株式投資・金融知識

【創業125年目の高配当化】「グンゼ(3002)」は繊維製品メーカー。衣料品やプラスチック製品がメイン。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は「グンゼ」の財務分析をしていきます。
グンゼと言えば男性女性の下着メーカーという印象が強いです。
実際のはほかにもプラスチック製品の製造をおこなっており、利益はそちらがメインだったりします。

売上規模は過去最高から減っていますが営業利益率をたかめており利益は維持。
近年は高配当化が進んでいる成熟企業です。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

常にPERが高い安定株ですね

「グンゼ」は繊維素材を使った製品を展開している企業

公式サイトより引用。グンゼの製品やサービスがわかりやすい一覧になっています。

プラズマコイ

プラスチック製品やアパレル製品がメイン

「グンゼ」の事業利益はおもに「機能ソリューション事業」によって生み出されています。
プラスチックフィルム製品や、エンジニアリングプラスチック分野を産業向けに販売しています。

アパレル事業は売上高は高いですが、一般消費者への事業のため儲かりづらいですね。
事業者向けの事業である「機能ソリューション事業」のほうが利益が大きくなっています。

「グンゼ」は「繊維素材をつかった製品」を展開している企業
プラスチック製品とアパレル衣料が主力。

「グンゼ」は一般的にはアパレル衣料事業で日されていますが、工業用製品などの産業用にも事業を展開しているのが意外ですね。さらに他にもスポーツジム運営などの事業も展開しています。

グンゼの事業セグメントは3つ

  1. 機能ソリューション事業
    プラスチックフィルム分野は、、エンジニアリングプラスチックス分野など
  2. アパレル事業
    インナーウェアが主力。近年はEC化率を上昇させている。
  3. ライフクリエイト事業
    スポーツジムなど

時価総額は調査時点で「843億円」ということで中型株ですね。
PERは13.66倍とほどほどです。

今回は「グンゼ」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「グンゼ」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは3%を超えている

「グンゼ」の配当利回りは3.2%程度です。
ここ数年の間に株価が徐々にあがってきて利回りがさがっていますね。

優待利回りも0.5%ほどが見込めますので、総合利回りだと魅力的な水準になってきます。

株主優待は自社製品

グンゼの株主優待は自社製品です。カタログから選んだり、自社製品のクーポンに返還できたりします。
下着やソックスなど生活に使えるものを取り扱っているので用途に困ることはないでしょう。

株数3年未満保有3年以上5年未満保有5年以上保有
100~299株2,000円相当3,000円相当4,000円相当
300株以上4,000円相当6,000円相当8,000円相当

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • キャピタルゲインを狙えるか?
  • 配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「グンゼ」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

売上はどちらかというとジリ貧気味

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「グンゼ」は2008年の1650億円からみると減少しています。
今後は高配当株として売上規模はなるべく維持する形で推移してくれればOKでしょう。

アパレル事業、ライフクリエイト事業は近年は今後の成長力は見込めないので、当面は守りの戦いを強いられそうです。

「グンゼ」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は10%を超えている

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「グンゼ」の営業利益率は4%ほど。

2022年度は5.9%と上昇する予定です。
売上の下落傾向を利益率の上昇で補う形でしょうか。

営業利益率の推移は注目していきたいところです。

「グンゼ」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

EPSは安定的に300円を見込む

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「グンゼ」のEPSは2022年度は300円あたりを予想されています。

EPSは高いですね。
利益率があがっており利益が残る企業になってきていることがわかります。
自社株買いも積極的に行う企業です。

「グンゼ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は上昇中

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「グンゼ」の自己資本比率は71%程度です。
高い自己資本比率で財務的には安心感があります。

有利子負債も年々減少しており盤石感が年々増しています。

「グンゼ」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

概ね安定増配

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「グンゼ」は連続増配をできている銘柄です。
減配をしているように見えるのは記念配当が関係しています。

2022年は1株140円の予想で更に増配を見込んでいます。

総還元性向は100%を掲げている

株主還元意識が非常に高く、2022年度までは配当性向50%、総還元性向100%を宣言。
利益を全て株主還元に当てるようです。

「グンゼ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は50%目安

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「グンゼ」の配当性向は決算資料に明確に記載されており50%が目安です。
減配を嫌う企業で、配当性向が50%を超えても配当を維持しています。

過去は赤字でも配当を維持していましたね。

「グンゼ」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

営業CFは横ばい

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「グンゼ」の営業CFは安定のプラスです。
概ね横ばいで推移しています。
成熟企業なので個人投資家としてはこの水準を維持して欲しい所ですね。

プラスチック製品は環境問題の関係上、今後は伸びるか懸念があるため、強気になる予想が少ないですね。

「グンゼ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

現金保有額は少しずつ上昇

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「グンゼ」の現金は少しずつ上昇。
総還元性向が100%で有利子負債も返済する必要があるので現金の増加ペースは緩やかですね。

何かとキャッシュアウトが多い企業で現金保有額は心配な企業です。

今後現金をどんどん積み上げていける企業になれれば、
安心して財務優良な高配当株としての優位性が増してくるでしょう。

「グンゼ」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

直近の配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

20億円くらいが当面の配当総額ターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「グンゼ」の配当総額は20億円程度。
自社株買いも行っている企業なので増配しながら配当総額を維持することも可能な企業です。

「グンゼ」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

利益は割と増加傾向

「グンゼ」の当期純利益は若干増加中。
当期純利益は50億円ほどを安定的にだすことが当面の目標でしょうか。

油断するとすぐ赤字になってしまう水準のため安心感は薄いですね。

【まとめ】「グンゼ」は高配当化している老舗の繊維製品メーカー

プラズマコイ

今後は利益率を上昇させることがポイントになる

グンゼの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.2%
※優待が魅力
売上高下落トレンド
営業利益率4%で上昇中
EPS(1株利益)300円
自己資本比率70%くらい
1株配当連続増配
配当性向50%目安
営業キャッシュフロー安定推移
現金など心もとない
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、財務的には問題なく、安定的に利益を出せている企業です。

売上規模やキャッシュフローを考えると、現在の利益水準だと災害時などで一気に赤字になってしまうので利益率の改善などで利益額のアップに期待したい企業になります。

【チャートは?割安?】「グンゼ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】高配当株化で魅力度は増したが株価は踊り場

この記事の執筆時点(21/10/2)では株価は4,250円。
高配当株として買うなら今ぐらいで買ってもいいかと思います。

しかし高配当株として買うなら例えばKDDIなど他に魅力的な銘柄が多いので敢えて手を出す必要はないかなと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

グンゼは魅力的ですが、投資資金が少ない場合は1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

グンゼ自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になりますね。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買うがおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」です。

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
  3. 取引金額が少ないし、手数料は少なくしたい。

SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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