株式投資・金融知識

【10年増益&増配】「三益半導体工業 (8155) 」はシリコンウエハーの生産・加工メーカー。半導体関連で注目。株価は?投資すべき?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「三益半導体工業」の財務分析をしていきます。

三益半導体工業は半導体デバイスの材料になるシリコンウエハーを生産する企業です。
信越化学工業 (4063)のグループ企業ですね。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

10年間と長期で「安定成長」している魅力的な企業です

「三益半導体工業」はシリコンウエハー、関連機器を製造する企業


半導体を作るための素材を作っています

「三益半導体工業」の事業利益はおもに「半導体シリコンウエハから生み出されています。
決算短信を見ると主力は12インチ(300mm)ウエハーのようです。

売上の多く(50%ほど)は信越化学グループの企業からの発注です。

「三益半導体工業」は半導体シリコンウエハーの製造がメイン事業。
その他、半導体関連の装置を作っている。

信越化学工業の「半導体関連」材料・機器の製造担当の企業です。

10年連続で増収&増配企業で事業は好調ですね。

三益半導体工業の事業セグメントは3つ

  • 半導体事業部
    半導体・シリコンウェハー加工
  • 産商事業部
    半導体製造に関する装置を販売
  • エンジニアリング事業部
    半導体製造に関する装置、太陽電池に関連する装置を開発

時価総額は調査時点で「935億円」ということで大型株ですね。
PERは16.93倍と平均並みです。

今回は「三益半導体工業」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「三益半導体工業」のPER推移を見る


今は割安にみえますが。

この株が「割安」かの判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「三益半導体工業」の今のPERは16.93倍。
過去の推移から見ると、そこそこ割安に見えます。

他の半導体関連の銘柄を見るとPERが15倍以下の銘柄もあるので、20倍までが1つの売買目安になると思います。

「三益半導体工業」の配当利回りを見る


近年は人気化していますね

「三益半導体工業」の配当利回りは直近予想で1.44%
過去は高配当でしたがここ最近は株価があがっていますね。

配当利回りとしては魅力に欠ける銘柄です。
2.5%くらいあると嬉しいのですが。

「三益半導体工業」の売上(上昇トレンドであるか?)


ここ数年は上昇傾向です

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「三益半導体工業」の売上は近年は上昇傾向でした。

2021年は減収ですが、2022年は会計基準がかわったので大幅に減っているように見えます。
売上は一旦問題なしとしておいて良いかと思います。

「三益半導体工業」の営業利益率(10%以上は欲しい)


営業利益率は急上昇!

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「三益半導体工業」の営業利益率は直近予想で10%ほど。

節目の10%に届く予想です!
これは素晴らしいですね。

最近は半導体不足の関係で、単価を上昇できているのでしょうか。

それ以前からも営業利益率は上昇している所から、
原価の低減が進んでいるとも予想しています。

企業努力が感じます。

「三益半導体工業」のEPS(一株当たり当期純利益)


EPSは常に成長!

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「三益半導体工業」のEPSは、10年以上成長をつづけています!

これは素晴らしいですね。

自社株買いも大規模には行っておらず、
特別な要因で利益が乗ってるわけでもなさそうです。

純粋に利益体質になっていると評価できます。

「三益半導体工業」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)


自己資本比率は上昇中

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「三益半導体工業」の自己資本比率は70%程度です。

有利子負債もゼロと無借金企業です。
財務は盤石と言えます。

「三益半導体工業」の配当金(高いほど良い)


配当は連続増配です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「三益半導体工業」は10年もの間、増配 or 配当維持をしていますです。
特にここ数年は1円単位ですが増配を続けています。

2022年は1株38円と5円の増配が予想されています。
業績の好調さが伺えます。

「三益半導体工業」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は25%目安

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「三益半導体工業」の配当性向は近年は25%が目安のようです。

配当性向としては低めの水準で増配余力も残っています。
減配リスクは低いと言えます。

「三益半導体工業」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは安定的にプラスです。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「三益半導体工業」の営業CFはプラスで推移しています
特に2019年からは200億円と大幅にプラスになっています。

素晴らしいですね。事業は順調と言えそうです。

「三益半導体工業」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?) 


現金は200億円を上限に押さえていますね。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「三益半導体工業」の現金は100〜200億円あたり推移をしています。

事業で生み出された現金は、事業や設備投資に積極的に使われており、現金としてはそこまで積まない方針のようです。

精密な技術力が必要な事業で、設備投資に多額のお金がかかるようです。

「三益半導体工業」の配当金の支払い額(今後も維持できるか?)

「三益半導体工業」の配当金の支払い推移はどうでしょうか?


10億を突破!いまも上昇中です。

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「三益半導体工業」の配当総額は上昇中です。
連続で増配をしており、自社株買いもあまりないので配当総額は右肩あがりです。

業績的にみて減配は少ないでしょう。
株主還元の額も毎年増えていますね。

「三益半導体工業」の当期純利益は上昇中か?


50億の壁に到達見込み

「三益半導体工業」の当期純利益は常に成長しています。
この企業の素晴らしい所はここですね。

常に利益が成長しています。
コロナショックでも減益になっていないところにビジネスモデルの強みを感じます。

事業の進捗からいくと今のところ懸念材料が少ない企業ですね。

【まとめ】「三益半導体工業」は安定配当が魅力の成熟企業


高配当株としては魅力的な銘柄です

三益半導体工業の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り1.4%
売上高横ばい
営業利益率10%
EPS(1株利益)上昇中
自己資本比率70%
1株配当連続増配
配当性向25%目安
営業キャッシュフロー問題なし
現金など問題なし
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、業績・財務がピカピカの企業です。

配当利回りが2.5%以上であればかなり欲しい企業ですね。
半導体テーマにも会いますし、優良銘柄だと言えます。

【チャートは?割安?】「三益半導体工業」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

2020年から株価があがっている

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。


【やや買い】上昇余地がどこまであるか

この記事の執筆時点(21/12/24)では株価は2,635円。

配当利回りが2.5%以上あれば心の支えにもなりますが、現在の利回りだとキャピタル狙いになる銘柄です。

半導体テーマ銘柄なのでPER的には株価はもう少しあがれるとは思いますが
上昇余地を考えるといまの株価での買い判断は難しいところではあります。

※投資は自己責任でお願いします。

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