株式投資・金融知識

【売上上昇中】「キユーソー流通システム(9369)」は食品メインの物流会社。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は「キユーソー流通システム」の財務分析をしていきます。
食品物流をメインとした、キユーピーの子会社です。

物流会社にもそれぞれ専門性があり「キユーソー流通システム」は食品輸送に強みがあります。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

食品輸送の需要により業績が変動する企業です

「キユーソー流通システム」は「食品輸送」をメインとしている物流企業

売上は上昇を続けている
プラズマコイ

「キユーソー流通システム」の事業利益はおもに「物流事業」によって生み出されています。
物流事業を簡単に説明すると大型トラックで「倉庫→各配達先」に輸送する作業のことです。

親会社キューピーとの取引は全体の7%ほどと、一蓮托生というわけではなさそうです。
食品流通に特化した物流企業という位置づけで覚えておきたい銘柄です。

「キユーソー流通システム」は「食品の流通がメイン」の物流企業
今後は5つの成長戦略で業績拡大を目指す

キユーソー流通システムは食品物流以外に「物流インフラ」のコンサルティング事業も行っていますね。

キユーソー流通システムの3つのセグメント

  1. 共同物流事業
    少量多品種商品を共同配送する
  2. 専用物流事業
    主にコンビニやスーパーに配送する
  3. 関連事業
    物流に関するインフラ設備のコンサルティング

時価総額は調査時点で「232億円」ということで中型株ですね。
PERは16.86倍と少し割高です。

今回は「キユーソー流通システム」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「キユーソー流通システム」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは上がってきている

「キユーソー流通システム」の配当利回りは2.5%程度です。
徐々に利回りがあがってきています。

利回りがあがっているので優待も含めた総合利回りは3%ほどですね。

株主優待はジェフグルメカード

対象株数優待品
100株1,000円相当
500株3,000円相当
1,000株5,000円相当
ジェフグルメカードは全国35,000店舗で使えるため使い勝手が良いのが嬉しいです。

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • キャピタルゲインを狙えるか?
  • 配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「キユーソー流通システム」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

売上は上昇傾向

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「キユーソー流通システム」は毎年成長をできています。
売上高としてはまいとし少しずつですが右肩あがりなので問題なしです。

着実に成長ができていることがわかります。

「キユーソー流通システム」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は低い

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です(物流業界は5%ほど)
「キユーソー流通システム」の営業利益率は2%ほどです。

営業利益率が低いですね。。
これはネガティブ材料です。

他の物流企業と比較しても2%の営業利益率は低めなのでコストが高いのか、儲かりづらいビジネススタイルと言えます。

今後の営業利益率は5%を目指して上昇を期待したいです。

「キユーソー流通システム」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

EPSは下落傾向

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「キユーソー流通システム」のEPSは100円を程度ですが減少傾向です。

一時は200円ほどをつけましたが近年は利益がさがっていますね。

自社株買いもあまり行わない企業です。

「キユーソー流通システム」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は下がり気味だが目立った心配はなし

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「キユーソー流通システム」の自己資本比率は34%程度です。
有利子負債が増えてきており自己資本比率が減少しています。

自己資本比率は40%を切り少し心配な水準になってきましたね。

「キユーソー流通システム」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

連続増配企業です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「キユーソー流通システム」は連続増配企業です。
2021年度も46円と配当維持の予定です。

そろそろ増配余力がなくなってきまました。
もう増配は期待できないでしょう。

「キユーソー流通システム」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は42%目安

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「キユーソー流通システム」の配当性向は42%ほどの予想になっています。
往年の利益が戻らないと今後の増配は難しいでしょう。

「キユーソー流通システム」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

営業CFは安定推移

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「キユーソー流通システム」の営業CFは安定のプラスです。
概ね毎年50億円くらいです。

営業CFは安定推移ですが、近年少し心配なのがフリーCFがマイナスな所です。

近年は投資CFが年々増えており、現金が残らないような構造になっています。
投資先行が続いているので、この投資が回収できるフェーズがいつ訪れるかが今後の業績のカギになってきます。

「キユーソー流通システム」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

現金は結構ギリギリで経営している

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「キユーソー流通システム」の現金は減少をなんとか有利子負債の追加で食い止めている状態です。
2020年度は一時的に93億円になっていますが、2021年度のQ3決算では48億円まで減っていますね。

キャッシュフローに余裕はなさそうです。

財務的にはあまり良くない状態と言えるでしょう。

「キユーソー流通システム」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

直近の配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

5.7億円くらいが当面の配当総額ターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「キユーソー流通システム」の配当総額はほぼ横ばいです。
5.7億円程度なので利益水準からみるとそこまで無理な配当ではないです。

しかし資金の回転がかんばしくないので一抹の不安はありますね。

「キユーソー流通システム」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

20億円復帰が目標

「キユーソー流通システム」の当期純利益はここ数年は減少傾向
業績は厳しい状況が続いています。

2021年は回復の年になりそうです。
問題はその後ですね。利益をV字回復できるかが注目です。

【まとめ】「キユーソー流通システム」は「営業利益率」が増加中の安定経営企業

プラズマコイ

高い営業利益率を維持しつつ、新事業の拡大を目指す

キユーソー流通システムの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.5%
売上高上昇トレンド
営業利益率2%
EPS(1株利益)100円
自己資本比率34%くらい
1株配当46円
配当性向40%目安
営業キャッシュフロー毎年プラス
現金など結構ギリギリ
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、財務的には余力がなくキャッシュフローも投資がかさんで毎年下落です。

利益自体はでているので収支のバランスを今後は調整できるかが課題です。
全体的にはネガティブな印象ですね。

【チャートは?割安?】「キユーソー流通システム」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【売り】ここ5年のピークからは株価は半額

この記事の執筆時点(21/10/06)では株価は1,780円。
業績としては回復してきそうな感じではあります。

しかしキャッシュフローが悪化しており財務が悪いです。
チャートとしては上昇が始まっていますが、自己資本比率も下がっておりロングで保有している場合は一旦手放しても良いかもしれません。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

キユーソー流通システムは魅力的ですが、投資資金が少ない場合は1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

キユーソー流通システム自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になりますね。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買うがおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」です。

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
  3. 取引金額が少ないし、手数料は少なくしたい。

SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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