグループの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り4%台
売上高基本は上昇トレンド
EPS(1株利益)120円くらいで上昇中
営業利益率15%に届く予想
自己資本比率40%台
1株配当連続増配
配当性向50%
営業CF安定しない
現金など少し心もとない
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、高配当で業績も良い優良企業だと思います。
一方、財務やキャッシュフローといった部分では腰の弱さもみられますね。

「エフティグループ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】とても微妙な水準

この記事の執筆時点では株価は1,445円。
高配当株で、業績も堅調でPERも12倍あたりなので、割安と見てここで買っても良い気もします。

一方、チャート的には、高配当株として買うなら1200円くらいが絶妙だったと思いますし、
そういう意味では、絶好の買い場は過ぎたのかなとも思います。

また今後の株価上昇を狙うなら、1500円を上に抜けてくれるあたりで買うのが良さそうです。

※投資は自己責任でお願いします。

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