成長企業の株

【利益成長】「トランスコスモス(9715)」は”3つの事業の掛け合わせ”で強みのある評判の企業。株価は?今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は2021/04/30に発表した決算で「過去最高益」を出した業績好調な企業
「トランスコスモス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

結論としては「今後もECサイトの需要が高まれば業績向上が見込める」

「トランスコスモス」はマーケティング、コールセンター、ECサポートの3事業が柱

2021年3月期 本決算説明会 より
プラズマコイ

3つのサービスを連動させてトータルの価値を作る!

「トランスコスモス」の事業利益は、具体的にサービス別の数字が出ていないですが、
基本的には「DEC」の3つの事業からもたらされていると予想できます。

プラズマコイ

オンラインストアが流行っている今、
関連業務を行うことにより成長しました

トランスコスモスの主な事業セグメントは大きく3つ

  1. デジタルマーケティング
    インターネットの広告運用、WEBサイトの企画・制作など
  2. ECワンストップ
    オンラインストアの構築、運用(企画、実務までサポート)
  3. コンタクトセンター
    お客様対応のコールセンター業務

※セグメント別の情報が非開示なため個人的な予想

トランスコスモスと聞くとBPO(コールセンター)で躍進してきたイメージがありますが、
近年はDX関連のサービスを幅広く展開しているイメージです。

特にBtoB向けに、常駐者を派遣したり、デジタルマーケティングの企画から実務までを請け負っていますね。

時価総額は調査時点で「1495億円」ということで中型株ですね。

今回は「トランスコスモス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

まずは配当利回りを見る

トランスコスモス(9715)
プラズマコイ

近年上昇中

「トランスコスモス」の配当利回りは2%台ですが上昇中。

3%台になると配当金目当てとしても魅力的になってきますね。
業績が好調で、配当利回りが上がれば購入対象として真剣に検討をしたくなります。

株主優待はクオカードだが500株以上が条件

保有株式数保有年数株主優待品(年1回)
500株以上1,000株未満3年未満クオカード 1,000円
500株以上1,000株未満3年以上クオカード 2,000円
1,000株以上3年未満カタログギフトおよびクオカード 1,000円
1,000株以上3年以上カタログギフトおよびクオカード 2,000円

株主優待もありますが、500株以上なので今現在(21/5/8)の株価だと、ざっと150万円が必要となります。
現状では株主優待目当てで購入する銘柄ではないですね。

今後は株価成長の期待を持ちつつ、

  • 今後キャピタルゲインを狙ったり、
  • 今後の配当の伸びを期待できるか

チェックしていきましょう。

売上(上昇トレンドであるか?)

トランスコスモス(9715)
プラズマコイ

順調に成長している

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「トランスコスモス」の売上は、毎年ジリジリと上昇中。
3000億の売上のなか、きっちりと成長しているところは高評価だと思います。

基本的に売上はさがることがない企業ですね。

営業利益率(10%以上は欲しい)

トランスコスモス(9715)
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アベマTVが黒字になるまで我慢

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「トランスコスモス」の営業利益率は改善していますが5%台と低めとなっています。

営業利益率が低い原因は労働力を「アウトソース」をしているためかと思います。
これは売上原価率が高いことからもわかるように、企業から請け負った業務を、内部の社員で処理するのではなく、別会社に委託するビジネスモデルなためかと思います。

営業利益率が低いため、売上高の割に利益が残らないのですが、
逆に言うと、仕事がなくなったらコストも発生しないので「人件費などの固定費を削減できる」というメリットもありますね。

こうなると、デジタルコンテンツやコールセンターの”商社のような側面”も持ち合わせていることがわかります。

EPS(一株当たり当期純利益)

トランスコスモス(9715)
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EPSは高い

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことですね。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「トランスコスモス」のEPSはどちらもクリアと言えます。

営業利益率が低くても、薄利多売で沢山の数字を上げることにより、利益水準は高いと言えます。
EPSは200円と過去最高を取ってきましたね。

自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

トランスコスモス(9715)

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。

プラズマコイ

自己資本比率は40%を超えており問題なし

「トランスコスモス」の自己資本比率は少しずつ低下中。
しかしながら、業績も好調で、自己資本比率は40%は超えて要ることから問題ないと言えます。

2021年は長期借入金が160億くらい増えていますね。
今後の業績拡大のための運転資金かと思います。

配当金(高いほど良い)

トランスコスモス(9715)
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2021年は倍近く増えました

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「トランスコスモス」は概ね順調に増配を行っています。
2022年は業績不透明ということで予想は非開示ですが、業績連動で配当額は変化しますね。

配当性向は高い中で、少しずつですが配当金を増やしていっているので、株主還元意識は高い企業といえるかなと思います。

配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

トランスコスモス(9715)
プラズマコイ

配当性向は高い

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※【目安】業種によるが、市場平均は30%くらい。

「トランスコスモス」の配当性向は20%〜30を目安と言った所でしょうか。
配当性向を固定にして、業績連動で配当額が大きく変動する配当政策です。

そのため、業績がよければ2021年の様に、倍増しますし、逆も有りえますね。

安定配当の銘柄ではないということは覚えておきましょう。

営業活動によるキャッシュフロー

トランスコスモス(9715)
プラズマコイ

2021年は倍増しました。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって儲けたお金がいくらになったか?」の数字です。

会社の「儲ける力」を調べる項目です。

「トランスコスモス」の営業CFは安定黒字で、直近は絶好調です

利益に連動して、営業CFも伸びていますね。
非常にポジティブな数字かと思います。

現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

トランスコスモス(9715)
プラズマコイ

問題なし

次に見ていきたい項目は企業が保有する「現金など」です。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

「トランスコスモス」の現金は近年は増加傾向。
2021年の増加分は、借入金を追加したものがそのまま当てはまります

財務的には今は攻めの経営をしているように見えます。
現金保有額としては問題なしですね。

配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

トランスコスモス(9715)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

とりま40億くらい配当用に用意できれば

投資家としては基本的に、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

配当を維持するためには、短期的に「利益が多少悪化しても配当を支払える現金」があればよいということになります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「トランスコスモス」は直近では配当金をほぼ2倍にしたので、
40億くらいの配当金総額が当面の目安でしょうか。
配当成功を40%と仮定にすると100億円くらいは利益を出して欲しい所です。

当期純利益は配当金をまかなえるか?

トランスコスモス(9715)

「トランスコスモス」の利益は2021年は87億円でした。
包括利益だと103億円くらいですね。

過去最高だった2021年くらいの利益水準を今後も最低限維持できると思えないと、購入に踏み切ることは難しい銘柄ですね。

【まとめ】「トランスコスモス」は「DX事業」に注力するトータルサポート会社

プラズマコイ

今後の業績はリスキーにアップダウンの可能性を秘めている会社

トランスコスモスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.7%に上昇
売上高上昇中
営業利益率5%台くらいだが
業種的にこんなもん
EPS(1株利益)200円突破
自己資本比率40%台
1株配当業績連動で上下が激しい
配当性向20%〜40%目安
営業CF増加中
現金など問題なし
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、今後もECなどデジタル産業の需要が高まってこれれば、業績成長をするチャンスは高いと思います。
個人的には、今後も成長できる企業だと思います。

「トランスコスモス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】3,300円を超えた時に検討

この記事の執筆時点(21/05/08)では株価は3,065円
4/30に発表した決算はよかったですが、来期の業績予想を非開示にしたため、株価の上昇はしませんでしたね。

そのため現状のレンジ相場を超えられずにいます。

個人的には来期も強い決算をだしてくれる事を期待していますが、キャピタル狙いなら3,300円を超えてきてからinしても良いかと思います。

高配当株としては買いづらいですが、バリュー株としてかうなら2,500円まで待って買うと言った所でしょうか。

※投資は自己責任でお願いします。

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